Muranaga's Golf

46歳でゴルフを始めて10数年。シニアゴルファーが上達をめざして苦労する日々をつづります

ホームコースを持つということ:入間カントリー倶楽部の場合

2017年7月に入間カントリー倶楽部の会員となって以来、2年が過ぎた。気心の知れた友人たちと一緒にラウンドするのがほとんどだが、初対面の会員の方と回ったり、たった2回だが月例競技にも出場したりと、会員ライフを楽しんでいる。友人の中には一緒に来る回数が多くて、僕よりもコースに熟知している者もいる。彼が、とあるコースの会員になることを考え始めたようなので、これを機に「ホームコースを持つということ」について考えてみたい。

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ホームコースを持つ主なメリットを挙げてみよう:

  • JGA 公式ハンディキャップが取得できる。
  • 前日に一人参加の予約ができるので、いつでも思いついた時にラウンドできる。その際は初めての人と回ったり、上手な人のゴルフを見たり、いろいろな人とプレイできる。
  • 月例競技に出られる。(入間の場合、HDCP 15.9 以下は A クラス、16以上は B クラス)
  • レンジに加えて、バンカー練習、天然芝からのアプローチ練習ができる。

気心の知れた友人どうしで切磋琢磨するのもいいが、競技ゴルフの世界は、ゴルフの上達に向けてモチベーションになる。月例に出ているような上手な人と回るのは、さまざまな点で参考になるだろう。

競技ゴルフの世界を知ったのは、クラブチャンピオンがシニアプロに、ホームコースで戦いを挑む「ゴルフ侍」というテレビ番組がきっかけだった。そして入間カントリー倶楽部に興味を持ったのは、ゴルフ侍をめざすシングルプレーヤーが、友人にいたからだ。彼と何度か入間でプレーし、どんなコースかわかっていたし、2時間はかかるが電車で通えることも知っていた。彼から開場40周年で新規会員を募集していることを教えてもらい、名義書き換えよりもかなり安く会員権が取得できることがわかり、俄然、興味が湧いてきたのである。紹介状を書いてもらい、社長と支配人の面接を受けて、無事、入会することができた。

さて入間カントリー倶楽部とは、どんなクラブか?2017年の検討当時は次のような認識であった:

  • 6,572 ヤード(BACKティーJGA コースレート:71.4、スロープレート 124)、6,215 ヤード(REGティー:69.9、120)
  • OUT は距離があり、IN は方向性重視と、性格が異なるハーフを持つ丘陵コース。狭いトリッキーなコースではなく、攻略しがいがあるコース。100 を切ったり切らなかったり、自分の実力通りのスコアが出る。
  • コーチに聞くと「名門コース」と言われるけど、そんなに高級感はない。「歴史がある」という意味かもしれない。
  • キャディーさんをはじめ、明るくカジュアルな接客・ホスピタリティ。
  • 経営母体がクラレクラレの歴代総務部長が社長になっているとのこと。
  • 年会費: 54,000円。ロッカー(10,000円)もあるが、共同のクラブバッグ庫が安く使える。
  • 土日の会員のプレー代は 10,000円弱(キャディー付き)。基本はキャディーがつくが、セルフプレーだと 2,000円安くなる。

入会を検討するにあたり、支配人とのラウンドレポートや、会員のコメントGDO の口コミなども参考にした。

交通アクセスは入会の重要な判断ポイントになる。横浜の自宅からは、車だと1時間半から2時間と、千葉のゴルフ場に行くよりは遠い。しかし何といっても電車で行けるというのが、僕にとって魅力であった。東急東横線東京メトロ副都心線東武東上線と直通電車で 1時間半、坂戸駅からクラブバスに乗って20分(予約不要)、家からは 2時間前後で行くことができる。座っていけるので、本を読んだり眠ったりできる。帰りに飲み会(祝勝会 or 反省会)を開催することもできる。環八や関越の渋滞にハマることもない。

一方、電車で行くことの問題は、往復のゴルフバッグの宅急便代だ。週末ゴルフスクールで練習するので、ゴルフバッグを預けっ放しにはできない。往復の電車代と合わせると約 5,000円。車で往復した時の高速代とガソリン代とあまり変わらない感じだ。件のシングルプレーヤーは、クラブバッグ庫に預けて、練習する数本だけを持ち帰っているそうだ。僕の場合、ゴルフスクールが日曜日の午前中であり、土曜日にラウンドすると、宅急便ではゴルフスクールに間に合わないという問題もあった。僕も 1年ほどはクラブを数本、練習用に持ち帰るようにしていたが、結局のところ、ドライバー以外、ほぼ同じクラブを2セット持ち、一つはホームコースに、もう一つは家に置くことによって、問題を解決した。

ホームコースを持つことで、いろいろなゴルフ場に行くことが少なくなったかというと、そうでもない。2セット持つことの機動力を活かして、友人のホームコースに行ったり、夏のゴルフ旅を満喫したりしている。2019年は、2回に1回は入間というペースである。

紹介してくれた件のシングルプレーヤーには「もっと月例競技に出るように!」と言われ、僕もそう思っているのだが、なかなかできていない。競技という緊張感はそれなりに楽しいのだが、ついつい友人たちとの気楽なラウンドを選んでしまう自分がいる。

入間カントリー倶楽部の写真をいくつか紹介しておく:

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2018年4月:1番ホール(Par 5)の藤棚

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2014年10月:8番ホール(Par 3)

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2018年5月:10番ホール(Par 4)

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2018年6月:10番ホール(Par 4)

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2019年4月:12番ホールの桜

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2017年12月:アプローチ練習グリーンとバンカー練習場

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2017年ごろ、6番ホールに出没していたタヌキ

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2018年1月:入間でベストスコアを出した時のスコアカード