Muranaga's Golf

46歳でゴルフを始めて10数年。シニアゴルファーが上達をめざして苦労する日々をつづります

OB 6発!タフなコースで「100叩き」(裾野CC Gold Tee)

ゴルフスクール仲間のホームコース、裾野カンツリー倶楽部へ。ここはタフなコースで必ず大叩きする。しかもメンバーと一緒なので、6,487ヤードと距離の長いレギュラーティー(Gold Tee)からまわることに(コースレート:70.4、スロープレーティング:125)。「100切り」を目標に臨んだが、結果は OB を 6発!も叩いてしまう。IN:55(17パット)、OUT:51(19パット)、106(36パット) というスコアで攻略することができなかった。終盤 OUT 8番 170Y 強のショートホールでは、ダフって OB 2連発、6オン 3パット…。46-47 のペースで粘っていたのが一気に崩れての 51(ため息…)。

f:id:muranaga:20190502093050j:plain

一方、スクール仲間の陽気な先輩おじさんたちは、キャディーさん相手に軽妙なダジャレを飛ばしながら、それぞれ 92、94。ハンディキャップの差以上に、実力差が明確だった。しかも全員、同じゴルフスクールのコーチに鍛えられているせいか、非常にテンポがいい。距離計などを使う暇なく、自分の番が回ってくる。パッティングもさっとラインを読んだらすぐに構えて打つ。「あぁ、これくらいテンポよく、しかも和やかに回るのは気持ちいいなぁ」と改めて感じたラウンドでもあった。スクール仲間である会員のご夫婦は、毎月、月例にも出ておられるようだが、そこでも軽口を飛ばしておられるのだろうか。

f:id:muranaga:20190428090151j:plain
10番ロングホール

天気にもパートナーにも恵まれたラウンドでの「100叩き」は、ちょっと悲しい。ただ OB が多くて、ショット自体は悪くはなかったと思う。このところのラウンドでは、ナイスショットも出るが、大きなミスショットも出るという傾向は変わらない。今回は 6発の OB をはじめとするミスショットが「100叩き」の要因であり、その点を中心に反省しておきたい。

  • 11番ミドル:ドライバーが右にプッシュスライスして OB。このところドライバーが捉まらないが、それがそのまま出た。
  • 12番ショート:7I でボールの頭を叩いて、谷を越えられず OB。力が入った。打ち直しの第3打は 7I でピンまで 3m。惜しくもボギーパットを外した。
  • 18番ロング:左足下がりの斜面、8I がシャンクして右への OB。バックスイングをアウトサイドに上げたのが影響。
  • 2番 S字ロング:右斜面からの第2打、4U が引っかかって左への OB。つま先上がりの斜面からなのだから、右へのライン出しを行う意識が必要だった。ダボ。
  • 8番ショート:172ヤードアゲンスト。3U をダフって左への OB。打ち直しも同じタイミングで引っかけての OB。

第2打、第3打からの OB は、斜面・ライを気をつけて方向性をもっと意識することで、防げたのではないかと思う。それにしても 6発の OB は記録的である。ドライバーがほぼ右へプッシュ、ほとんどフェアウェイキープできなかったことも(フェアウェイキープ率 7%)、さすがに最近の記憶にない。

OB に代表されるミスショットもそうだが、実はグリーン周りのアプローチが寄らないことこそが、スコアにつながらない大きな要因である。正直、去年と比べてアプローチは下手になった。トップすることが多く、ピンをオーバーすることが多い。短いアプローチは、逆にきちんと打ち切れずにショートする場合も。すっかり自信喪失の状態である。というか、アプローチを打つのが怖い。「またミスをするのでは?」という恐怖感があり、平静な気持ちで打てていない。技術的な問題もそうだが、メンタルにも課題がある。実はショットよりも、ショートゲームの方が深刻である。

f:id:muranaga:20190428104947j:plain
17番ショートホール

100 を叩きながらも、特徴的な裾野カンツリーのホールをうまく攻略できたところもある。

  • 14番池のあるミドル:第2打を池の右に刻み、そこから 65Y のアプローチで攻略。ボギー。
  • 17番美しいショートホール:152Y を 7I でワンオン。パー。
  • 4番ショートホール: 173Y を 4U でワンオン。パー。
  • 6番ミドル:U3 でティーショットを刻み、残り 140Y を 8I でパーオン。パー。

OB があったものの、140-180Y を U3-U4、7I-8I でグリーンオンする場合もあり、ショットの方向性はよくなっている。ウッド系だとオーバーする場合が多く、縦の距離感はもっと学ばないといけない。フロントエッジまでの距離を意識し、グリーンに直接ヒットさせずに手前から乗せることも考えていくべきだろう。その際、グリーンの手前に残ることも多いだろうから、グリーン周りからの寄せが大きなテーマになる。不調でメンタルもやられている気がするが、そんなことは言ってられない。もっとアプローチの練習をしなければならない。

事情通のメンバーによると、裾野カンツリーは、経営母体が変遷している。最近リソルグループから佐川急便のグループに変わったとのこと。リソルグループになった時には、キャディーを廃止するというような話もあったり(コース側が反対して取りやめに)、コースのメンテナンスや改修にお金をかけられなかったりしたが、佐川急便になってからは、カート道路の改修が始まったり、芝のメンテもよくなったりしているそうだ。レストランの食事をもっと改善してほしいとも言っていた。「そのうちクロネコヤマトの宅急便では、ゴルフバッグが送れなくなったりするかもね?」などという冗談もあった。

以前来た時もそうだったが、裾野カンツリーは地元の高校を卒業したばかりの女性を、レストランのスタッフやキャディーさんとして雇用している。ここのキャディーさんはカートに乗らず、元気に走りまわっているのが印象的だ。今日のラウンドでも、ベテランのキャディーさんが、新入の見習いキャディーさんの OJT (On-the-Job Training)を行っていた。自分のメモを見ながら、コース説明をする姿が初々しかった。裾野の難しいグリーンを読めるようになるまでには、まだまだ時間がかかりそうだ。


DateCourse (rate)YardParScoreShotShortG / PT / GBPSituation
2019.4.28裾野CC IN→OUT (70.4/125)6487721065551494936088.6ft、晴れ、弱風

  1. スコア:98、パット:36(2.0)
  2. ショット:43、ショートゲーム:53、ペナルティ:2
  3. パーオン率:16.7%(3 ホール)、ボギーオン率:27.8%(5 ホール)
  4. バーディ率:0%(0 ホール)、パー率:16.7%(3 ホール)、ボギー率:27.8%(5 ホール)
  5. ダブルボギー率:33.3%、トリプルボギー以上率:22.2%
  6. フェアウェイキープ率:7.1%、OB 発生率:27.8%、ペナルティ率:0%、ガードバンカー率:0%

連休2日目の日曜日、晴天だったせいか、東名高速は渋滞。新東名の伊勢原 JCT ができたことにより、下りは横浜青葉から秦野中井まで渋滞が続くようになった。朝の 5:30 過ぎに出たものの 2時間半かかって 8時過ぎに裾野カンツリーに到着。一方、帰りは都夫良野トンネルでの事故渋滞。帰りも 2時間半かかって18時半に帰宅。

ゴルフ ラウンド記

ラウンド後の練習で、ミスショットの要因を探る

神がかったようなナイスショットが続いて、スタートホールから3ホール続けて、パーオン・2パットのパーを獲った今日のラウンド。しかし途中から、シャンク、プッシュアウト・スライスといった大きなミスが出て、スコアを崩してしまった。ドライバーもつかまりが悪く、ドロー回転がかかっていなかった。

悔しい。ミスの原因がわからないのもモヤモヤする。家での夕食もそこそこに練習場に向かい、ミスショットの要因を探った。ラウンド後に練習に行くのは、僕にしてはかなり珍しいことである。

f:id:muranaga:20190420202303j:plain

ナイスショットとミスショット(特にシャンク)の差が大きいのが、最近の傾向である。150Y 以上手前からグリーンに乗せられることもあれば、シャンクして OB することもある。アーリーリリースを抑えるのと、腰の回転とのタイミングがうまく合うといい当たりが出るのだが、少しでもタイミングがずれるとシャンクやプッシュアウトになる。フェースが開いたまま当たっているのだろう。

バックスイングのテンポを変えてみる、ボールの位置を変えてみる、リリースのタイミングを変えてみる…。いろいろ「遊んで」みて、さまざまな「調整」を試みた結果、やはりインパクトの時にヘッドが戻り切っていないことが、根本的な原因だと感じた。そしてヘッドをきちんと戻すには、もっとゆったりバックスイングすべきだと気づいた。バックスイングのテンポが速いと、それに合わせてダウンスイングも速くなる。またバックスイングでの上体の捻転が浅くなり、切り返しの間(ま)ができない。ダウンスイングのタイミングも早まっているため、ヘッドが戻ってくる時間がなくなり、クラブが振り遅れる。そのため腕を使って、インパクトに間に合わせようとしてしまっている。これだとプッシュアウトのようなミスショットになり易い。

ゆっくり、かつ、しっかりバックスイングすることで、上半身と下半身の捻転差を作る。切り返し以降のダウンスイングを急がないことで、インパクトまでにヘッドを戻す時間ができる。切り返し後の腰の回転に、肩の回転と腕がついてくる。そして下半身・骨盤の回転を、上体・肩の回転が追い越していく。それにより、ちゃんとつかまったドロー回転のボールが打てる。

こうするといいのではないか、という現時点でのコツをメモしておこう(例によって、単なる自分の「気のせい」かもしれないが):

  • ゆっくり、しっかりバックスイングする
  • 左腰から切り返して、回転し続ける
  • グリップを緩く握り、インパクト後にヘッドを走らせるイメージで、軽く振る
  • アドレス時にソールするヘッドの位置は真ん中。ソールを少し浮かせて、ハンドファーストに構える
  • ボールの位置はヘッドより左側(アイアンで 0.5個、UT で 1個、FW で 1.5個)

上半身と下半身の捻転差をほどく筋力が十分にあれば、バックスイングのスピードを上げたり、切り返しのタイミングを多少早くしたり、ダウンスイング以降の腰の回転を速くしたりしても、上半身・肩・腕がちゃんとついてくるのだろう。腰の回転スピードの向上が、ヘッドスピードの向上につながるので、本来、腰は素早く回転させたいのだが、そこに上半身と肩の回転が伴わないと、単なる振り遅れになる。自分の筋力に合った回転スピード、それに合った切り返しのタイミングが重要となる。

muranaga-golf.hatenablog.com

muranaga-golf.hatenablog.com

朝一番の調子はどこへやら、後半大叩きするも、前半の貯金が効いて何とか「100切り」(南総CC 東コース Blue Tee)

ゴルフのライバルのホームコース、南総カントリークラブの東コースに再び挑戦する。朝 8時の OUT スタート。神がかったようなショットが連続して、何と 3連続でパーオン・2パットのパー。その後もボギーペースで来たものの最後の 9番ロングホールの第 3打がシャンクしてペナルティー。44(17パット)という折り返しとなる。

後半 IN は、今度は 3連続ダボのスタート。その後、ボギーペースに戻すも、16番ロングホールで左足下がりのライから、トップ気味に打とうとして、ボールの頭を叩くミスを連発。最後は OB まで飛び出し、10 打(ダブルパー)も叩いてしまう。続く 17番ショートホールもダブルパー、結局 54(19パット)と叩いてしまい、98(36パット)。前半の貯金が効いて、何とか「100切り」と、不満の残る結果になってしまった。

南総カントリー東コースは、なかなか難しく、満足の行く結果を残せていない。一つ一つのショットの戦略性と、ミスショットを少なくすることが求められる。ミスしても次のショットに集中するメンタリティー。どうしたら身につけられるものなのか。

不満の残るスコアではあったものの、朝一番の 3連続パーオン・2パットのパーは嬉しい。「神がかった」と称したが、ある意味、自分にもこういうことができるというポテンシャル・潜在力があることを示したとは言えないか?スイング自体は確実に進化している。そう信じたい。

f:id:muranaga:20190420171333j:plain


DateCourse (rate)YardParScoreShotShortG / PT / GBPSituation
2019.4.20南総CC OUT→IN (69.8/123)640272984454435336328.6ft、晴れ、弱風

  1. スコア:98、パット:36(2.0)
  2. ショット:43、ショートゲーム:53、ペナルティ:2
  3. パーオン率:27.8%(5 ホール)、ボギーオン率:33.3%(6 ホール)
  4. バーディ率:0%(0 ホール)、パー率:33.3%(6 ホール)、ボギー率:16.7%(3 ホール)
  5. ダブルボギー率:33.3%、トリプルボギー以上率:16.7%
  6. フェアウェイキープ率:42.9%、OB 発生率:5.6%、ペナルティ率:5.6%、ガードバンカー率:16.7%

スイングは進化しているとは言え、ここのところ、いいショットとミスショットの差が激しい。特にミスショットはシャンクやプッシュアウト・スライスで、それが OB・ペナルティーと大叩きにつながっている。さらに悪いことに、アプローチが以前よりも全然寄らない。トップしてオーバーするなどのミスが多い。

よいショットの時は、きちんと左に回転して、球をトップ気味にインパクトできている。しかし一方でシャンクも出る。おそらくシャンクが出るのは、リリースのタイミングを遅らせようとしているため、フェースが開いたままインパクトしてしまうせいではないだろうか?きちんと腰がターンできていれば、スクエアに当たるのだが、腰のターンのタイミングが遅れると、シャンクしたりプッシュ・スライスになったりする。腕のリリースと腰のターンのタイミングのズレが、ミスショットになっていると思う。このタイミングがドンピシャで合うと、よいショットとなる。ほんのわずかなタイミングの差が、ナイスショットとミスショットの分かれ道になっている気がする。

最近はダフるミスが少なくなり、また残り 170-190 ヤードでもユーティリティーで、グリーンヒットするようになりつつある。残念ながらグリーン上に止められず、グリーンオーバーする場合が多いものの、長いミドルホールでも戦えそうな気がしている。シャンクなどの大きなミスがでないよう、さらにショットの練習を重ねたい。

一方、アプローチについては、インパクトに対して「きちんと当てよう」と少し神経質になっている気がする。以前は手前からソールを滑らせることで、多少いい加減な気持ちでも、まぁまぁ寄っていたのだが、より正確な距離感を出そうとする気持ちが強過ぎて、かえってアプローチのミスが多くなっている。この辺りも、もう少し気楽に打てるように練習を行いたい。

ゴルフ ラウンド記

muranaga-golf.hatenablog.com

トップするつもりで打て?タイミングの世界へようこそ?練習中に遊べ?ゴルフのレッスンが何だか感覚的で難しい領域に入ってきた

右ベタ足により体を開かずに、そして上体を突っ込まずにヘッド・ビハインド・ザ・ボールで、スイングできるようになってきたようである。コーチから「(外枠の)フォームはいい。それよりもむしろ(内側の)感覚を整えろ」と言われている。そして「(難しい)タイミングの世界にようこそ」とか「いろいろ『遊んでみる』こと。その中で自分に合ったものを見つけ出せ」とも言われている。コーチから与えられたスイング修正のテーマを、機械的(メカニカル)にこなしていくのとは違って、自分の感性重視。ゴルフのレッスンも何だか難しい領域に入ってきたなと思う。

最近のコーチからのアドバイスをまとめると、以下の通り:

  1. 切り返しの位置から、頭の位置を動かさずにダウンスイングする。
  2. 切り返しで踏み込むイメージ(いったん止まるイメージ)をやめて、動き続ける。
  3. インパクトからフォローにかけて、ヘッドが走ることを意識する。
  4. フィニッシュで完全に回転する。右ベタ足にしなくてよい。

これを自分なりに解釈すると、こうなる:

  1. 上体から突っ込まず、体を開かずにダウンスイングする。三觜理論による肩と胸郭の分離。右の側屈が入る。
  2. 下半身・左腰を意識した切り返しで、回転し続けることにより、上体でボールを叩きに行くことを防ぐ。
  3. アーリーリリースしない。インパクトでリリースする。
  4. しっかり左足に体重移動する。

もうベタ足は卒業してよさそうだが、ベタ足と組み合わせながら練習している。ベタ足にすることで、ダウンスイングでの体の開きと、インパクトでの上下動を抑制する。逆にベタ足をやめることで、左足に体重を乗せ、インパクトでボールに力を伝えることができるようになる。

切り返しで止まらずに回転し続けようとすると、自然とバックスイングのテンポが速くなる。ゆったりバックスイングすると、頭の中で考える時間ができ、ともすれば切り返しでボールを叩きに行ってしまうが、速くバックスイングすると「反射的に」切り返すため、叩きに行く意識と動きが抑えられる気がする。コーチによると「ヘッドを戻せるなら、バックスイングを速くするのもあり。タイミングは人それぞれ。さまざまなタイミングで『遊んで』みて、自分に合ったテンポを探すとよい」とのこと。インパクトでのミート率が落ちなければ、バックスイングを速くしてみるのもよさそうだ。

そしてここに「トップするように打つインパクトを覚える」というテーマが加わろうとしている。実をいうと、僕のコーチは「ダウンブローに打て」とは決して言わない。ダウンブローという言葉には「上から打ち込む」という間違ったイメージがあるからだろう。その代わりに「トップするように打て」と言っている気がする。

では「トップするように」とはどういうことか?僕はこれを「スイングの最下点がボールの先(飛球線方向、左側)」にするためのイメージだと考えている。あえて「ダウンブロー」「最下点がボールの先」というイメージは持たない。「トップするように打つ」ことと、「インパクトからフォローにかけてリリースする」こと、「左に回転し続ける」ことを併せて考えると、結果的に「ハンドファーストインパクトを身につけよ」という教えになるのではないか、というのが僕なりの解釈である。クラブ・ヘッドの重みでアーリーリリースすると、ダフってしまう。そうではなく、インパクト後にリリースするイメージで、トップするようにスイングすることで、アーリーリリースを抑える。これが結果的に「ハンドファーストインパクト」で、かつ左に回転して体重移動することに寄り、「最下点がボールの先(左)」になるようなスイングになっていくのではあるまいか。

トップするように打つために、試行錯誤している。いろいろなやり方を試しながら(「遊びながら」)練習するうちに「ちょっと掴みかけたかな?」と思ったのは、地面からほんの少しだけソールを浮かせて構えるアドレスである。このアドレスから、上から打ち込む意識は持たずに、通常のスイングをすると、自然とトップ気味に当たる。この時おそらくボールよりも先(飛球線方向、左側)に最下点が来るようなスイング・アークになっている気がする。しかも少しロフトが立ってインパクトするので、アイアンの飛距離も若干伸びる(ような気がする)。単なる思い込み・大いなる誤解かもしれないが、もしかしたら、ハンドファーストインパクトに近づいているのではないだろうか?

地面にあるボールを打つアイアン、ユーティリティ、フェアウェイウッドまでは、この少しソールを浮かせる打ち方が通用しそうである。しかしシャフトが長く、ティーアップして打つドライバーはまた事情が別だ。ボールの位置、ソールを浮かすかどうか。試行錯誤を続けている。

そして欲を言うならば、ここに「スピネーション」、左前腕の外旋を付け加えたい。今の僕のリリース動作では、左手甲側に手首が折れる「フリップ」が入っている。左手主導のスピネーション・外旋で、よりボールを押し込むように打てるような気がする。

muranaga-golf.hatenablog.com

muranaga-golf.hatenablog.com

muranaga-golf.hatenablog.com

muranaga-golf.hatenablog.com

シャンクとペナルティー連発、リカバリーができずにまたしても「100叩き」(入間CC BG)

ホームコースに会社の上司や同僚を迎えてのラウンドは、シャンク5回、ペナルティー4回(うち OB 1回)、3パット6回。ミスショットが多く、またしても「100叩き」。なかなか成長しない。連続の「100叩き」で JGA ハンディキャップは 20.2 と、再び 20 台に逆戻り(5ヶ月ぶり)。残念だ。

f:id:muranaga:20190413144639j:plain

f:id:muranaga:20190413144622j:plain

今回、シャンクという思わぬミスに見舞われて動揺したことが、スコアメイクできなかった大きな要因である。PW や 9I でグリーンを狙うところでシャンクが出ると、精神的な痛手が大きい。シャンクのあと残った距離のアプローチをグリーンに乗せ、さらに 2パットで上がらないとボギーにまとめられない訳だが、思わぬミスを引きずってしまい、リカバリーショットを平静な気持ちで打つことができず、アプローチも寄らず、パッティングも入らずと、スコアを崩した。午前 IN はそれでも 48(18パット)と粘ったが、午後最初の 1番ロングホールで 11打も叩いてしまう。フェアウェイからの第2打 5W がシャンクして OB となり、ここから打ち直しもミス、さらにグリーン周りのアプローチもミス、3パット…。この時点で、あとはボギーペースだとしてもハーフ 50。その後は何とか我慢のゴルフを展開したものの、最終 9番でグリーンを狙う第3打がグリーン右へのペナルティとなり、52(20パット)と叩いてしまった。

ミスショットの後、心の平静さを保てない。リカバリーできずにミスを繰り返す。このネガティブなサイクルを断ち切ることが、今の僕に求められている。中部銀次郎の珠玉の言葉を噛み締めつつ、自分なりに心の平静さを保つ術を身につけていく必要がある。

「ミスショットを許す」のが大切だと頭では理解しているものの、シャンク連発はさすがにキツイ。そもそもなぜシャンクしたのかを考えると、結局、これはボールを叩きに行くといういつもの癖が出ていたり、手で打ちに行ってフェースが開いたまま当たったりしていた可能性が高い。この辺りは、練習場で気をつけていることを、ラウンド中も随時思い出して、常に留意していくことが必要だろうと思う。

ミスショットのことに焦点を置いて反省したが、実はショット自体はそんなに悪くはなかった。ドライバーは右に行き気味だったが当たって距離は出ていた。距離のある 3番、4番でも第2打を U3 や U4 でグリーンヒット、奥まで転がってしまったが方向性は出ていた。ダフるミスもかなり少なかった。OUT 1番の大叩きを除けば、90台のゴルフは展開できていたと思うので、このショックを大きく引きずることなく、次のラウンドに臨みたい。

坂戸駅で 5時から飲み会、7:30 まで飲んで 9:00 までカラオケ。反省もそこそこに、元気なおじさんたちの夜は更けていったのだった…。

f:id:muranaga:20190416000427j:plain


DateCourse (rate)YardParScoreShotShortG / PT / GBPSituation
2019.4.13入間CC IN→OUT(BG) (68.5/120)59737210048523957382410.3ft、晴れ、風

  1. スコア:100、パット:38(2.11)
  2. ショット:39、ショートゲーム:57、ペナルティ:4
  3. パーオン率:22.2%(4 ホール)、ボギーオン率:38.9%(7ホール)
  4. バーディ率:0%(0 ホール)、パー率:16.7%(3 ホール)、ボギー率:44.4%(8 ホール)
  5. ダブルボギー率:22.2%、トリプルボギー以上率:16.7%
  6. フェアウェイキープ率:78.6%、OB 発生率:5.6%、ペナルティ率:16.7%、ガードバンカー率:11.1%

ゴルフ ラウンド記

muranaga-golf.hatenablog.com

居酒屋 うかい

食べログ 居酒屋 うかい

中部銀次郎の珠玉の言葉たち

昨日の惨敗は、ミスショットの連続、大叩きの連続から、ネガティブになっていたメンタルが大きな要因であることは言うまでもない。

中部銀次郎の著書について 7年ほど前に一度まとめているが、今一度、その珠玉の言葉を噛みしめよう。

著書『わかったと思うな』の最終章より:

  • ナイスショットは、心が平静なときに出る。何のこだわりもない、不安や欲や虚栄の一切ない、心が無の状態。そのときにこそナイスショットが出る。
  • ショットのたびに、平静でいられる術を持っているゴルファーほどナイスショットが出るし、いいスコアで上がれる。
  • これまで触れてきたことは、この平静な心を持つことであり、謙虚さを持つことであり、虚栄心を捨て、確率の高いゴルフを展開し、実力どおりに、執着心を持って我慢のゴルフを行えば、練習場で大量のボールを打ち込まなくとも、誰でもうまくなれる
  • いくらボールを正確に打てる技術を身につけていても、ラウンド中の状況の変化やそれに応じたい心の揺れ動きによって、ミスショットはいくらでも出る。そしてその心の揺れ動きこそ曲者で、これをコントロール術を持っている人がやはり試合では上位にいるという現実。
  • だから心の鍛錬。これに尽きる。

著書『もっと深く、もっと楽しく。』より:

  • ほどほどボールを打てる基礎的な技術を身につけているゴルファーであれば、ゲームの設計次第で目覚ましいスコアを実現することが可能だ
  • もし、いいスコアでラウンドしたいと思い、自分のベストスコアを更新できたときが一番嬉しいとするなら、自分を知り、自分のショット力を基に、徹底的に確率を重視したゴルフを自分に課す
  • ゴルフというゲームは、ボールを打つ技術によって決まるものではない。ゲームに対する執着によって、彼我の差が生じていく
  • 自分の技術の範囲で、自分の持てる力を最大限に引き出す方法を考える。結局、行き着くところは心の問題になる
  • ゴルフについて言葉で語れるのは、ゲームについての考え方の領分だけである
  • いかなる局面でも自分を支えてくれる心の余裕は、最終的には自分が積んだ練習の量から生まれてくる
  • 難しいショットを避け、安全なところへボールを出して、次のショットを確実に処理するほうが、結果的には最善である
  • ゴルフはミスのゲームである。ミスが必ず発生することを前提に、ゲームプランを組み立てなければ嘘である

著書『ゴルフの神髄 新編 もっと深く、もっと楽しく』より:

  • 目の前にあるボールをどこへ打つべきか、そのことだけに専念することが大崩れを防ぐ
  • 自分を知り、自分のショット力をもとに、徹底的に確率を重視したゴルフを自分に課す
    • 7I、シングルでも半分以上は芯に当たらない。目論見通りの距離が打てるのは十のうち一か二。スクラッチプレーヤーでも三から四、グリーンに乗せられるのは半分くらい。
  • ボールを打つ技術ではない、ゲームに対する執着心で差が生じる
    • ラウンド中 1ストロークといえでも投げやりには扱わない。それが自分の実力に対する誠実さ。
    • ゲームに対する執着には、局面によって一歩を退くという勇気までが含まれる。
  • 賭けに出るよりもゴルフに対する自分の姿勢を崩さないことが大事だ
  • 結果だけを重視して意図を問わない態度をとるかぎり、上達はとうてい望めない
    • 意図があるから反省があり、反省することによってゴルファーは過去に学んでいける。
  • 距離は自分で目測する。それが鉄則である
    • 絶対に距離を少なめに見ること。ショートするミスは微罪だが、オーバーは大罪だからである。
  • 自分の技術は自分の感覚で築くしかないと自覚することが、上達にいたる最大の秘訣
    • レッスン用教材は有効ではない。他人の意見に耳を貸さなくてよいということではないが、ゴルフの技術論は途方もなく難しい。人の感覚が介在する以上、伝達するのはきわめて難しい。
  • 技ではなく心の問題に帰着する
    • いつか自分のゴルフが乱高下しなくなっていることに、ふと気づく。そしてハンディキャップは飛躍的に縮まり始める。
  • どんな相手と一緒にラウンドしようと、心を乱されず平静にプレーできるようにする必要がある
    • 他人のプレーに一日のゴルフを台なしにされるなんて、つまらない。
  • ゴルファーの数だけ「正しい」スイングはある
    • 技術論はまず口にしない。仮にしたとしても自分はこういうふうにしていると述べているだけであり、自分と同じようにしろとは言わない。
    • ゴルフについて言葉で語れるのは、ゲームについての考え方の領分だけ。
  • いかなる局面でも自分を支えてくれる心の余裕は、自分が積んだ練習量から生まれてくる
    • だからこそアプローチの練習をしなければならない。
  • 自分のショットの確率がどれほどのものであるかを知ることは、ゴルフを続けるうえで必須
    • グリーンを狙う、ピンのそばに寄せたいと思う。この瞬間、もうミスは生じている。
    • 自分自身の力以上の結果を望む欲望が、気持ちの上で自分を縛ってしまう。
    • 自分のショットの精度が年間を通してどれほどのものか、知っておく必要がある。ナイスショットの確率がどれほどのものかを知って、次打に対するだけで馬鹿げたミスは未然に防げる。
  • 芝の上から思うような距離が出せないのは、ボールを正確に打てていない。地面の上にあるボールを打つ際には、円弧の最下点がボールの 2-3cm 先にくるようにクラブを振らなければならない。
    • アイアンのスイングはダウンブローではない。円弧の最下点は、地面を擦れば十分である。
  • プレッシャーに克つためには、練習から精神的な制約を自分に課す
    • 練習するにも単にボールを打つだけでは無意味、目標をきっちり定めて打たなくてはならない。
    • なぜミスが出たかを自分なりに分析する。精神的な制約を自分に課し、負けないようにする。
  • 自分の力を甘くなく辛くなく正確に把握する。そこからすべては始まる
    • ハンディ18なら90でラウンドすることが目標、ショットのつなぎがよければ 87-88 でまわれて上出来。こういうラウンドが10回に5-6回できれば、すでにハンディキャップも 14-15 の腕前になっている。ゴルフの上達とは、そういうことなのだ。
    • 調子がよくないときに、どうスコアを崩さないか。欲のかけらもない、自分の力以上のショットを夢想しない。許容量を大きくしておけば、ミスの確率は大幅に少なくなる。
  • あらゆるレベルのゴルファーにとって最も重要なショットはアプローチである
  • ミスを犯したら、何はともあれ深呼吸。その間にミスを犯した後の処理の方法が冷静に判断できる
  • 自分の真の力を知る
    • ゴルファーは100人中99人までが、自分の実力を過信している。あるいは錯覚している。
    • ハンディキャップ 18、7I で140ヤードが距離の目安と思っている。これは誤った判断・錯覚である。
    • 7I で30球打つ。ダフり・トップも交えると平均飛距離は 120ヤードのはず。30球のうち 20球は 130ヤードに達するかどうか。

muranaga-golf.hatenablog.com

muranaga-golf.hatenablog.com

メンタル脆すぎ!ミスショット連発で心が折れて、久しぶりの「100叩き」(入間CC BG)

気心の知れたゴルフ仲間と、ホームコースにて、春ゴルフ。桜を堪能できたのはよかったが、肝腎のゴルフの方はショットが不調でパーが取れない、ダボ・トリ連発の中、トラブルにも見舞われ、心が折れた。久しぶりの「100叩き」である。「もう 100 は叩かない」と秘かに誓っていたのに…。

f:id:muranaga:20190406094725j:plain

f:id:muranaga:20190406094758j:plain

f:id:muranaga:20190406094809j:plain

f:id:muranaga:20190406122517j:plain

f:id:muranaga:20190406122541j:plain

とにかくショットが当たらない。ドライバーはほとんど右に行くし、地面から打つショットはことごとくダフるか、真っ直ぐ飛ばない。最後の方は「当たってくれー」と祈るような気持ちでスイングする始末。アプローチも寄らない、バンカーに入る、パットも入らない(36パット)。

前半 IN は何とか 40台に収めたものの、後半 OUT は難しい 3番からのホールを、トリ(3パット)・ダボ(バンカー)・ダボ(ペナルティ)とする。そして最も難しい 6番ミドルで、ボールはフェアウェイバンカーの中に。しかもバンカーの端っこでテイクバックできるスペースがなく、さらに悪いことに動物が歩いた後のくぼみの中にボールはあって、目玉のような状態。最初は空振り、次は当たったが2mほど進んだだけで出ず、3打目は出たはいいが別のバンカーに、と完全にトラブってしまった。このホールで 9打を叩き、すっかり心が折れてしまった。続く 7番でもグリーンに乗せるショットをオーバー、アプローチも寄せられずのトリ。大叩きを繰り返してしまった。

ミスショットが続き、叩くホールが連続すると、意気消沈してどんどんネガティブな気持ちになっていく。「あー」と声を上げて天を仰ぐ回数も多くなる。同じパーティの人にも気を遣わせてしまう。どんな不調でも、前を向いて平静にプレイできるようなメンタルを持つ。目の前の一打への集中を失わない。これが最も大切なことだとわかっていても、いざミスショットが続くとなかなかできない。僕にとって最大の課題の一つである。

たとえば、今日一緒にまわった友人の上級者は、とにかくメンタルが凄い。常に平静で、ナイスショット・ミスショットにかかわらず、気持ちに浮き沈みがない。サイボーグのような鋼のメンタルというより、むしろ仏様のような心の持ち主。すべての状況を受け入れているかのようだ。

ミスが続いても、ミスを許容し、心が折れないゴルフ。目の前の一打に集中するゴルフ。大きな大きなテーマである。

この日のプレーでは、新調した花粉対策の眼鏡を導入した。ラウンド終了後、翌日にかけての症状の軽さを考えると、一定の効果はあったと言えそうだ。ただフードが少し顔に当たって、装着した時のしっくり感は今ひとつ。その上、この日のゴルフの不調を考えると、験が悪そうだ。スギ花粉も少なくなってきたようだし、次回は験担ぎで、フードなしでやってみよう。

いつものように小竹向原の住宅街にある蕎麦屋で反省会。次回のリベンジを誓う。

f:id:muranaga:20190409234606j:plain


DateCourse (rate)YardParScoreShotShortG / PT / GBPSituation
2019.4.6入間CC IN→OUT(BG) (68.5/120)5973721034954415936539.7ft、晴れ、風

  1. スコア:103、パット:36(2.0)
  2. ショット:41、ショートゲーム:59、ペナルティ:3
  3. パーオン率:5.6%(1 ホール)、ボギーオン率:38.9%(7ホール)
  4. バーディ率:0%(0 ホール)、パー率:11.1%(2 ホール)、ボギー率:38.9%(7 ホール)
  5. ダブルボギー率:27.8%、トリプルボギー以上率:22.2%
  6. フェアウェイキープ率:42.9%、OB 発生率:5.6%、ペナルティ率:5.6%、ガードバンカー率:27.8%

ゴルフ ラウンド記

muranaga.hatenablog.com

tabelog.com