Muranaga's Golf

46歳でゴルフを始めて10数年。シニアゴルファーが上達をめざして苦労する日々をつづります

女性店長のダイニング:bona kitchen と Dining & Bar Y's

bona kitchen(ボナ・キッチン)Bar Socie(ソシエ)のオーナーである中島さんが昨年末に、Socie の下の階に開店したイタリアン。ダイニング・バーでもあった Socie をよりバーの方向に振ったので、食事は bona kitchen、もっと飲みたければ階上の Socie に行ってスコッチ、というパターンが可能になった。bona kitchen 開店とともにリニューアルされた Socie にはまだ行っていないが、シガーにも対応している模様。僕自身、ごくたまにシガーを楽しむことはあるが、基本的に煙いのは苦手なので、ちょっと敷居が高くなってしまったかな?いずれにせよ一度は行ってみないと。

bona kitchen は食事をしっかり取れると同時に、ソムリエである中島さんお勧めのリーズナブルなワインとのマッチングが楽しい。先週末に行った時はボトルで頼まずに、グラスでいろいろな味を楽しんだ。ワインに詳しい同僚が撮った写真と、彼のブログからそのコメントを引用して掲載する。コメントにもあるように、食事と好みに合わせて、順番にワインをサーヴしてくれた心遣いが嬉しい。


1. Terre di Franciacorta Bianco vendemmia 2005
  果実や花の甘い香りと、独特のテロワールのミネラルが感じられ面白い白。
  ステンレス樽で葡萄の独自感が生きていました。
2. Jean-Claude Mas Chardonnay 2007
  フルーティでバニラな香りと違わない甘味をやさしく感じるワイン。飲みなれていない方でもスムースじゃないかと思います。
  フレンチオークの樽が優しさを醸し出す一翼を担っているんじゃないかと。
3. Bourgorne, Les Taupes Maison Dieu 2007
  果実の香と、強すぎないボディ、酸味が気持ち良いレベルのワイン。白から赤に切り替えるのに丁度良いかな。
4. MASI Campofiorin 2005
  半乾燥させた葡萄を使用し、アマローネの搾りかす入れて2次発酵させるという手法。
  本当にアマローネっぽいですが、凝縮感や濃厚さでアマローネに一歩譲ります。
  これもタンニンが程よく、甘味と酸味、かすかな苦味と酸味による余韻が楽しめました。
5. Fairview Shiraz 2007
  なるほど、徐々に濃く重くなっている。順序の選択が上手ですね。
  ベリー系の果実香が強く、甘味とスパイシーさが絶妙です。
  しっかりとボディの重さを感じさせられ、ほぼフルボディのワインであることが判りますがカヴェルネのような攻撃的なボディではなく、丸みがあるため若くても飲むことができます。
  Fairviewは馴染みの店で売っているので、今度自宅用に買ってみようかと。
6. MASI Tupungato Corbec 2006
  先のワイン(MASI Campofiorin 2005)と同様にMASI社のワイン。同じ会社なんですけど、こちらはアルゼンチンで作られているようです。
  より濃くタンニンを感じるワインです。こちらの方が先のワインよりアマローネに近いんじゃないかと思います。

女性店長のお店をもう一軒紹介する。赤坂の ANA ホテルの前にある Dining & Bar Y'sぐるなび)は、Lawry's 同様、関係会社からの帰りがけにその看板を見て一度寄ってみたいと思っていた店。会議を終えて、同僚と二人でフラッと立ち寄ってみた。地下にある店内に入ってみると普通の雰囲気のバーであるが、女性のバーテンダー/店長(マスターに対してミストレスというのかしら?)というのがちょっと新鮮であった。先代から引き継がれたとのこと。

ごく一般的なお酒と食事のメニューで、ここでも僕はグラスのシャンパンとワインを頼んだが、軽く食事をして 5,000円ほど。ここはダイニングというよりもバー。食事をするというよりは、むしろ食事の後のお酒を楽しむ店である。したがって Juno 赤坂に来た後に立ち寄るパターンが考えられる。


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