コンペで惨敗！アプローチのシャンク、バンカー下手で今年のワーストを叩く（沼津GC 愛鷹→伊豆 BG）

去年、全くのまぐれで優勝してしまったスクールコンペだが、今年は沼津ゴルフクラブでの開催となった。幸い雨は上がったものの強い風、「100切り」を目標として挑んだが…。何と今年ワースト、53、64。117 というスコアを叩いて惨敗した。原因は 3つ。シャンクが止まらなくなったこと。バンカーから全然脱出できなかったこと。そしてドライバーが不安定だったことである。

ショットのシャンクが 3回、アプローチのシャンクが 3回あった。愛鷹 6番、左ラフから打った 7I での第2打が右の OB に消えていった。さらに愛鷹 9番でも 7I、PW とシャンクを連発。こういったショットのシャンクだけではなく、グリーン周りからのアプローチのシャンクが酷く、こちらも何度も失敗した。わざわざバンカーを避けて花道まで持ってきたのに、グリーンを目の前にして、シャンクしたボールがバンカーに転がっていく。

そして今回の最大の敗因は、ガードバンカーから全く脱出できなかったことである。雨で固く締まった砂。脱出に 4打かかること 2回、3打かかること 1回、2打かかること 1回。ガードバンカーに 5回入れて、脱出に 14打を要したことになる。もうどうしていいかわからないくらい、バンカーから球を上げることができなかった。

ドライバーが安定せず、ティーイングショットに常に不安を抱えていたことも、敗因の一つである。朝の練習場ではまぁまぁの当たりだったが、朝一のティーイングショットで左へ。これが隣りのホールのバンカーに入ってしまった訳だが、これがこの日の「バンカー地獄」の予兆だったのかもしれない。このホールは何とかダボで切り抜けたものの、常にドライバーに不安を抱えながら、思い切り振ることができなかった。

ボギーペースを守れたのは、前半：愛鷹の 6番まで。そこからはずっと大叩きのホールが続き、ボギーさえも取ることができず、精神的には本当にきついラウンドとなった。

今年になって平均で「100切り」していたこともあり、117 というスコアはもちろん今年ワースト。去年の4月に叩いて以来、1年半ぶりの酷いスコアである。シャンク 6回、バンカーでの無駄叩き 9回（5回入れて 14発）、OB 1、ペナルティ 2。頑張れば、100 は切れるラウンドであっただろう。

バンカーの恐怖、シャンクの恐怖を改めて痛感した。こういう状況に陥るとさすがに笑顔は消える。何とか平静を装いプレイは続けたものの、同伴プレーヤーには気を遣わせてしまったと思う。好事魔多し。ゴルフの怖さを改めて感じると共に、本当に本当に本当に悔しいラウンドであった。

課題の原因は明確である。バンカーの練習不足。それに尽きる。特に固く締まった砂からはバンスを使わずに、よりボールの近くを打っていく必要がある。一時期、バンカー恐怖症を克服するためにやっていた練習をもう一度復活させる必要がある。「ホームラン」を恐れるあまり、打ち込んで終わりになっていた。リストターンを使って、しっかりフォローまでヘッドを振り抜いていく練習をしなければならない。

アプローチも、いったんシャンクが出ると、再発が怖くて思い切り振れなくなってしまう。シャンクを避けるためには、右膝が出ないようにキープ、緩まないよう、しっかりフィニッシュをイメージして、手打ちではなく体を回転させる必要がある。

バンカー、アプローチ、ドライバー…。今の僕の弱点・課題が全て露わになったラウンドだと思う。今回の酷いラウンドで、唯一評価してよいのはパッティングかもしれない。強風かつ 9.5フィートという高速グリーン。4パットを 1回だけ叩いたことは反省すべきだが、それでもトータルでは 33パットに収めることができた。決してパッティングに自信がある訳ではないが、家でパッティング練習を積み重ねているという事実が、自分の基盤になっているような気がする。思った方向に球を転がすためのやり方のポイントを、自分なりに心得ている。一方、バンカーについてはどうだろうか？バンカーから必ず出せるやり方が身についているだろうか？とにかくバンカーの練習が不足している。この日の悔しさをバネに、もう一度、しっかりバンカーショットの練習をするしかない。本当に悔しくて、忘れたい。でも悔しくて忘れられない一日になった。