Muranaga's Golf

46歳でゴルフを始めて10数年。シニアゴルファーが上達をめざして苦労する日々をつづります

世界同時出版: Planet Google / プラネット・グーグル、Globality

Yet Another Google 本、"Planet Google"The Economist の書評欄で紹介されていた。全世界の情報を組織化してアクセスできるようにするという Google の構想とそれに向けての現時点でのスナップショットを New York Times のジャーナリストがうまくまとめているという。ただ人材戦略についてはあまり詳しく書かれていないらしい。

既に知っていることが多いかもしれないけど「まぁ買っておくか」と、Amazon で原書を発注した翌日に、翻訳本( 『プラネット・グーグル』)が本屋に平積みになっているのを発見した。日米同時出版とのこと。その場ですぐに購入。読むのが楽しみである。

Planet Google プラネット・グーグル

この本のように、海外のビジネス書の邦訳が原書から間を置かずに素早く出版されるケースが増えている気がする。同じく The Economist 誌のグローバライゼーションに関する特集にて紹介されていた "Globality: Competing With Everyone from Everywhere for Everything" という Boston Consulting Group の本も、『新興国発超優良企業』 というタイトルで邦訳がすぐに出版されている。

The Economist の記事は、「先進国が途上国・新興国に出ていくことで『グローバライズ』していく時代ではなく、双方向の Globality の時代に突入している。そこでは途上国・新興国から先進国に出てくる企業もあり、世界中いたるところでグローバルな企業が生まれている。その成功事例が Lenovo であり、Safri.com である。」という立場で書かれている。この Globality というコンセプトを提唱したのが上記の本というわけだ。

日本語ですぐに読めるのはありがたいが、これも Globality と言ってよいものかどうか…。

Globality: Competing With Everyone from Everywhere for Everything 新興国発 超優良企業