Muranaga's Golf

46歳でゴルフを始めて10数年。シニアゴルファーが上達をめざして苦労する日々をつづります

ジェイコブス 3D ゴルフによる「うねりスイング」の科学的裏づけ

ジェイコブス 3D ゴルフ(Jacobs 3D Golf)を学ぶのは面白い。しかしそれを学んで得た知識は、自分のスイングの技量向上には何一つ貢献しない。素人なりにこの知識を上達に活かせないものか考えてはみたものの、

  • 偏重心のゴルフクラブが持つ本来の「右回り」の特性を活かすこと
  • ダウンスイングにおいてグリップエンド方向にクラブを引っ張ること

という知見が、自分の実際の身体の動き、スイングにどうつながるのか、今一つ実感が湧かない。

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Jacobs 3D のハブパス(『Elements of the Swing』より)

そんな中、MITSUHASHI TV で三觜プロとマツモト・タスク氏が、ジェイコブス 3D について説明する一連の映像が公開された。マツモト氏の『ゴルフの力学』に書かれていた内容が、映像と二人の解説により、非常にわかり易く紹介されている。そしてジェイコブス 3D によって明らかになったゴルフクラブの力学によって、三觜プロの「「うねりスイング」の教えが、どのように裏づけされているかがわかる。やはり映像の力は大きい。


一流プレーヤーはスイング中に何をしているのか?【日本上陸!Jacobs 3D②】

  • 偏重心のゴルフクラブは、引くことによって重心をコントロールする。
  • スイングは「振り上げて振り下ろす」のではなく「引いて引く」。
  • テイクバックで「引く」とはどういうことか?押す感覚かもしれないが、実際に計測すると引くエネルギーが働いている。
  • 「左ハンドル」のテイクバックは、グリップエンドを下げることによって、効率よくクラブヘッドを回転させて、トップの位置に持っていく。
  • 一方、テイクバックで「右ハンドル」してしまうと、グリップエンドを引けずに、腕でクラブヘッドを直線的に持ちあげる羽目になる。
  • 「左手を下げる」テイクバックにより、グリップエンドは下方向に引かれ、結果的にコックが入る。


アマチュアのミスショットはどうして起こるのか?【日本上陸!Jacobs 3D③】

  • 「右ハンドル」のテイクバックでは、グリップエンドは正面を向く。このグリップを切り返し以降、地面に向けて引くには、外からクラブを回転させるトルクをかける必要がある。
  • クラブの持っている力学特性に反したテイクバックが「右ハンドル」。辻褄を合わせる必要がある。効率が悪い。
  • クラブに与えるエネルギーは、2/3 が直線(フォース)、1/3 が回転(トルク)。フォースのほとんどはグリップエンド方向に引くこと。
  • グリップエンドを引けるような位置にグリップをキープすると、効率がよい。それが「左ハンドル」のテイクバック。
  • 「左ハンドル」のテイクバックで上がった位置から、グリップエンドを引くと、クラブの「右回り」特性によって、ヘッドは元の位置に戻ってくる。
  • マシュー・ウルフのように「左ハンドル」をやり過ぎると、グリップエンドは引けない。
    • マシュー・ウルフは切り返しで、クラブを後方に倒すことによってグリップを引ける方向に持ってきている。強靭なフィジカルで、クラブが行き過ぎるのをコントロールしている。
    • またクラブは直線的に上がっているので、改めてトルクをかける必要がある。
  • 「シャローアウト」「パッシブトルク」は、偏重心のゴルフクラブの特性。
    • グリップエンドを引けば、自然とシャローになる。そこに重力も加わるので「シャローアウト」は自然現象。
    • 自分でシャローになるよう、意図的にクラブを倒すと、グリップエンドが引けなくなる。
    • このように自分の感覚と、実際のエネルギーにはズレがある。
  • 効率的なクラブの動かし方は、再現性の高いスイングにつながる。


最新スイングではフェースターンをしない!?答えはすべてこの動画にあります【日本上陸!Jacobs3D④】

  • ダウンスイングで「タメを作る」:
    • ボールに向かっていくということは、グリップエンドを引くフォースよりも、シャフトを正面に向かって押すフォース(βフォース)の方が強くなる。そうすると、ゴルフクラブヘッドは後ろ方向に遅れて回転、さらに重力がかかってヘッドが落ちてきてしまう。
    • グリップを持って、ゴルフクラブに直線運動のエネルギーを与える(フォースを加える)と、ヘッドがついてこずに回転運動(ローテーション)が起こる。これによって自分の意識と、実際のクラブの動きにズレが生じる。
    • ボールに向かって直線的に当てに行こうとしても、クラブはその意図通りには動かない。
  • 「シャローアウト」:
    • ゴルフクラブの偏重心特性により、グリップエンド方向にクラブを引くことで自然に起こる。タメを作ろうとして、手が前に出る動きではそうならない。
    • グリップエンドを引き続ける訳だが、P6 の位置に来たら、ヘッドをボールに向かわせる必要がある。P6 からはβフォースをかけることになる。これが「リリース」とか「スピネーション」といわれる動き。
    • 左手はグリップエンドを引く(γフォース)ことで、円弧を大きくすることでインパクトゾーンを長くする。
    • 右手は引く方向・ベクトルの向きをコントロールする。そのためにβフォースをかけている。
    • βフォースをかけることにより、ヘッドが回転するのでそれを抑制するために、ヘッドが遅れないように、 αトルクをかけることになる。
  • 「フェース・ターン」:
    • クラブヘッドの重心は後ろ側にオフセットされているので、遠心力をかけると、ヘッドは自然と開くことになる(γローテーション)。
    • フェースが開かないようにカウンターを当てる必要があり、反対方向の γトルクをかけて、フェースを閉じる動きが入る。
    • 上手な人は、「右回り」の回転の中で腕を振ることで、自然に γトルクをかけている。
    • 「フェースを返していない」というプレーヤーは、自分が γトルクをかけていることに気づいていないだけ。
    • プレーヤーのグリップによって、γトルクの感覚に違いはあるかもしれないが、γトルクをかけない(フェースを閉じない)ということは、物理学的にはあり得ない。

ジェイコブス 3D のスタジオは、三觜ゴルフアカデミー内に設置されている。ジェイコブス 3D の計測により自分のスイングの実態が明らかになり、三觜プロがその人に合ったレッスンを提供すると言う、夢のようなコラボレーションが実現するという訳だ。これは、なかなか高額なレッスンになりそうである。

ゴルフの力学 サンエイ新書

ゴルフの力学 サンエイ新書

最後に、この映像でわかり易く紹介されていたジェイコブス 3D の解説書『ゴルフの力学』の要点を再度まとめておく。Jacobs 3D はプレーヤー視点でのグリップにかかる力(「フォース」「トルク」)、スイング中のグリップの軌跡(「ハブパス」という)を明らかにする。この本ではスイングのポイントを次のようにまとめている(P.122):

  1. 偏重心のゴルフクラブの右回り特性は基本:
    • 正しく扱えばシャローアウトする
  2. テークバック(P1-P4)の目的は効率的重心管理:
    • 不必要なローテーションのトルクによる相殺
  3. 切り返し(P4)は、それ以降のフォースのベクトル管理が主眼:
    • マッチアップが必要であればあるほど、エネルギー効率は低下
  4. ダウンスイング以降(P5-P7)は円運動と遠心力の源であるフォースの最大化がテーマ:
    • 主役はグリップエンド方向へ引き続けるγフォース
  5. インパクト(P6-P7)は莫大なGによりプレーヤーができることはほとんどない

フェースコントロールはすなわち重心のコントロールであり、重心が理想的な位置になるように、クラブをグリップエンド方向に引き続ける。つまり遠心力を生むために、グリップエンドを引き続ける γフォースが重要である。

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本番と練習の違い、シングルプレーヤーとの違いを再認識(入間CC Back)

大叩きのリベンジを期してのラウンドは、OUT:49(15パット)、IN:47(14パット)の 96(29パット)。入間カントリーのバックティー(Aグリーン)からとしては、まずまずの結果である。90台前半には届かず、つまらない 2発の OB が悔やまれるも、これが今の実力ということだ。

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ラウンドの途中から、同じハンディのライバルと、ストロークプレーとマッチプレーで勝負する流れになった。オールスクエア、1打僕がリードした状態で迎えた上がり 3ホールで勝負が決まる。

  • 16番 Par 3 195Y の打ち下ろし(実質 175Y):
    • 先に打ったライバルが見事ワンオン。それに対して僕は 3U を左に大きく引っかけてしまう。そこから 30ヤードほどをカップ下 3m に持ってくる。パーパットがわずかに外れるも、1m の下りのパットを沈めて何とかボギー。
    • ライバルはバーディパットを外すもパー。1ダウン、ストローク数でも並んだ。
  • 17番 Par 4 394Y:
    • 先に打ったライバルはドライバーを右に打ち出しワンペナとなり、ダボ。
    • 一方の僕はドライバーが会心の当たり。右ラフから 175ヤードを 3U でグリーン横に、そこから寄せて上り 1.5m のパットを沈めてのパー。
    • オールスクエアで、2打リード。
  • 18番 Par 5 576Y:
    • 僕のドライバーショットは右の林に行くも、木に当たってフェアウェイに戻ってきた。第2打 5W がよい当たり、残り 165ヤードのフォローの第3打。力まないことだけを考えて振り抜いた 6I がミートして、グリーンをヒット、エッジに残った。
    • ライバルは僕より前からの第3打だったが、左足下がりの難しいライとなり、グリーン右のバンカーに入れてしまった。ここから脱出に失敗してのトリ。
    • 気が楽になり、僕はエッジから 6m をパットで OK まで寄せてパー。
    • 結果 1アップ、ストロークでも 5打差をつけて勝つことができた。

上がり 3ホールを、何と 1オーバーで終えることができた。この 3ホールに限って言えば、シングルプレーヤー並みのプレーである。今日の最大の成果であった。特に最終ホール、165ヤードを 6I でほぼグリーンに乗せられたのは気持ちよかった。

ライバルとデッドヒートを繰り広げている間、一緒に回ったシングルプレーヤーは 41、40 の 81。ノーダボでラウンドを終え、「調子が戻ってきた」と満足そうであった。

そのシングルプレーヤーが、僕のスイングを見て、「ハンディ20の人のスイングとは思えない。教科書通りのスイング」と称す。褒めているようでいて、そうではない。そこには「そのスイングができて、なぜこのスコア?」という意味が含まれている。今回、彼との違い、さらに自分がコースでやらかしているエラーを改めて認識できたのも、成果である。

  • シングルプレーヤー:
    • 最大の違いは100ヤード以内を 3打で上がるかどうか。確実にグリーンに乗せ、2-3m 圏内に持ってくる。
    • グリーン周りからのアプローチ:確実に 1ピン以内、いや 1m 前後には寄せてくる。ショートゲームにおいて、つまらないミスをしない。

これに対して、僕はショートゲームでのつまらないミスが多過ぎる。50ヤードからのアプローチを外したり、グリーンが目の前にあるのにトップさせたりする。練習場ではこんなことがないのに…。おそらく、

  • 球の行方が気になり、ヘッドアップしている。
  • 斜面からのアプローチをベタ足で打つ際に、体の回転が使えず、手打ちになっている。

このことはショットにも当てはまる:

  • 斜面、特に左足上がりの斜面において、ベタ足で打つことが多いのだが、その時にどうしても腰の回転が不足する。そのため結果的に「手打ち」になったり、ボールが捉まらなかったり(下手をすると OB)する。
  • 素振りと違って、ボールを前にすると、切り返しで力んでいる。

本番と練習の違い、実際にボールを打つ時と素振りの違い。注意すべき点をできるだけ簡潔にまとめると:

  • アドレスで力まない。
  • 切り返しで力まない。そのために左わき腹の回転に意識を向ける。
  • ヘッドアップしない。インパクト後の球を目で追うように。

シングルプレーヤーを見ていて、安定のドライバーショット、セカンドショットはもちろんだが、ミスの後の守備的なマネジメントも参考になる。たとえば 9番 Par 5 で僕はティーイングショットを右のフェアウェイバンカーに入れてしまう。4U を使おうとした僕に「ユーティリティーだとフェースが開いて、右のペナルティに行く可能性がある。フェアウェイバンカーからはトップ気味に打つので、そういうミスが出る。アイアンで確実に出した方がいい。」とのアドバイス。それを受けての 6I がナイスショット。ボギーで上がることができた。

このようにミスをしたら、ボギー狙いのゴルフに切り替える。難しいホール、たとえば入間の 3番から 6番は「ボギーでよし」と考える。守備と攻撃のモード切替えが上手い、というか冷静である。百戦錬磨、いろんなミスをしてきた経験知であろう。

DateCourse (rate)YardParScoreShotShortG / PT / GBPSituation
2020.5.24入間CC Back OUT→IN(AG) (71.4/124)652772964947415329229ft、晴れ、強風

  1. スコア:96、パット:29(1.61)
  2. ショット:41、ショートゲーム:53、ペナルティ:2
  3. パーオン率:0%、ボギーオン率:50.0%
  4. バーディ率:0%、パー率:22.2%、ボギー率:38.9%
  5. ダブルボギー率:27.8%、トリプルボギー以上率:11.1%
  6. フェアウェイキープ率:50.0%、OB 発生率:11.1%、ペナルティ率:16.7%、ガードバンカー率:11.1%

そうそう、極端な左足下がり傾斜からのグリーンへのアプローチ、3回ほどあったが、どれも上手く寄せられた。パッティングでは 1m前後を外さず、1.5m-2.5m を決めること 5回、29パットも貢献した。

ゴルフ ラウンド記

シャローな入射角を実現する「G1 メソッド」の要点

流行りのシャローイングと呼ぶべきものなのかわからないが、シャローな入射角を実現する腕の動きを細かく示している、板橋繁プロ「G1 メソッド」の本『世界標準のスイングが身につく科学的ゴルフ上達法』ムック『科学的ゴルフ上達法 ビジュアル版』を、改めて読み直してみた。

「G1メソッド」の基本コンセプトは、シャローな入射角、「まーるく振る」手首を返さないスイングである。それを「裏面ダウン」「ハンマー投げ」「ノーリストターン」という言葉で表している。スイングのイメージを伝える文章を理解するのは、なかなか難しいが、動画を見ると、たとえば「裏面ダウン」というような言葉ほど極端なイメージではない印象を受ける。スイングのイメージを伝える言葉、そのポイントをまとめておく。

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アドレス・グリップ
  • ショートサムで柔らかく
  • スクエアグリップが基本
テイクバック:「ロングテイクアウェイ」「ゼロトップ」
  • 右足かかとを踏む → 背中と胸をねじる → 最後にグリップを動かす
  • ロングテイクアウェイ:
    • 低く、長く引く。
    • 両肘が両腰を指したまま同調して回転
    • 右隣の人と握手をするように
  • ゼロトップ:
    • トップの位置は意識しない。動きの流れを止めない。
    • 左腕が地面と平行になるポジション、を意識する。
    • そのポジションを過ぎると、クラブはヘッドの重みにより、右肩の上に勝手に倒れてくる。
切り返し:「ピボットイン」
  • Xファクター:上半身と下半身の捻転差
    • 胸が後方を向いている時に左足を踏み込むで X ファクターを生む。
    • X ファクターが 55-60度が合格
  • 下半身の動き:左足のかかとを踏み込みながら、右のお尻が沈み、右膝が「キックイン」
    • クラブが落下する瞬間に、右のお尻が真下に沈み込み、右足親指が地面にグッと押し込まれる
  • 「ピボットイン」:右足土踏まず-右股関節-胸骨が一直線 となった状態
  • ピボットインをキープしたまま、左足の踏み込みと右膝のキックインで、右腰を回し込む。
  • 切り返しを静かに行う。
    • クラブが自重で落下するスピードに合わせた、ゆっくりとした助走
ダウンスイング:「裏面ダウン」
  • 「裏面ダウン」:ヘッドの裏面で地面を叩くようにクラブを落下させる
    • 重心を真下に落とす:右肩の上にストンと落とす動き
  • 右腕:
    • 掌屈、前腕の回外、肘を寄せる内転
  • 頭上時計 4:30 のポジション:
    • グリップは胸側、ヘッドは背中側
  • シャフトを背中に巻き付ける
  • 下半身は瓦割りの動き
SR(Shallow & Round)ゾーン:「ハンマー投げ」「まーるく振る」
  • SR ゾーン:頭上時計で 4:30 から 7:00
    • 背中を 180度入れ替える。ターゲット方向からその逆方向へ
  • 体の回転を止めずに小さく回る
    • グリップが体の近くを通り、クルッと背中を入れかえる
    • 左手首とシャフトの角度をキープ
  • 左わき腹を切る、後ろ側に引く
    • 下半身の引き付け(両足で板を挟む感覚)、左足の内側がめくれない
    • 両足の真ん中で回る
  • 下半身の動きが常に先行する
    • 4:30 にクラブを落とす「裏面ダウン」の途中で、回転は始まっている
  • 膝を柔らかく使って、両股関節の切り上げ、切り下げ。肩と腰の捻転差を維持
SRゾーン:ノーリストターン
  • 右手は背屈したまま、常に左手の下にある
    • 腕は返さない
  • スイングレフト:グリップを左に動かす
    • 振るより抜く、目の前の障害物をすり抜ける
    • グリップを左腰の前へ
    • ノーリストターン
    • ハの字を描くように、鞘を残して刀を抜く感覚
    • クラブさばきで、グリップとヘッドの位置が入れ替わる
  • インパクト:
    • フェースは開いたままのイメージ、左脚のつま先の外側でスクエアになる感覚
    • ヒールから接地して、ボールをかっさらう
    • ボールを打つ意識をなくす
  • Y字インパク
    • 左足外側がスイングの出口、ヘッドスピード最大
    • 左手甲がフラット、左肩からクラブヘッドまで一直線
    • グリップと身体の距離が近い。回転力が増す。
インバランス・フィニッシュ
  • 招き猫のポーズで振り終える
    • 左手のひらと右手甲がターゲット方向
    • 左足の上でまっすぐ立つ。右足のつま先で地面を叩ける。
  • 左わき腹の引き、後ろに切ることで、左足の付け根で回転する
  • 左足の裏はめくれない:ヘッドスピード・回転力アップ
    • できれば背中が正面を向くまで回転できるとよい
ドリル、実践編

bluebacks.kodansha.co.jp

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ジェイコブス 3D ゴルフで、三觜喜一プロのスイングを分析すると…?

「うねりスイング」の三觜喜一プロ、常盤仁トレーナー、「ジェイコブス3Dゴルフ(Jacobs 3D Golf)」のアンバサダーであるマツモト・タスク(松本協)氏。この3人による「勉強会」の様子を映した一連の「MITSUHASHI TV」の動画は、一見の価値がある。

常盤トレーナーは、三觜プロの最初の著書『ゴルフは直線運動で上手くなる!』に登場したフィットネス・トレーナー。森守洋プロとも親交が深く、YouTube「森守洋の Golf TV」では、ゴルファーのコンディションを整える「常盤体操」を紹介している。マツモト・タスク氏は、 ジェイコブス 3D ゴルフ(Jacobs 3D Golf)の入門書『ゴルフの力学』を書いている。

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もともと体が硬い三觜プロ。常盤トレーナーの助けで、胸骨を上げることにより、肩が上がるようになった。そうすると普段できなかった、深いバックスイングができるようになって喜んでいる。


ここまで変わるの!!!コンディショニングの重要性に目覚めよう!

そこにマツモト・タスク氏が登場して、三觜プロのスイングに解説を付け加える。


この動画では現代ゴルフで一番重要だとされることが語られています

  • 切り返しでは、飛球線方向とは反対の αフォースと、グリップを引く γフォースが働くことで、より大きなアークのスイングが可能になる。
  • 三觜プロ曰く、一般アマチュアはトレーニングもコンディショニングもしておらず、運動する身体ではない。しかしそれでも、正しい「クラブの挙動」を教えることで「片手シングル」までは行ける。
  • さらにそれ以上の技術向上には、常盤トレーナーのようなコンディショニングや、Jacobs 3D で解明されたフォースの使い方を、三位一体で教えていく必要がある。


クラブの力学(ジェイコブス3D)から考察する「飛距離のポテンシャル」の正体

  • 三觜プロのスイングを Jacobs 3D で解析すると、ハーフウェイダウン P5、P6 のポジションから、グリップが引かれて大きなエネルギーを出している。
    • その引く力(γフォース)は米国PGA のプロ並み。
  • しかし切り返し P4 においては少し緩んで、飛球線と反対方向に力(αフォース)を出せていない。P4-P5 の位置から力を出せると、さらに 20-30ヤード飛距離が伸びる。
  • 三觜プロの昔話:スコアメイクのために、コンパクトなトップの「ショートアーム」のバックスイングを試合では行っていた。
    • 左手が地面と平行、P3 / P5 くらいの位置がトップ。ここからであれば、いくらでも振れる。
    • 飛距離は半番手から一番手落ちるが、ミート率が上がり、ラインが出せる。
    • 飛距離が落ちる分は、番手を上げることで対応
  • そういう三觜プロのスイングは、ダウンスイングからインパクトにかけて、グリップを引く γフォースが大きく働いている
    • 引けば引くほど、スイングアークの曲率半径が大きくなり、長いインパクトゾーンが作れる。
  • ただし「ショートアーム」のバックスイングは体への負担が大きい。ジョン・ラームのスイングもそう。
  • 切り返しはもっと腕を上げる方が、フォースを出せる。
  • しかし日本の女子プロのように腕を伸ばして「ロングアーム」で高い位置から振るのも、体への負担が大きい。

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Jacobs 3D Golf による解析例(M. Jacobs『Elements of the Swing』より)

日米女子プロのフォースのかけ方の比較、身体への負担の違いについては、マツモト・タスク氏と三觜プロの対談でも語られている。これは雑誌 Golf Today に掲載された記事でもある:

golfsapuri.com muranaga-golf.hatenablog.com

一連の動画を見て、僕なりに思ったことは:

  • 三觜プロの「うねりスイング」がある程度できるようになれば、トレーニングをしなくても「片手シングル」は目指せる(らしい)
  • ジェイコブス 3D からアマチュアが学ぶべきは、グリップを自分の方向に引き続けること(γフォース)により、インパクトゾーンを長くすること
  • 切り返しで飛球線と反対方向に力(αフォース)を出すのは、三觜プロもやっていない超高度な技で、アマチュアはそんなことよりもっと他にやるべきことがある

まぁ、「希望的観測」も入れて、自分に都合よく解釈しているだけですけど。

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ゴルフは直線運動で上手くなる!

ゴルフは直線運動で上手くなる!

ゴルフの力学 サンエイ新書

ゴルフの力学 サンエイ新書

「大概のアマチュアはシャローイングができない」:井上透プロの講義のようなレッスン動画、科学的なゴルフ解説本が面白い

成田美寿々穴井詩、武尾咲希といった女子プロのコーチでもあり、東大ゴルフ部の監督でもある井上透プロコーチが、YouTube によるレッスン動画を始めている。その名も「井上透ゴルフ大学」。データに基づくファクト分析と科学的でロジカルな説明が、いかにも理論派の井上プロらしいチャネルになっている。プレゼンテーションを使った説明も多く、名前が示す通り、ゴルフのレッスンというよりは、大学の講義を聴いているような気分になる動画もある。

www.youtube.com

まず最初に紹介したいのが、JLPGA女子プロのスタッツ解説動画である。渋野日向子、鈴木愛、申ジエ、畑岡奈紗といったトッププロの凄さを、データで明らかにする。それぞれの選手の個性が、データにより如実に明らかになる(やはり「申ジエ、恐るべし!」:


【神回】渋野日向子になるためには?井上透が本気で語ります。

そして僕が最も興味を持ったのは、「シャローイング」についての動画である。僕が取り組んでみたいテーマそのものを扱っているからだ。ただし、その動画の冒頭に「残念なお知らせ」と称して、「大概のアマチュアはシャローイングができない」と断言している。ダウンスイングでクラブが後方に倒れる時に、フェースが開かないことが前提条件であり、それを満たさないとシャローイングはできない。また過度なシャローイングは地面反力を使えなくするし、身体の硬い人には向かない。僕にとっても大変「残念なお知らせ」である。


どうしたらクラブは倒れるのか?【井上透ゴルフレッスン〜シャローイング編〜】

この動画の要点をまとめると:

  • シャローイングの意味は、フェースの開閉を抑えることにある。
  • 大概のアマチュアは「シャローイング」ができない。いくつかの前提条件を満たす必要がある。
    • ダウンスイングでクラブが後方に倒れた時に、フェースが開かない準備ができていること
    • フェースをクローズさせる左手の掌屈も、アマチュアは意外とできないし、掌屈のやり過ぎは手首を痛める
  • シャローイングをするための前提条件を満たすグリップがある:
    • 右肩の上から左骨盤に向かって「釣竿を投げる」ような動作の時のグリップ
    • このグリップであれば、トップから後方にクラブが倒れた時も、フェースが開かない準備ができる
    • 多くの人はスクエアよりも少しストロンググリップ(フックグリップ)になるはず
    • そしてこのグリップであれば、過度に左手を掌屈させる必要がない
  • シャローイングのやりかた:
    • バックスイングは真っ直ぐ上げる(フェースは開かない)
    • 左腕が地面と平行のポジションで、左方向に鋭く体重移動する
    • こうすると「自動的に」クラブは後ろに倒れる。これが「シャローイング」
  • 練習ドリル:
    • マシュー・ウルフのループする動きをドリルにする

そしてシャローイングに取り組む際に、次のような注意点を挙げている:

  • 過度なシャローイングは間違い:
    • 体が硬い人は無理にシャローに下ろさない
    • 地面反力が使えなくなる
  • つまりシャローイングの程度は人それぞれ。上げたところより少し内側を通るくらいに考えるとよい
  • レッドベターの「Aスイング」も、アマチュア向けのシャローイングの考え方である:
    • レイドオフ、シャフトクロス、どちらにもメリット・デメリットがある
  • インサイドからのドローを打ちたければ、シャローイングの動作に取り組むのは悪くない:
    • 誰がやってもうまく行くとは限らない、上手く人は取り組むとよい

ここで推奨されている「釣竿を投げる」時のようなグリップについて解説している動画はこれである:


スライスが一瞬で消えるグリップ論。これであなたは、クラブが倒れ(シャローイング)、フェースも開かず、さらに飛距離も出るという「最強」のグリップが身につきます。【井上透のゴルフレッスン】

流行の「GGスイング」についても解説している。地面反力をはじめ、力を最大限に使うスイングである。飛距離も出るだろう。ただし「最高難度の演目」である。


GGスイングは○○を最大にする方法に過ぎない!?巷のゴルフ理論をぶった斬る!【井上透が教える動きと力の関係】

この 3本の動画から、僕なりの学びをまとめると:

  • マチュアがシャローイングを行うのに適したグリップは、「釣竿を投げる」時のグリップ(少しストロンググリップ)である
  • シャローイングの程度は人それぞれ、できる人が自分に合った範囲で取り組むとよい
  • 地面反力を含め、力を最大にする GGスイングは最高難度の演目であり、アマチュア向きではない

ということになる。

動画だけでなく、井上透プロの著書についても、何冊か紹介しておきたい。ゴルフ上達のためには、物理の知識を持って、論理的にスイング技術をとらえる思考力を鍛えると同時に、自分の身体能力に応じた適切なスイングを身につけることを説いている。

計測機器の発達により、科学的にゴルフのスイング・道具について理解が進み、昔の理論が見直されている。『プロコーチ井上透の「頭で勝つ」ゴルフ』は、現在の常識となっている「Dプレーン理論」をはじめ、科学的なゴルフへのアプローチについて、今わかっている知見をまとめている。ゴルフスイングを学ぶにあたって知っておいた方がよい知識が、手際よく整理されており、使い出のある便利な本となっている。

たとえばボールの弾道(方向と曲がり)が、クラブパスとフェースの向きの組み合わせによって、どのように生まれるのかを示した「Dプレーン理論」、ゴルフスイングの基本的なメカニズム、道具に関する知識などが、全ページカラー、豊富な図でわかり易く説明されている。

『東大ゴルフ部が実践!ゴルフを科学する』は、ゴルフ上達のために技術を論理的にとらえる思考力を鍛える本。セオドア・ヨーゲンセン博士の著 "The Physics of Golf" の「Dプレーン理論」を、科学的なゴルフの基本理論として紹介する。

  • ボールの打ち出し方向(出球)を決めるのは、主にフェース角(クラブパスではなく)
  • ボールの曲がりを決めるのは、スピン軸の傾き。それはクラブパス(インパクト時のスイング軌道)に対するフェース角によって決まる
  • 打ち出し方向をフェース角が決めるのは、ドライバーの場合 80%、アイアンで 70%。クラブパスや打点の影響は 20-30%
  • スピン量を決めるのは、ダイナミックロフトと、アタックアングル(入射角)の差

ハンドファーストインパクトの重要性を説き、それを実現する左手のヒンジ(掌屈)の動きを解説する。また切り返しの時に自分から見てクラブヘッドが「時計回り」に、背中側に倒れることで、理想的なスイングプレーンに低くクラブが入ってくる「シャローイング」の技術も紹介している。

どんなに正しい知識を身につけても、その通りに身体を動かせないと単なる物知りに終わる。鏡やビデオを見ながら自分のスイングをチェックして修正していくことが大切であると説く。そしてミスを傾向としてとらえる中で課題が明らかになる、日々変わる調子を整える調整力の養成が大事であることを強調する。

東大ゴルフ部の教科書 「飛ばす!」

東大ゴルフ部の教科書 「飛ばす!」

飛ばしのための3つの動き、その習得ドリルを解説したのが『東大ゴルフ部の教科書「飛ばす」!』である。

  1. 前腕の回旋動作+右回りループスイング
    • 前腕の回旋と身体の動きを組み合わせたものが右回りのループを描くスイング
  2. 捻れ・Xファクター
    • 胸郭(上半身)と骨盤(下半身)の分離
  3. 地面反力

この3つをすべてやる必要はない。1. ループスイングは、シニアやアベレージゴルファーに勧められるし、3. 地面反力は、運動能力のある人に向いている。 1. ループスイングと 3. 地面反力とを組み合わせるのは、かなり運動能力・機能性が高い人向き。3. をやる時はワンピース・スイング(行きと帰りの軌道が同じ)がよい。

シャローイング+地面反力の「GGスイング」:片山晋呉プロ、額賀辰徳プロの解説動画がわかり易い

『ゴルフの力学』で学んだジェイコブス 3D ゴルフ(Jacobs 3D Golf)では、マシュー・ウルフのように、クラブに自らトルクをかける意図的なシャローイングについて、アマチュアが学ぶことについては否定的である。強靭なフィジカルが必要であると同時に、伸びしろのあるアマチュアにはまだ他に覚えるべきことがある、というのがその理由である。


マシュー・ウルフ Matt Wolff【Driver Shot】2020 Farmers Insurance Open

とは言え、ドライバーの平均飛距離が 324ヤードというマシュー・ウルフの超個性的なスイングに、日本のプロたちは注目している模様。彼のコーチはジョージ・ガンカス(George Gankas)、そのスイングは「GGスイング」として知られている。日本語でもさまざまな解説記事が出ているし、先日、ジョージ・ガンカスから直接教えを受けた、藤本敏雪プロによる解説本『自分史上最高の飛距離が手に入るスイング』が出版された。そこでは「ピヴォット・ターン」という名前で紹介されている。

自分史上最高の飛距離が手に入るスイング

自分史上最高の飛距離が手に入るスイング

その基本コンセプトは、「体重移動するな」「胸は開け」「膝は開く」「腕を返すな」。要するに「GGスイング」「ピヴォット・ターン」では、「その場でのボディーターン」「地面反力」「シャローイング」を説く。今の欧米のトッププロたちにとっては当たり前のスイングだそうだ。

回転するために「胸を開け」「手首を返さない(右の掌が上を向く)」という教えと、切り返しのきっかけで左足をガニ股にする動き(左足の付け根から外側にひねる動き)が特徴的である。本の中では、Pシステムにおける P1-P10、それぞれのポジションでの動きを詳しく解説している。

  • P4(切り返し)において、右の腰がターゲット方向に動く
  • P5(左手が地面と平行)で、左足を外に回してガニ股にする:
    • 左足の外旋により上半身が引っ張られ、右手が P4 の位置に残る感覚がある中、右腕が外旋、クラブは寝てシャローに下りてくる。
    • この時、ダーツをターゲットとは反対方向に投げるイメージで、右ひじは絞らずに伸ばしていく。
  • P6(クラブが地面と平行)から P7(インパクト)にかけては、力強く地面を踏んで、そこからの反力で腰を回転させる。

個人的には、切り返しで右腰がターゲット方向に動き、ガニ股になる個性的な動きが、スイングフォームとして、今ひとつ「美しくない」と感じてしまうが、その場で腰を回転させ、フォローサイドでクラブが抜けるスペースを作るためには、これがリーズナブルなのだろう。

片山晋呉プロがオフのスイング改造で、「GGスイング」に取り組んでいて、その解説動画がわかり易い。


GGスウィング?勉強家の片山晋呉が伝える物理学を融合させた世界最先端のスウィングとは? ここまで片山晋呉がスイングについて熱弁してくれた事があっただろうか!#ヨコシンゴルフレッスン

そして数年前から「シャローイング」を取り入れている額賀辰徳プロの解説動画を見ると、体の左への回転でクラブが倒れることがわかる。そして「オープンフェースにしないこと」(フェースが開くとプッシュアウトする)、「左への体重移動をしないこと」(腕と体が近づき、クラブを振るスペースがなくなる)が、シャローイングの絶対条件であると言う。実際にスイングした時に、左足は動いている。つまり右サイドで地面反力を使って、体を回転させていることがわかる。


【現役ツアープロが教える】知ってますか?シャローイングをマスターするための2つの絶対条件!実技編レッスン 額賀辰徳

額賀選手のジュニア時代は「クラブを立てろ」と言われていたが、最近は「クラブを寝かす」ことが世界の主流になりつつある。額賀選手のようなプロでも、シャローイングを取り入れるのに、1-2年はかかったので、アマチュアは根気強く取り組む必要があると語っている。それくらい難しい動きであるということだ。

三觜喜一プロによるマシュー・ウルフのスイングの解説記事もある。胸郭を使った究極の「左ハンドル」テイクバックと評している。最近の MITSUHASHI TV では、切り返しでターゲットとは逆の方向に力を使うこと、ダーツを投げるイメージ、グリップエンドを引き続けることなどを強調しているが、Jacobs 3D の知見や、「GG スイング」のエッセンスを取り入れていると感じる。

golfsapuri.com

最近の科学的なゴルフスイングへの取り組みについて、解説している井上透プロの動画も必見である。その中で「GGスイングは地面反力を使って、力を最大化するスイングである、しかし最高難度の演目でもある」と説明している。


GGスイングは○○を最大にする方法に過ぎない!?巷のゴルフ理論をぶった斬る!【井上透が教える動きと力の関係】

そして「残念なお知らせ」として、「大概のアマチュアはシャローイングができない」と宣言してしまっている。


どうしたらクラブは倒れるのか?【井上透ゴルフレッスン〜シャローイング編〜】

飛距離を伸ばし、長いインパクトゾーンを実現する「シャローイング」に憧れる。しかしプロが口を揃えて言うように、習得が大変難しい技術であることは間違いない。「GGスイング」のような意図的なシャローイングはともかく、せめて受動的にクラブが背中側に倒れる「パッシブトルク」だけでも取り入れられないだろうか?いやいや、この「パッシブトルク」でさえも、うまくできているかどうか。三觜喜一プロの「左ハンドル → 右ハンドル」や、板橋繁プロの「裏面ダウン」というイメージを参考にしているが難しい。

muranaga-golf.hatenablog.com muranaga-golf.hatenablog.com muranaga-golf.hatenablog.com muranaga-golf.hatenablog.com muranaga-golf.hatenablog.com

自分のスイングの脆弱さを痛感した(入間CC Back)

練習場では最高の飛距離とミート率。でもコースに行くと簡単にスイングが崩壊する。それほど自分のスイングは脆弱である。

ドライバーがトップしてチョロ、あるいは右に。フェアウェイウッドもまったく当たらない。こうなると調整するどころの話ではなく、「ここはどこ?私は誰?」状態である。なぜ当たらないのかがわからない。どうしたら当たるようになるのかがわからない。ほぼ初心者と同じような状態である。同伴のシングルプレーヤーからは、ヘッドアップしている、ルックアップしているとの指摘。自分ではその意識は全くなく、いつもと同じように振っているつもりなのだが…。OB 3つ、ペナルティ 3つ。+4 以上の大叩きが 3ホール。IN: 53(16パット)OUT: 54(17パット)、107(33パット)という残念な、しかし当然の結果となった。

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DateCourse (rate)YardParScoreShotShortG / PT / GBPSituation
2020.5.17入間CC Back IN→OUT(AG) (71.4/124)6527721075354475433368.6ft、晴れ

  1. スコア:107、パット:33(1.83)
  2. ショット:47、ショートゲーム:54、ペナルティ:6
  3. パーオン率:0%、ボギーオン率:50.0%
  4. バーディ率:0%、パー率:11.1%、ボギー率:38.9%
  5. ダブルボギー率:22.2%、トリプルボギー以上率:27.8%
  6. フェアウェイキープ率:35.7%、OB 発生率:16.7%、ペナルティ率:16.7%、ガードバンカー率:16.7%
ゴルフ ラウンド記