三觜プロが考案した Tour Pro Swinger、通称「うねり棒」 を、僕はいち早く入手し、家での素振り練習に取り入れている。昨日のホームコースでのラウンドの合間に、友人のシングルプレーヤーにお貸しして使ってもらった。
そもそも僕に三觜プロの YouTube の映像を紹介してくれたのは彼であり、その教えに信奉して練習しているはずなのだが、「うねり棒」はパターが一本買える値段のため、買うのを躊躇していたらしい。しかし「素振りをするだけで、三觜プロの教えが身につく」という謳い文句には逆らえず、「明日のゴルフに、うねり棒を持ってくるのを忘れないように」とわざわざ前日の夜に電話があったくらいだ。
最初の一振りで「なるほど!これは凄い!」という感想。テイクバックにおける「左ハンドル」の動き、切り返しにおいて「右ハンドル」となってクラブの倒れる動き(パッシブ・トルクによる動き)が、自然に実感できたらしい。もともと「うねりドリル」や「かご練」を取り入れ、また普段から「左ハンドル」を意識して実践していたらしいが、「やっていたことが間違っていなかった」とのこと。
その言葉の通り、「うねり棒」による素振りを何度か行った後のハーフでは、いきなりドライバーで最高飛距離を飛ばして、三觜プロの教えを体現していた。しかもそのハーフのフェアウェイヒット率は 7/7 の 100%!いやはや、効果絶大である。
三觜プロの教えは、僕には高度で一時期スイングを乱したくらいだが、シングルプレーヤーくらいになると何のその、即効である。もちろん普段から実践していたこともあるだろうが、難しい「左ハンドル」の動きと、パッシブトルクを「うねり棒」で再確認できたのが大きかったらしい。「すぐ買う。何で買うのをためらっていたんだろう。売り切れになっていないか、心配だ…」どうやら帰りの電車の中で、在庫を確認し、購入した模様である。
- 作者: 三觜喜一
- 出版社/メーカー: 日本文芸社
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なぜ「うねり棒」というのか。それは切り返しにおいて「胸郭の分離」という動きによって、体がうねっているように見える「うねりドリル」を、三觜プロが提唱しているからだ。この「うねり」動作を、素振りをするだけで身につけられる練習道具が「うねり棒」という訳である。三觜プロの教え、すなわち「左ハンドルから右ハンドル」「胸郭の分離」「パッシブトルク」「うねり棒の使い方」については、下記のエントリーを参考にされたい。