Muranaga's Golf

46歳でゴルフを始めて10数年。シニアゴルファーが上達をめざして苦労する日々をつづります

Science

ダーウィン生誕200周年、『種の起源』刊行150周年 (The Economist, February 7th 2009)

今日2009年2月12日はダーウィン(Charles Darwin)生誕200年にあたり、また今年2009年は『種の起源』("On the Origin of Species"、岩波文庫〈上〉・〈下〉)が発刊されて150年ということで、The Economist 誌が進化論を紹介している("Unfinished business…

進化医学の入門書『進化から見た病気』

進化医学、あるいはダーウィン医学を提唱したネシーとウィリアムズによる『病気はなぜ、あるのか―進化医学による新しい理解』を一度読んでみたいと思っていたのだが、高価でもあり、また店頭で中身を確認する機会がほとんどないことから、そのままになってい…

Caltech 下條信輔教授による講演『選好、選択の行動とその神経基盤』を聴く

神経科学の最前線で活躍しておられる カリフォルニア工科大学(Caltech)の下條信輔教授(Caltech 研究室、下條潜在脳機能プロジェクト)による『選好、選択の行動とその神経基盤−神経経済学と意思決定の認知神経科学−』という講演を聴く機会があった。神経…

『クォーク 第2版』、『こんなにわかってきた素粒子の世界』

今年のノーベル賞は日本人(日系人)が物理学賞、化学賞を受賞した。受賞者の一人、南部陽一郎さんが書いた『クォーク 第2版―素粒子物理はどこまで進んできたか』は、僕の学生時代に初版が出て話題になったブルーバックスである。僕を含め、当時の理系の学…

分子生物学・生命科学入門

昨年読んだ分子生物学の本の中で最も面白かったのは、『生物と無生物のあいだ』 である。「生物とは何か?」この本質的な問いに答えるべく、一人の分子生物学者が自身の研究を通してたどり着いたものは?科学のありようを美しい文章でつづったこの本がベスト…

iPS 細胞とは何か

科学雑誌『Newton (ニュートン) 2008年 06月号』の特集は万能細胞。受精卵のように何にでもなれる幹細胞を、京都大学の山中伸弥教授はヒトの皮膚から作ることに成功した。この画期的なニュースが流れたのが2007年11月。iPS 細胞(= induced Pluripotent Stem…

人類進化の700万年

『人類進化の700万年―書き換えられる「ヒトの起源」』は最古の人類から現生人類までの進化を扱う。新聞記者らしく、著者はヒトの進化の研究において素人が知りたかったであろうこと、つまりは面白いネタを揃えている。「何をもって人類というのか」「最古の…

ミトコンドリア DNA から人類のルーツを探る

ミトコンドリアに関する本をまとめて読んでいる。ミトコンドリアの基本的な概念を学ぶことができる入門書が『ミトコンドリアのちから』(『ミトコンドリアと生きる』を改稿・改題)である。この本ではミトコンドリアを「危険なエネルギープラント」と呼ぶ。…

日本科学未来館

お台場にある日本科学未来館 に行く。そこで初めてASIMOの現物を見た。歩いたり階段の昇り降りをしたりする姿に感動する。いつか走っている最新型 ASIMO も見てみたいものである。ミュージアムショップで ASIMO のキーホルダーを get する。「脳!」という企…

お台場

久しぶりにお台場へ。MegaWebは2回目。今回はキッズハイブリッドということで、電動モーターと足こぎハイブリッドのカートを息子たちは楽しむ。その後、日本科学未来館へ。液体窒素を使った低温実験やインターネットの物理モデルなどを見る。展示は多岐にわ…

小惑星探査機「はやぶさ」

2010.7.3:『はやぶさ --- 不死身の探査機と宇宙研の物語』 2010.10.10:小惑星探査機「はやぶさ」を知る 2010.12.17:涙なしに読むことができない『はやぶさ、そうまでして君は --- 生みの親がはじめて明かすプロジェクト秘話』 2010.12.24:小惑星探査機「…

数学

2009.9.25:「ブラック・スワン」が現れる「果ての国」を扱うフラクタル理論

脳科学・生物学・医療・進化論

2007.5.26:クリストフ・コッホ「意識の探求」 2008.2.10:ミトコンドリア DNA から人類のルーツを探る 2008.2.11:人類進化の700万年 2008.4.29:iPS 細胞とは何か 2008.5.2:分子生物学・生命科学入門 2008.11.7:Caltech 下條信輔教授による講演『選好、…

物理学・宇宙論・素粒子論

2008.10.27:『クォーク 第2版』、『こんなにわかってきた素粒子の世界』 2010.10.23:『宇宙は何でできているのか』『宇宙に果てはあるか』『光の場、電子の海』 2011.6.19:南極観測を知る 2012.3.25:新書で読む宇宙論 2012.7.23:素粒子=「場」を理解す…

自然科学・技術・工学一般

2006.5.3:日本科学未来館 2008.2.16:歴史を科学する --- 『銃・病原菌・鉄』 2011.6.19:南極観測を知る 2012.3.4:発電・送電・配電・スマートグリッドを学ぶ

人文科学・社会科学一般

2008.11.9:水村美苗『日本語が亡びるとき』を読み始める 2008.12.13:『新潮』2009年1月号:水村美苗・梅田望夫 特別対談「日本語の危機とウェブ進化」 2009.11.7:山形浩生『訳者解説』 2013.2.20:現代の叡智へのインタビュー『知の逆転』