昨日、東名高速上りを横浜の自宅に向かって帰る際に、Yahoo! カーナビ（無料）を試しに使ってみた。先日の報道発表にもあるように、実はこのアプリで使われている案内には、東芝の音声合成技術が使われているのである。自社の宣伝のためにも強調しておくが、かなり自然な合成音である。市販のカーナビと比べても遜色はないどころか、録音ベースの音声が使われているカーナビより性能がよいくらいである。
昨日は帰省ラッシュというよりは、事故渋滞だったらしく秦野中井から横浜町田（いつものように大和トンネル）まで渋滞は 20km ほど続き、事故（追突）、故障車をそれぞれ路肩に見かけた。20km の渋滞を抜けるのに 1時間ほどかかり、箱根仙石原から横浜の自宅まで、2時間強かかっている。
Y! カーナビは、そういう渋滞情報もリアルタイムに表示する。高速道路では二つの表示モードを切り替えられる（下の 1枚目と 2枚目。3枚目は Google マップ）。
そして渋滞情報や交通規制情報に対応して、ルートを案内する。時間による交通規制も認識しているようで、自宅近くの交差点は 17:00 までは左折できないが、17:00 過ぎには左折する案内を出していた。そういう案内性能も市販のカーナビと大して変わらない印象だ。
今回使いこなせなかったが、非常に豊富な検索機能がある。ガソリンスタンドやコンビニもブランドで選べるし、JAF 会員優遇制度の効く施設も検索できる。地図上に表示した複数の候補を表示して、そこから検索したい場所を選ぶインタフェースもある。市販カーナビと違って、スマートフォンは日本語入力が格段にし易いし、指による操作がスムースである。しかもクラウド上にある最新データベースを検索することができる。
GPS のみによる測位だが、わりと正確である。ただし GPS 衛星（やインターネット接続）との通信が頻繁に発生するため、電池の消耗は激しい。iPhone 本体もかなり暖かくなる。車の電源ケーブルと接続して使用することは必須である。
東名高速にて白のレヴォーグ見っけ。GT-S ではなく GT だ。きっと予約購入した人なんだろうなぁ。
