コードを書かなくなってからもう 20年近く経つのに、いまだに Emacs を使い続けている。自分の作業環境というのはなかなか変えられず、テキスト・エディタとして使って文書を作成したり、Emacs 上で Mew というメーラを使って、メールのやり取りをしたりしている。もっともよく使うアプリケーションが Emacs なので、新しく PC を買った時は、Emacs とMew をインストールして動かすことが、僕にとって必須作業である。
今回のエントリは、インストール作業に関しての完全に自分向けの覚え書きである。
Meadow 2
Windows 上で動くのであれば、Emacs 自体のバージョンは古いものでも構わない。僕は Meadow 2 を使う。ベースとなっているのは GNU Emacs 21.4 である。
Meadow のサイトにアクセスしてNetInstall する。Mew は 4.2 という古いバージョンが一緒にインストールされるが、あとで Mew のサイトから最新版を入手して入れ替える。
- NetInstall でファイルを展開
- Meadow サイトhttp://www.meadowy.org/meadow/netinstall/にアクセスして NetInstall する。
- インストール場所:C:\meadow とする。
- setup-ja.exe を叩いて、必要と思われるパッケージを選択。
- インストールが始まる。
- ImageMagick がインストールされる。
- C:\meadow\INSTALL.Meadow.ja, C:\meadow\README.Meadow.ja を読んで、この後の手順を確認する。
- install.exe を実行してインストールを実施
Mew
Mew 関係のリソースは下記の通り:
2013年2月での Mew の最新版は 6.5 である。
- インストール
- Mew 6.x の Windows 用バイナリを入手
- C:\Archives\Mew 以下で展開
- C:\Archives\Mew\MEW65W0\mew-6.5\mew.exe を実行
- Mew のバイト・コンパイルが行われるので、出来上がったディレクトリの内容で、C:\meadow\packages\lisp\mew を入れ替える。
- Mew が起動できることを確認
- Meadow から Mew 6.x が起動できることを確認。
- HOME\Mail 以下が作られるので、これはいったん削除して、旧 PC からバックアップしてあったから Mail ディレクトリ以下をコピーして入れ替える。
- 各種パッケージのインストール(FAQ 参照のこと)
Meadow + Mew の起動確認、fiber の設定
- 旧 PC からバックアップしてあった下記ディレクトリ、ファイルを新 PCにコピー
- Meadow を起動、正常に立ち上がり、Mew でメールが読み書きできることを確認する。
- fiber の設定(参考)
- MS Office ファイル(*.pptx など)が正常に開けるようにする。
- fiber -l で現在の設定を確認。
- fiber -r 23 にて、zip=PK,0 の登録番号 23 を削除
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