Muranaga's Golf

46歳でゴルフを始めて10数年。シニアゴルファーが上達をめざして苦労する日々をつづります

Google Developer Day 2008: 雑感

Google Developer Day 2008 のようなカンファレンンスに久しぶりに出てみたが、ある意味、その10日ほど前に開かれた Google I/O を日本向けに編集・再構成し直したものであった。基本となるスライドも Google I/O で使われていたものだし、Google I/O のプレゼンテーション映像も既に YouTube に上がっている。さらに日本での当日の様子も多くのブロガーによってどんどんレポートされる。したがって単に情報収集という観点からは、現場に出かけなくても概要を把握することはできる。

そういうインターネットの「学習の高速道路」がありながらも、わざわざカンファレンスの会場に足を運ぶ意味は、その雰囲気や熱気を肌で感じること、そしてコード・ラボでプログラムを書くとか交流会に参加することなどによって、Google(グーグル)の開発者と直接知り合ったり、開発者仲間を増やしたりすることにあるだろう。Google App Engine の実演ということで、セッション中に米国 Google の技術者が見せたコードを打ち込むスピードは(コンプリーションが効いていたとは言え)なかなかのものであり、こういう人たちとの直接の交流は若い開発者にとって刺激を受けるに違いない。

最近 Web 系のソフトウェア開発者が持ち歩いているのは MacBook、中でも MacBook Air であることも、開発者向けカンファレンスに出かけることでわかる。Life is Beautiful の中島氏が指摘しているように、Microsoft に比べて Apple のブランドイメージが高いというだけでなく、Unix 系のしっかりした OS でマルチプラットフォームで開発とテストができる点で、Mac OS は趣味と実益を兼ねた開発環境となっているのである。僕は Windows PC 上の Emacs でメモを書いていたが、周りで MacBook を使っている人が意外と多いのにびっくりした(電池の持ちは今ひとつだったようだが…)。彼らが Emacs を使っているのかはよくわからない。Emacs固執しているのは僕のような中年ばかりなのかもしれない。そもそもこのブログの原稿も Emacs で書いていたりするのだから。