Muranaga's Golf

46歳でゴルフを始めて10数年。シニアゴルファーが上達をめざして苦労する日々をつづります

2回目のラウンドで学んだこと --- 「本番は練習通りには行かない」

「練習は本番のつもりで。本番は練習のつもりで。」

確か下條信輔先生の近著 『サブリミナル・インパクト』の一節にあったことばだが、本番は練習通りにはまったく行かないことを、2回目のラウンドで改めて思い知らされた。場所は横浜からアクアライン経由で1時間強の CPGカントリークラブコース概要)。寒くはないが強風の中での2回目のラウンドとなった。


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初めてコースデビューした時には、ハーフスイングしか習っていなかったし、またその時に比べたら球のミート率も上がり、距離も伸びていたので、もう少しよいスコアが出せるのではないかと期待していた。ところが練習場でできていたはずのことが、本番のコースではまったくできなかった。ほとんどすべてのショットがトップしてしまった。またそれを修正しようとしてか、いつも通りのスイングではなかったようで、練習場では見たことのないフックボールを連発。その結果、ショットが全然飛ばず、練習の成果が反映できないラウンドとなった。OUT 74、IN 68 の142。前回よりは多少よいものの、目標としていた 130 台には届かず、残念な結果に終わった。

「初めてなのだから悪いスコアでも仕方ない。前に飛んだら上出来。」くらいに思って気軽に臨んだデビュー戦と、「スコアがよくなるはずだ。」と意気込んだ2回目。この気持ちの持ちようの違いが結果に出たのだと思う。ゴルフはメンタルなスポーツであること、スポーツはメンタルなものであることを改めて実感する。そういえばテニスでも練習では思いっきり打てても、試合となるとフルスイングできなくなることがある。それとまったく同じ状態であった。

少し冷静に振り返ってみよう。パー 3のショートホールはボギー 2回、トリプルボギー 1回であったが、ミドルホール以上で 7打以上を要している。つまりショットで距離を稼げないのがもろに効いている。アプローチではグリーン周りを行ったり来たりする場面が1回あったが、それ以外はまぁまぁだったか。前回と違い、バンカーに入れまくったがほぼ1回で脱出できていた。3パットを叩いたのが 7ホールある。うまく寄せられて 1パットで入れられたのが 2回、うち 1回は 3m 以上のパットであり、これが入った時は嬉しかった。

次こそは 130 台をめざしたい。全ホールトリプルボギーでも 126 だし、今日のスコアから 1ホールあたり 1打減らすのでも 120 台に突入する。そう考えれば 130 は何とかなりそうな目標である。そのためにも 10打以上叩くホールをなくしたい。過去 2回のラウンドを振り返ってみても、400ヤード超のホールで苦労している。谷や窪地に入れるとそこから上がってくるのに打数を使う。確実に谷越えできるよう、距離が必要な時に確実にミートするショットを打てるようにしなくてはならない。

平常時の気持ちで本番に臨む必要がある。そのためには練習場で1球1球をミスしないつもりで打つ。練習場でのミート率を上げない限り、本番ではそれ以上のことはできないはずだ。もう一度、次の言葉を心に刻もう。

「練習は本番のつもりで。本番は練習のつもりで。」