昔お世話になった上司お二人が相次いでニュースになった。
一人は森健一さん。 平成18年度の文化功労者に選ばれた。かな漢字変換という独創的な発明により「書く」文化を変えた、技術者の鑑のような方である。
そしてもう一人は本日の日経1面となった香山晋さん。株式公開買い付けによる MBO (Management Buyout) を発表された。香山さんは、今僕が担当している事業部が 2000年に社内カンパニーとして設立された時のカンパニー社長である。カリスマ的な魅力を持った方で、新カンパニー設立後の素晴らしいプレゼンテーションを今でも鮮やかに思い出すことができる。
自分たちの事業をどのように継続し推進していくのか。その時に適した株主は誰なのか。そういうことを熟慮されての、今回の MBO なのではないかと想像する。
お二人とも、僕にとって憧れの偉大な先輩たちである。そしてお二人とも間違いなく「元気でやんちゃなおじさん」たちである。負けてはいられない。
