Muranaga's Golf

46歳でゴルフを始めて10数年。シニアゴルファーが上達をめざして苦労する日々をつづります

雨のホームコース、どうやら「開眼」は気のせいだったようだ(入間CC AG)

前日までは「曇りで雨が降らない」、当日の早朝も「降っても小雨程度」。そんな天気予報だったのに大外れ。11時過ぎから本格的に雨が降り始め、そのまま止まない中で、ホームコースをラウンドした。ちょうど昼食の時間に強く降り始め、午前中のハーフで止める人も続出。僕たちは午後のスタートを 1時間遅らせた。

練習場にて「開眼」したつもりだった切り返しのタイミング。それをコースでもやってみるのが今日のテーマ。友人には「切り返しが速くなったように見える」と言われたので、見た目にもスイングのリズム・テンポは変わっているのかもしれない。ただその成果は期待通りとはいかなかった。前半 IN では 1ホール1打づつミスするゴルフ。なかなか思うようにはいかない。ほとんどパーを獲るチャンスはなく、ボギー 6、ダボ 3 の 48(17パット)。後半 OUT はスタート時間を遅らせたにもかかわらず、ずっと雨が降る中のゴルフ、ドライバーは全然捉まらずに右にプッシュアウト・スライスばかり。結局こちらもパーを獲ることはなく、ボギー 7、ダボ 1、トリ 1 の 48(15パット)。トータル 96(32パット)という結果となった。

残念ながら「開眼」したと思ったのは、いつものように気のせいだった。切り返しのタイミング、リズムを変えて、上下半身の捻転差を作ろうとしているのだが、ショットの精度・ミート率には結びついていない。特に上下方向のブレが大きく、トップ・チョロのミスが多かった。雨のせいもあるが、ドライバーも右へのプッシュアウトが多かった。とはいえ、ミスショットも自分の実力のうち。このくらいの調子で、雨の中のゴルフということを考慮すれば、96 というスコアは実力通りということだろう。パーオン・ボギーオン率 50% で、ボギー率 72%。特に雨が降る中、後半 OUT でボギーペースを何とか維持して、48 に収めたことは評価していいかもしれない。ただし 1回もパーを獲れなかったのが悔やまれる。

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DateCourse (rate)YardParScoreShotShortG / PT / GBPSituation
2019.6.22入間CC IN→OUT(AG) (69.9/120)597372964848435232119.1ft、雨

  1. スコア:96、パット:32(1.78)
  2. ショット:43、ショートゲーム:52、ペナルティ:1
  3. パーオン率:5.6%(1 ホール)、ボギーオン率:44.4%(8 ホール)
  4. バーディ率:0%(0 ホール)、パー率:0%(0 ホール)、ボギー率:72.2%(13 ホール)
  5. ダブルボギー率:22.2%、トリプルボギー以上率:5.6%
  6. フェアウェイキープ率:42.9%、OB 発生率:0%、ペナルティ率:5.6%、ガードバンカー率:5.6%

この日特筆すべきは、二つある。一つは、友人が前半 IN で1バーディ 1ボギーのパープレーをやってのけたことである。ドライバーはフェアウェイ、アイアンも方向性・距離感がばっちりで、ピンの手前にきちんと乗せ、上りのパットを残す。グリーンを外した場合も、アプローチでしっかり寄せる。長めのパットもきっちり入れる。見ているだけで気持ちのよいゴルフだった。これだけ実力差があると「ついていこう」という気も起こらない。さすがのゴルフだった。飛距離は僕より少し飛ぶくらいで、あまり変わらないが、ドライバーもアイアンも精度が素晴らしい。そしてアプローチもパットも上手い。つまりオールラウンドにできるプレーヤーである。アプローチに自信があるから、グリーンを外しても慌てないということなのかもしれない。

そして何よりメンタルが常にフラットで安定している。ミスしても声を上げることもないし、逆にナイスショットしても淡々としている。本人にしてみると、その内面ではいろいろ感じているらしいのだが、少なくとも一緒に回っている僕たちの目には、常に変わらず、平常心でプレーしているように見える。ぜひ見習いたいところである。

もう一つの特筆すべきは、キャディーさん。雨の中にもかかわらず、笑顔の対応。しかも午後のスタートを1時間遅らせたにもかかわらず「最後の組ですから、焦らずに急がずに行きましょう。」ホスピタリティーも高い上に、ペナルティーエリアに消えたボールを、走って追いかけて、すぐに見つけてくれる。距離やグリーンのラインも正確。実はボールの行方を見てすぐに走り出す姿を見て、「そういえばこのキャディーさん、2回目だった」と皆で気づいた次第。そして「皆さんに自慢したいことがある」「オリンピック、ゴルフと新競技場での陸上が当たった」とのこと。オリンピック当選記念も含めて、雨の中のホスピタリティーに対して、心づけをお渡ししたのは言うまでもない。

ゴルフ ラウンド記

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