友人のホームコース、南総カントリークラブ東コースに再挑戦。前回、友人がホールインワンした時と同じ気の置けないメンバーである。今回は 6,400ヤードの Blue Tee からまわる。自分にとってアウェイとなるコースで、きっちり 90台前半を出す。それが目標である。
打ち下ろしの OUT 1番(396Y)にて、飛距離自慢の一人が、いきなり 300ヤードドライブを見せる。僕のドライバーショットも悪くはなく、ランも含めて 230ヤードほど飛んでいたのだが、その遥か彼方 50ヤード以上も置いて行かれてしまう。彼が第2打をウェッジで狙うのに対し、残り 170Y の僕はユーティリティー(U4)を握る。US PGAツアーに初出場した日本選手の気持ちは、もしかしたらこういうことだろうか?第2打がグリーンに届かず、バンカーに入り、そのバンカーショットをホームラン、その後もグリーンを行ったり来たりして、トリプルボギーのスタートとなってしまった。
この日はドライバーもアイアンも、ボールが捉まってしまい、真っ直ぐ出て左に曲がるショットが多く、非常に気持ちが悪い。5番ではドライバーが左OBとなってしまった。以降、右に球を出すようタイミングをずらしたのだが、今度は球が捉まらずに、右へのプッシュアウトを連発。右下の崖から出すだけになったり、右にあったヤーデージの木の中にボールが飛び込んで、アンプレヤブルになったり。球を捉まえるべく、腰のターンを入れることで、ようやく真っ直ぐ飛ぶようになった。その意味では、ラウンド中にショットを修正できた、と言えるかもしれない。
スコアカードのフェアウェイキープの欄を見ると、最初は真っ直ぐ、そして左、今度は右、最後は真っ直ぐと遷移しているのが、よくわかる。
このようにドライバーが左に右に乱れるとスコアメイクは難しい。しかも南総CC のグリーンは、多段になっており、アンギュレーションもある。8.8ft と普通の速さだが、ライン読みが難しかったのと(キャディーさんに確認すること多し)、上って下るラインの距離感を合わせるのに苦労した。OUT は 1m - 1.5m のパットを 3回も外して 19パット。結局 OUT:50(19パット)という結果となった。
後半 IN も最初の数ホールは、ドライバーが右プッシュアウトで第2打をフェアウェイに戻すのみ。ダボペースで始まった。しかしその後は前述したとおりにショットを修正、ドライバーがフェアウェイをとらえるようになった。後半のパッティングは、グリーンエッジ周辺からパターで距離感よく寄せることができ、残った 1m-1.5m をきちんとワンパットで沈める、あるいは OK をもらう形で、14パット。トータル 33パットに収められたのは大きい。
何とかボギーペースで耐えまくり、IN:47(14パット)で上がり、トータル:97(33パット)。「100叩き」をようよう免れ、ホッとした。90台前半をめざしたものの、距離もあるし、グリーンや薄芝からのアプローチも難しく、これが自分の実力というところだろうか。JGA ハンディキャップは 19.7 に逆戻り(GDO は 21.2)。
Date | Course (rate) | Yard | Par | Score | Shot | ShortG / PT / GB | P | Situation | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2019.3.22 | 南総CC OUT→IN (69.8/123) | 6402 | 72 | 97 | 50 | 47 | 42 | 52 | 33 | 5 | 3 | 8.8ft、晴れ、弱風 |
- スコア:97、パット:33(1.83)
- ショット:42、ショートゲーム:52、ペナルティ:3
- パーオン率:16.7%(3 ホール)、ボギーオン率:27.8%(5 ホール)
- バーディ率:0%(0 ホール)、パー率:11.1%(2 ホール)、ボギー率:44.4%(8 ホール)
- ダブルボギー率:38.9%、トリプルボギー以上率:5.6%
- フェアウェイキープ率:42.9%、OB 発生率:5.6%、ペナルティ率:5.6%、ガードバンカー率:27.8%
ミスショットが続いたこともあり、目の前の 1打に対する集中を欠いた。ミスをしても、それをリセットして次の一打に集中することを思い出さなければならない。また練習場と違って、打ち急いでいたかもしれない。その分、腰のターンが不足していた可能性が高い。前半、ボールが捉まり過ぎたのも腰のターン不足。中盤、右にプッシュアウトしたのも腰のターン不足。後半、腰のターンを意識することで真っ直ぐ飛ぶようになった。
自分のホームコースである入間カントリーは、2グリーンで小さい。ピンの横につけると曲がるが、そうでなければそんなに大きく曲がるラインはない。一方、南総カントリーは、1グリーンで大きい。そのためグリーンに乗せたとしても、長いパットの距離感が要求されるし、1m-1.5m のパットをきちんと決める必要がある。またアンギュレーションもあるので、ラインも複雑になるし、上って下るようなラインが残る場合もある。グリーンを狙うショットも、できるだけ同じ段に乗るような精度が求められる。入間以外のコースでも 80台が出せるよう、真の意味で実力を磨く必要がある。
いったん家まで帰って、武蔵小杉で反省会。ゴルフ談義に花を咲かせ、練習してリベンジすることを誓い合った。
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