あいにくの雨になったため、河口湖の近くにある屋内施設を巡る。
忍野八海の近くにある山梨県立富士湧水の里水族館(「森の中の水族館。」)は、こじんまりとしているが、淡水魚の展示が工夫されていてなかなかのものである。水槽は二重になっていて外側・内側両方から楽しめるし、川の源流、上流、中流に水槽を区分けしているのもわかりやすい。水族館の外にある池にも実は魚がいて、中から見ることができる。知らずにこの池に入ったら、大きな魚がたくさんいてびっくりすることになるだろう。
富士山レーダードーム館は、1964年から1999年まで、35年にわたって日本の気象観測に貢献した富士山レーダードームを再現したミュージアム。ドーム内の巨大なレーダーや、機器類(三菱電機製であった)が当時のそのままの形で展示されている。レーダーから電波を発射、雨粒に反射して返ってくるエコーをとらえ、デジタル数値処理をすることで、雨雲の動きを観測していたのである。約10人でチームを構成し、3週間交代で観測していたとのこと。
行きは東名高速だったので、気分転換のために帰りは中央高速を使う。河口湖インターから首都高永福出口まで1時間ほど。東京マラソンの影響なのか、空いている環七、第三京浜経由で横浜の自宅までスムースに辿りつく。