Muranaga's Golf

46歳でゴルフを始めて10数年。シニアゴルファーが上達をめざして苦労する日々をつづります

ゴルフレッスン・メモ:スイング編「新しいドライバーを使い始める」

iPhone 4 を買うべきか、ゴルフのドライバーを買うべきか。

どちらも同じような値段でもあり、ひとしきり悩んだのだが、iPhone 4 を導入するよりも、費用対効果が未知数である分、逆に期待もできる新しいドライバーを購入することにした。コーチによれば、同じメーカーの製品ラインで揃える方がよいとのこと。したがってフェアウェイウッドやアイアンと同様、ツアーステージ(TourStage)V-iQ シリーズドライバー10.5度 R 45.75インチ)を入手した。何と言っても先日、宮里藍が優勝した時に使っていたのが「V-iQ プロトタイプ」である。


ブリヂストン TOURSTAGE ドライバー ツアーステージ V-iQ ドライバー カーボン 10.5度 R45.75インチ

さてその新V-iQ ドライバー10.5度 R 45.75インチ)の感触はどうか。

実は大変苦労している。なかなか芯に当たらないのである。いわゆるテンプラ気味にボールが高く上がったり、当たった場合でも大きく右にスライスしていったり。今まで使っていたドライバー(ナイキの SUMO)と同じスイングでは、全くと言ってよいほどボールが飛ばない。

コーチからのアドバイスは以下の通り:

  • ヘッドが分厚いので、ティーの高さは高めに設定(練習場だと 45mm)。
  • ボールは、今までより中に置く(左かかとではなく、もう少し右。左肩・脇の位置)。
  • アドレスでは股関節をしっかり入れる。
  • ボールにヘッドをぶつけるのではなく、シャフトの「しなり」を使う。手首・上体の力を抜いて、トップからフォローまで、きちんと体を回転させるスイングを心がける。
  • 特にトップの切り返しで力を入れない。体の回転でクラブを振る。
  • バックスイング時に少し体が右に行くくらい大きく引く。
  • トップから振り下ろすときには右肘が体にあたることを意識する。
  • フォロースイングもしっかり体をまわして振り切る。
  • このとき、左肘は下を向き、左肩の下にあることを意識する。

なかなか僕の覚えがよくないものだから、あえて手首の力を抜いて、シャフトを柔らかく使うゆっくりとしたスイングの練習をする。スイング始動時にクラブヘッドを残して、腕を先に上げていく感じ。ダウンスイング時も脱力して、体を軽く回していく。100ヤードも飛ばさなくてよい。

この練習でようやくテンプラが減り、当たるようになってきた。ボールにヘッドをぶつけにいくとテンプラになる。自分の感覚としてはボールを意識せず、その手前の最下点をヘッドが通過するイメージを意識すると、うまく当たるような気がする。

一番重要な感覚は、トップでの切り返しで腕に力を入れない、ということだ。以前手首の返しを早く行う練習をしていたこともあり、ここで腕に力が入り、ボールを打ちうけにいくようなスイングになっていたように思う。トップでの切り返しからフォロースルーまで、力を入れずに体の回転でクラブを振る。

慣れてくると少しスイングスピードを上げてもテンプラにならない。ただし、まだボールは大きく右にスライスしていく。この時しっかり体を最後まで回転させ、手首をきちんと返せれば、ボールはスライスせずに真っ直ぐ飛んでいく。残念ながら真っ直ぐ飛ぶことはまだ少ないが、うまく打てた時には 210ヤード以上は確実に飛んでいる。少なくとも練習場では、従来の使っていたドライバーよりも、V-iQ の方が飛距離が伸びており、潜在力を感じさせるクラブである。

あとは僕のスイング次第。とにかくたくさん打って、まっすぐ飛ばせるスイングの感覚を磨いていくしかない。むきになって練習したせいか、1時間半で400球も打ってしまい(レッスンの間はボールが打ち放題なのだ)、左手の親指の皮が向け、人差し指にはマメができてしまった。何やっているんだか。

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