Muranaga's Golf

46歳でゴルフを始めて10数年。シニアゴルファーが上達をめざして苦労する日々をつづります

那須ゴルフ旅 2020 初日:「100切り」したものの悔いの残るラウンド(西那須野CC)

那須にある美しく戦略性の高いコース、西那須野カントリー倶楽部とホウライカントリー倶楽部に泊りがけで挑戦することが、夏ゴルフ旅の恒例になっている。初日は雨の西那須野を IN スタートでまわる。前半は雨が降っていたものの、後半は雨も上がった。スタート直後、ゴルフシューズのゴム底が剥がれ、マスター室の方にレンタルシューズを持ってきてもらうというトラブルがあったり、パーオンしたのに 4パットしたり、いろいろあったものの、前半 IN は 47(18パット)とまずまずの出来であった。

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後半 OUT も 47 ペースで耐えていたが、7番パー5 でいきなりウッド系のクラブが連続してまともに当たらず。さらにグリーン横のビーチバンカーから一発脱出できず。ここで 9打(+4)の大叩きをして、OUT は 50(16パット)。トータル 97(34パット)と、「100切り」はしたものの「90台前半ではまわれたはず」と、悔いの残るラウンドとなってしまった。

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那須に向かう新幹線の中で、『90 を切る!倉本昌弘のゴルフ上達問答集』を読み直し、コースマネジメント、ホールマネジメントに気をつけながら攻略した成果は多少あったと思う。しかし西那須野ではフェアウェイ横に大きな池が広がり、グリーンを囲むようにバンカーが口を開けている。視覚的にプレッシャーを受けながらのショットはミスを誘発、設計者の罠にハマっていった感じである。結局、池ポチャ1回、フェアウェイバンカーに1回、ガードバンカーに5回(うち1回は脱出できず)入れている。

最近つかまりがよくないドライバーショットも、何とか左に振ることを心がけて、2打目が打てるところへ。そして前回のラウンドから、バックスイングで沈むことを心がけることにより、調子が上向いてきたアイアン。ボールより先の芝を擦るようなスイングができ、パーオンすることも多くなってきたように感じる。とにかく力まないで、リズムよく振ることが肝心だと思う。

パーオンしたのは、14番、18番、4番。14番はラフからの残り 140Y を 9I で、左の池を警戒しながらグリーン手前に乗せた。3段グリーンでくぼみを超えるような 20m ものロングパットが残り、4パットしてしまったのが痛い。18番は残り 160Y を 6I で乗せた。そして4番は残り 150Y を 7I で乗せている。

9番も第2打を左に広がる池に入れてしまって、本日、最初にして最後のペナルティー。しかし残り 120Y を 9I でボギーオン、2.5m のパットを沈めてボギーに収めることができた。

3番パー4では、残り 100Y で 3打目を PW で乗せられればよかったのだが、右のガードバンカーにハマる。ここからホームランがあり、返しのアプローチも一発でグリーンに乗せられず、6オン 1パットのトリプルを叩いている。7番パー5では、ウッドが突如として当たらなくなった。ここは手前から奥の池に向かって速いグリーンなので、それを意識しすぎて、途中のウッドを打つ段階で既に力が入っていたと思う。

悔いは残るものの、西那須野CC でのベストスコア・ゲームである。戦略性の高いコースに対して、何とか耐えたよいプレイだったと思う。

DateCourse (rate)YardParScoreShot(60Y-)-60Y / PT / GBPSituation
2020.7.11西那須野CC White IN→OUT (69.3/128)62227297475044523461雨のち曇り、9.0ft

  1. スコア:97、パット:34 (1.89)
  2. ショット(60Y以上):44、ショートゲーム(60Y未満):52、ペナルティ:1
  3. パーオン率:16.7%、ボギーオン率:44.4%
  4. バーディ率:0%、パー率:16.7%、ボギー率:44.4%
  5. ダブルボギー率:27.8%、トリプルボギー以上率:11.1%
  6. フェアウェイキープ率:42.9%、OB 発生率:0%、ペナルティ率:5.6%、ガードバンカー率:27.8%

宿泊は千本松牧場のロッジにて。お客さんは少ない。近くのイタリアンで食事を取り、部屋に帰ってからもゴルフ談義。明日のホウライカントリーでの雪辱を期す。

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ゴルフ ラウンド記

新幹線の予約から乗車まで、チケットレス初体験

恒例の夏ゴルフ旅で那須に向かう。初めて新幹線の予約から乗車までをチケットレスでやってみた。スマホでチケットを予約、そのチケットを手待ちの交通系カード(僕の場合 PASMO 定期券)に紐づける(交通系カードの裏面に記載された番号を登録する)。あとは当日を迎えるだけ。

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そのPASMOをかざして武蔵小杉から JR 横須賀線に乗車。東京駅の新幹線乗換え口の改札を通る時にはちょっとドキドキしたが、PASMOをかざすだけで無事通過。今までのように切符を挿入すると同時に、カードをかざす必要はない。改札を通過すると、そのことを通知するメールが自分のスマホに届く。

指定席の番号は予約サイトなり予約確認メールなりで確認する訳だが、サイトのスクリーンショットを撮っておいて、写真アルバムから座席番号をすぐに確認できるようにしておいた。もちろん予約したチケット情報を見る端末が駅に備えてあり、そこに交通系カードをかざして確認することもできる。

因みに、予約の変更もスマホで簡単に行うことができる。便利な世の中になったものである。

いつもは5時15分に家を出て6:40東京駅発の新幹線に乗るのだが、実はもっと早い新幹線に乗れることに気づいた。家を5時過ぎに出ると6時前に東京駅に着き、駅弁を買ったりしていても、6時過ぎには新幹線のホームに到着することができる。

そしてこれも毎度思うことだが、新幹線と在来線に乗っている時間は、1時間40分。ホームコースに電車で行く時は1時間30分。同じような時間で那須まで行くことができる。やはり新幹線は偉大だ。

アイアンショットはまずまず、ショートゲームが足を引っ張った(東京バーディC)

東京バーディクラブへ出かける。ゴルフ場へ向かう車から見る外は雨。練習もせずにコーヒーを飲んでいる時も、屋根から滝のように水が落ちている。しかしそこからだんだん小降りとなり、雨に降られたのは最初の3ホールだけ。その後は雨も上がり、ゴルフを楽しむことができた。

よく整備されたゴルフ場で、レギュラーティーからの距離は 6,300ヤード、コースレートは 70.6。JGA には登録されておらず、スロープレートはわからないが、難しい部類のゴルフコースになるだろう。しかし本日のバンカーは水たまりになっていたため、すべて修理地扱い。その意味では何打かは得をしたと思う。

ドライバーは相変わらず不安定で、右へのプッシュアウト・スライスで林に行ったり、変なところに当たって左に飛び出し OB になったり。そしてスコアメイクの鍵であるグリーン周りの 56度ウェッジによるアプローチで、トップするなどのミスを多発。ボギーペースを維持できなかった。その上 9.0ft とは思えないほどの遅いグリーンに悩まされて、ロングパットや下り傾斜のパットでショートを多発。何と4パット 2回!こんな出来で、よく IN:50、OUT:47 の 97(36パットも叩いた)に収まったと思う。

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後半、アイアンの調子が上向きで、練習していたバックスイングでの沈み込みを意識すると、真っ直ぐにミートした。130 - 160ヤードを 8I や 6I で何度かパーオンに成功。ショートホールでティーアップしたボールを 8I で打つと、150ヤードキャリーしたので、びっくりした。アイアンショットはよくなってきていると思う。

やはりドライバーショットを2打目が打てるところに運ぶことが、スコアメイクに貢献する。ドライバーの飛距離が伸びたことはコースでも実感するが、ときどきプッシュアウトするのが気がかりだ。

DateCourse (rate)YardParScoreShot(60Y-)-60Y / PT / GBPSituation
2020.7.8東京バーディC IN→OUT(藤) (70.6/-)630072975047375836029.0ft、雨のち曇り

  1. スコア:97、パット:36 (2.00)
  2. ショット(60Y以上):37、ショートゲーム(60Y未満):58、ペナルティ:2
  3. パーオン率:27.8%、ボギーオン率:22.2%
  4. バーディ率:0%、パー率:27.8%、ボギー率:27.8%
  5. ダブルボギー率:27.8%、トリプルボギー以上率:16.7%
  6. フェアウェイキープ率:50.0%、OB 発生率:5.6%、ペナルティ率:0%、ガードバンカー率:0%

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ゴルフ ラウンド記

ドライバーは飛ぶようになった。でもボールがつかまらなくなった。なぜ?

ここ数ヶ月の間に、ドライバーショットが飛ぶようになった。しかしボールがつかまらなくなり、ドローボールではなく、プッシュアウトしたりスライスしたり、右に抜ける球が多くなった。なぜだろう?

コーチの見立ては「振り遅れ」である。

「自粛期間の間に、下半身がしっかりして、クラブを振れるようになった。安定してミートできるようになったので、飛距離が伸びた。」その一方で「上半身、腕の振りが今までより少しタイミングが遅れている。だから球がつかまらない。」

なるほど。

なぜ飛距離が伸びたのか自分でもわかっていなかったが、どうやら鍵は下半身にあった。在宅勤務の運動不足を解消すべく、ウォーキングを始めたのがよかったのだろう。

しかしどうやったら振り遅れを修正できるのだろう?コーチからは「タイミングのズレを直すために、より速く振る。そのために心がけるのは、フォローで左サイドに振っていくこと」とアドバイスされた。それ以外のことは今まで通りの打ち方でよい。左サイドに振っていくイメージを意識しろ、ということである。

今まではドローを打つべく「インサイド・アウト」を意識して振ってきたが、これからは「インサイド・インに振る」ことをイメージしてスイングすることになる。

一方、「振り遅れ」解消のためにやってはいけないのは「スピードを落として振る」こと。これだとせっかく使えるようになった体を活かせなくなり、元の飛距離に戻ってしまう。そしてもっとやってはいけないのが「ボールをつかまえるために、手首を使う」こと。フックボール、チーピンが待っている。

「振り遅れ」という上半身と下半身のタイミングのずれを、スイングスピードを落とすのではなく、「フォローで左に振る」とイメージすることで解消していくという、コーチの経験に基づいたアドバイスであろう。

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ドライバーの特訓、90を切る心得、目標とするゴルフ

昨日の惨状をコーチに報告。コーチが気になると言って修正してくれたのはアドレスであった。

  • アドレス:「浮いた」印象を与える構えではなく、どっしり下に向かって重力を感じている「締まった」構えにする。下腹部に力を入れてしっかり引く。
  • バックスイング:コースで浅くなっている可能性がある。それも下半身。上半身だけ捩ってもダメ。下半身をしっかり、深く。
  • 上記に気をつけて、ドライバー一本、疲れるまで打つように。

という訳で、ドライバーのみをひたすら打ち続ける。疲れたらウェッジで100ヤード以内を練習する。

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そして友人のシングルプレーヤーに次のように言われたことをコーチに伝える:

  • スイングも綺麗だし、ショット力にハンディ程の差があるとは思わない。
  • 90が切れないのはおかしい。ゲームの組み立ての問題。
  • ミスを想定して打っていない。「このライからはこういうミスが出るだろう」と予想して打っているか否かの違い。

コーチからは「痛いところを突かれましたねぇ。」と一言。率直に言って、レッスンでの今の僕のショットを見る限り、90を切れない方が不思議であり、それはゴルフと言うゲームのマネジメントの問題だと言う。

一番大切なことは、ミスを許容することだと言う。ちょっとでも当たりが悪いと、生徒の皆さんはミスをしたと思う。それが問題。多少当たりが悪くても、前にしっかり飛んでいる。十分である。こういうミスを許容することで、メンタルを平静に保ち、ゲームを作る。ミスをするのは当たり前。ミスをしながらもつなげていくのがゴルフ。60-70%の出来のショットをつないでいくのがゴルフである。

そして、最終的にどこを目指しているのか、改めて聞かれた。何を今さらという感じだが、言われてみれば最終目標を確認したことはなかったかもしれない。そこで「まずはAクラス入り、ハンディ15。ホントは無理かもしれないけど、できればシングルになりたい。」と言ってみた。

それに対して「本当の意味でシングルプレーヤーと呼べるのはハンディ 5以下の片手シングル。」という答えが返ってくる。その上でコーチからは「平均スコア 85」という数字が示された。なるほど。もう還暦も目の前だが、この目標であれば、今からでも目指せるということなのか。そういえば友人が平均84でハンディ7-8だったと思う。「平均85」はハンディに換算すると 9 前後になるだろうか。今の僕からすると、ハンディを10以上も縮めることに相当する。本当に可能なのだろうか。

いや、まずは「90を切るゴルフ」だ。倉本昌弘プロの定義(『90を切る!倉本昌弘のゴルフ上達問答集』)によれば、「90を境に10打のゴルフ」、つまりショットがよいと85で上がれ、ショットが悪くても95までで上がれるゴルフ、決して100を叩くことはないゴルフである。平均ストロークを今より5打縮めて、ハンディ15をめざす。

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朝一番、ドライバーショットが崩壊!(入間CC Back)

Aクラス、ハンディ16未満のメンバーたちと、ホームコースをバックティーからまわる。苦手な IN 10番からのスタート。理由はまったくわからないが、朝一番のドライバーショットが崩壊!打っても打っても、右に出て大きくスライスした。10番でペナルティー、11番では OB 2発の後、右の林に入れてアンプレヤブル。12番でも右に OB。10番 9、11番 11、12番 8 と、まるで初心者のようなゴルフ。悪夢を見ているようであった。何がどうなっているのか。同伴メンバーを待たせてしまうし、気持ちも焦るばかり。13番 ダボ、14番 トリ。15番でようやくパーが来て、ようやくボギーペースのゴルフに戻すことができた。何とハーフ 60!こんなに叩いたのは何年ぶりだろう。

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昼食後の OUT は何とかボギーペース、46 というスコアで回ることができた。OUT で距離のあるAグリーン、しかも入間カントリーのバックティーからのスコアとしては自己ベストに相当するハーフであった。前半の悪夢のようなゴルフは忘れて、後半のゴルフが今の自分の実力であると信じたい。

練習場では普通に当たっているのに、ラウンドになると突然崩れる。この脆弱なドライバーショットの日は以前にもあった。一緒に回った友人からは「ヘッドアップしている」との指摘を受ける。うーむ…。自分ではわからない。もし思い当たる節があるとすれば、最近球のつかまりがよくないので、ゆっくりダウンスイングしようと思って、朝の練習で意識的にフルショットしなかったことだろうか。後半の OUT では、ドライバーも当たりを取り戻し、球の捕まりはよくないものの、結構飛距離は出ていた。ドライバーの安定度がスコアに直結している。「明日はドライバーの特訓をする」と決意した。

反省ばかりしているのも精神的に辛いので、よかったホールを振り返っておく。2番200ヤードのパー3。5W がジャストミートしてワンオン!ロングパットの距離感もあってパー。9番パー5ではティーショットが左の山の木に当たって斜面に残る。第2打は当然のようにスライスして右ラフに。あわよくばペナルティーになるところを辛うじて残った。この幸運を活かすべく、ここから 5I で安全にフェアウェイに戻す。残り100ヤード、PW がきっちり当たってピン横 1.2m へ。これを沈めて何とパーをゲット!第1打、第2打のミスから、第3打以降でうまくリカバリーすることができた。練習場の100ヤードのグリーンに、10球連続して乗せる練習をしていたのが、よい成果につながった。

グリーン周りは相変わらず56度のウェッジを使うようにしている。自然芝の上からは意外と高く球が上がり、距離感が合わせにくいことがあるなど、新たな発見がある。一方、20ヤードを低く出して 1m に寄せるなど、少しづつだがよい結果も伴うようになってきた。ラウンド前後のアプローチ練習も、今は56度一本に絞っている。そうそう、一緒に回ったAクラスのメンバーたちは全員、翌週の月例競技を控えて、ラウンド後の練習を欠かすことはなかった。さすがである。因みに彼らの今日のスコアは、78、83、96。ハンディにして 5から12の差は歴然であった。

帰りの電車で、シングルの友人に言われたこと。

  • スイングも綺麗だし、ショット力にハンディ程の差があるとは思わない。
  • 90が切れないのはおかしい。ゲームの組み立ての問題。
  • ミスを想定して打っていない。「このライからはこういうミスが出るだろう」と予想して打っているか否かの違い。
  • グリーンを外すのは当然。外したとしても次に寄せやすい方、安全な方に外す想定をしているか。
  • ナイスショットすることを考えない。60%の出来のショットをつないでいくのがゴルフ。

まったくもって耳が痛い。そういう彼は倉本昌弘プロの「80を切るゴルフ」(『90を切る!倉本昌弘のゴルフ上達問答集』の最終章。『書斎のゴルフ』最終号にも掲載)を意識したら、その通りになったという。僕も倉本プロの「90を切るゴルフ」を徹底するようにしたい。

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DateCourse (rate)YardParScoreShot(60Y-)-60Y / PT / GBPSituation
2020.6.27入間CC Back IN→OUT(AG) (71.4/124)6527721066046475433259.0ft、晴れ

  1. スコア:106、パット:33 (1.83)
  2. ショット(60Y以上):47、ショートゲーム(60Y未満):54、ペナルティ:5
  3. パーオン率:5.6%、ボギーオン率:44.4%
  4. バーディ率:0%、パー率:22.2%、ボギー率:27.8%
  5. ダブルボギー率:22.2%、トリプルボギー以上率:27.8%
  6. フェアウェイキープ率:35.7%、OB 発生率:16.7%、ペナルティ率:11.1%、ガードバンカー率:11.1%

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ゴルフ ラウンド記

寄せで56度のウェッジを使いこなすには、まだまだ時間がかかりそうだ(入間CC)

梅雨の晴れ間で週末は晴れそうと言うことがわかり、前日にホームコースの「一人予約」を申し込む。もともと 9:17 スタートだったが、当日行くと 9:31 スタートに変更になっていた。空いた時間を利用して、アプローチ練習場でみっちり 56度のウェッジによる寄せを練習する。今日のラウンドから、グリーン周りは 50度を封印して、56度を使うことにした。

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紫陽花(入間CC 5番ホール)

一緒にまわる初対面のメンバーから「バックティーからにする?」と言われたものの、「90切り」を秘かに狙っていたので、レギュラーティーからまわることにする。しかしながら残念!OUT:48(15パット)、IN:45(17パット)、93(32パット)と、またもや「90の壁」が立ち塞がった。ハンディは 20.1 と改善したものの、こちらも「20の壁」がそびえている。「90切り」すれば、ハンディも「20切り」するのだろうが、なかなかその壁が越えられない。今日は OB 1、ペナルティー 1。それに伴って、ダボ 4つ、トリプル 2つ。まずはトリプルをなくすこと、そして Par 3 と Par 5 でダボを叩かないこと。そうでないと「90切り」できない。

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OB は3番 Par 4 でのドライバーが大きくプッシュ・スライスしてのもの。ドライバーが右に行くミスが 4回ほどある。これを修正しないといけない。ペナルティーは 9番 Par 5 での第3打。ドライバー、5W と順調に来て、残り 130Y、満を持しての 9I が何とシャンク!ボールは無情にもペナルティーエリアに消えていった…。その次のリカバリーでもグリーンを外してのトリプルである。

こういった大きなミスがなかりせば…、と考えたくもなるが、その一方で、パッティングの調子がよかった。2.5m-3m を4回、5m を1回、1パットに収めている。3パットが 2回あるのは勿体ないが(8m を打ち切れず 2.5m 残す、1m を外す)、総合的に考えると 93 と言うスコアは、自分の実力通りのスコアであったと言える。もちろんこのスコアには満足していない。

グリーン周りの寄せは、当初決めていたように専ら56度のウェッジを使う。なかなか練習通りには行かない。20Y を OK まで寄せたのは 1回だけ。その多くは寄せきれずに 3m-6m を残してしまった。幸い、パットが好調だったので、大きくスコアを崩すことにはならなかったが、距離感を出すには、まだまだ時間がかかりそうである。僕の内部では、オーバーするのが怖くてインパクトからフォローにかけて緩んでいる感覚だったが、一緒に回ったメンバーには「バックスイングが小さ過ぎる」と指摘された。いずれにせよ、50度に比べて、もっと強くインパクトする必要がありそうだ。また真ん中に球を置いて、高く上げて止めると言うよりは、少し右に置いて低い球で転がしていくイメージの方が、自分としては距離感が出し易いように感じている。残念ながらスピンがかかるような球は打てないが、しばらくは 56度のウェッジと格闘してみようと思う。

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ドライバーが右へプッシュアウト・スライスしたのは、4回。3番 OB、5番は木の根元、12番は林、17番はネットに当たって幸いコースに出てきた。こうしたプッシュアウトする球を撲滅することが求められる。フェアウェイをキープできたのは 4番(推定飛距離 210Y)、6番(210Y)、7番(225Y)、9番、10番(230Y)、11番(230Y)、18番。練習場では 240Y を示す奥のネットに届くようになったが、ホームコースでも飛距離が伸びたことを実感している。

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DateCourse (rate)YardParScoreShotShortG / PT / GBPSituation
2020.6.20入間CC OUT→IN(BG) (68.5/120)597372934845405032238.7ft、晴れ、風

  1. スコア:93、パット:32 (1.78)
  2. ショット(60Y以上):40、ショートゲーム(60Y未満):50、ペナルティ:3
  3. パーオン率:16.7%、ボギーオン率:44.4%
  4. バーディ率:0%、パー率:27.8%、ボギー率:38.9%
  5. ダブルボギー率:22.2%、トリプルボギー以上率:11.1%
  6. フェアウェイキープ率:42.9%、OB 発生率:5.6%、ペナルティ率:5.6%、ガードバンカー率:11.1%

まず OB とペナルティーをなくさないといけない。それにはドライバーで右にプッシュアウトしてスライスする球を撲滅すること。 またロングホールはボギーに収めないといけない。今回はことごとくロングホールでダボ、トリを叩いたのが、スコアメイクに響いた。

  • ダボ&トリ:
    • 1番 Par 5:ドライバー、5W が当たらず。55Y のアプローチも外す。
    • 3番 Par 4:ドライバーのプッシュ・スライスで OB 一発。前4 から何とかダボに。
    • 9番 Par 5:乗せる気満々の第3打 130ヤードの 9I が、いきなりシャンクして右のペナルティーゾーンへ。リカバリーの 100Y(PW)もグリーンを外す。
    • 12番 Par 5:ドライバーは右の林近くへ。3パット。
    • 15番 Par 4:フェアウェイバンカー、アゴに近く一発脱出できず。さらに 3パット。
    • 18番 Par 5:グリーン周りからのアプローチにパターを使うも 6m オーバー。1m ほどある芝に食われるのを考えて強く打ち過ぎた。56度を使うべきだった。

さて「一人予約」により、今日一緒にまわったメンバーについて、簡単に紹介しておく。まず別のコースでクラチャンにもなったことがある方と、その友人。以前は片手シングルだったそうだが、今は競技からも引退してハンディは 9.9。建築・土木関係者ということもあり、60代後半という年齢を全く感じさせず、その大きな体と太い腕っぷしで 240ヤード以上飛ばす。小さなバックスイングから、よくあれだけ飛ばせるものだと思う。松山英樹が使っていた SRIXON のヘッドに、フレックス X の 60g のシャフトを刺していた。僕の R シャフトの GLOIRE ドライバーを見て、その軽さと軟らかさに「よくこれで方向性が安定するね」と驚いていた。

飛ばすだけではない。ドライバーの方向性、アイアンの精度、アプローチの精度も高い。10番ではガードバンカーからチップインバーディーを決めていた。パットの調子が今一つで、43、41 の 84 というスコアであったが、競技をしていた全盛期はハーフ 30台が当たり前(40台は叩かない)だったそうだ。その頃は週 5日練習して、毎週ラウンドに臨んでいたと言う。

もう一人の「一人予約」の会員は、何と病気で 6年もゴルフから遠ざかっていたと言う 71歳の方。65歳で病気が見つかり、胃を全摘、20kg も痩せたと言う。また脳の方にも病気が見つかったが、幸い合う薬が見つかったと言う。「ゴルフをもう一度したい。」そういう思いで闘病され、奇跡的に復活された。すっかり飛距離も落ちてしまったが、ゴルフを再びやれる喜びに満ちた様子であった。

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