「ウェブ進化論」梅田望夫さんのインタビュー記事

週刊ダイヤモンド 2006.4.8 号の P.39 に「ウェブ進化論」の著者、梅田望夫さんに対するインタビュー記事が掲載されていた。その中で「こちら側」の日本企業の注目株として弊社が言及されており、われわれの HDD&DVD レコーダ向け「おすすめサービス」について以下のように書かれていた:

「ほかの利用者からのフィードバックをインターネットで統合してユーザの利便性を追及する DVD レコーダなど、アップルのような製品づくりの姿勢も見られる。」

インターネットサービスとデジタル機器の連携は、「あちら側」と「こちら側」をつなぐ領域である。デジタル機器メーカーの一部門としてインターネットサービスをやっているわれわれならではこそ取り組める切り口であるし、Web2.0 のあり方でもある。この記事を読んで、梅田さんはそのことをきちんと理解してくれていると感じた。

「ウェブ進化論」では、有能な技術者を採用している日本のメーカーの経営陣が、インターネットで今起こっている変革を理解していないことについての、梅田さんのいらだちのようなものが感じられた。デジタル機器向けのネットサービスにソフトウェア技術を活用していくことは、メーカーからの一つの解答だと考えている。