Muranaga's Golf

46歳でゴルフを始めて10数年。シニアゴルファーが上達をめざして苦労する日々をつづります

入間カントリー倶楽部の攻略法

入間カントリー倶楽部の会員になって2年。そのコース攻略法を、自分用のメモとしてまとめておく。もちろん、ここで一緒にプレーする友人たちの参考にもなると嬉しい。当面、Regular ティーからの戦略が中心となる。随時、アップデートしていくつもりである。

入間カントリーは、OUT は距離が長い一方、IN は正確性重視、戦略的で性格が違う。また Par 5 ロングホールが決して易しくないのが特徴である。芝目は一部のホールを除いて、あまり影響を考慮しなくてよいが、弱いとカップ周辺で切れることがある。

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OUT

3番から 6番ホールまで距離のある Par 4 が続く。守備的なゴルフで耐え、大叩きしないマネジメントが必要とされる。1番と9番の Par 5 はいずれも易しくない。

No.1 Par 5:HDCP 9
  • AG:Back 529Y, Regular 507Y
  • BG:Back 516Y, Regular 494Y
  • 芝目:←

フェアウェイが左に傾斜しているので、第1打の狙い目はフェアウェイ右サイド(センターだと左のクロスバンカーに入る可能性がある)。第2打も右サイド狙い。左のOBが浅い。第3打はグリーンまで打ち上げとなるので、大きめのクラブで、グリーン右側から攻略する。

1番ホール Par 5

No.2 Par 3:HDCP 13
  • AG:Back 202Y, Regular 175Y
  • BG:Back 171Y, Regular 144Y
  • 高低差:Back △10Y, Regular △5Y
  • 芝目:←

レギュラーティーからは距離表示通りに打つ(バックティーからは 10Y 打ち下ろし)。右サイドの山は OB、左側にウォーターハザード(レッド・ペナルティ・エリア)。Bグリーンの時は、ショートアイアンによる引っかけに注意。グリーンはほとんど切れない。

No.3 Par 4: HDCP 3
  • AG:Back 406Y, Regular 383Y
  • BG:Back 397Y, Regular 374Y
  • 芝目:←

第1打は打ち下ろし、第2打は打ち上げとなり、距離の残るホール。第1打は左側のハザード(ペナルティ・エリア)を避けて、フェアウェイ右サイドを狙う。ただし右サイドのラフに行くと、第2打が右の山にかかり、打ちにくくなる。第2打は一番手大きなクラブでグリーン周辺へ運ぶ。グリーンは奥から速いので手前から攻める。

No.4 Par 4:HDCP 7
  • AG:Back 401Y, Regular 388Y
  • BG:Back 400Y, Regular 387Y
  • 芝目:→

距離のある打ち上げのミドルホール。フェアウェイは右から左へ傾斜しており、左にクロスバンカーがあり、飛ぶ人はそれを越えていけるが、バンカー左は崖なので、第1打の狙い目は右サイド。ただし右の斜面に打ち込むと、第2打は狙えなくなる。第2打はグリーン手前のバンカーを避けて、大きめのクラブを選択するか、バンカー手前に刻む。Bグリーンは2段グリーンになっている。グリーンは奥から速いので手前から攻める。

No.5 Par 4:HDCP 11
  • AG:Back 414Y, Regular 397Y
  • BG:Back 392Y, Regular 375Y
  • 芝目:→

3番から6番まで距離があり、守備的なゴルフが原則だが、5番はチャンスがある。左 OB、右 は崖。第1打は左サイドの方が距離が出るが、OB を避けるためにフェアウェイ真ん中が無難。第2打は両グリーンとも右バンカーを避けて、左寄りから狙う。

No.6 Par 4:HDCP 1
  • AG:Back 415Y, Regular 375Y
  • BG:Back 401Y, Regular 361Y
  • 芝目:→

入間屈指の難ホール。右ドッグレッグで距離がある。第1打は距離が出る人は右サイドを狙えるが、通常はフェアウェイ中央を狙う。左サイドに行くと、第2打の距離がかなり残り、かつグリーンも見えなくなる。奥の林の中に巣箱が見えるので、Aグリーンは巣箱方向、Bグリーンはその 10Y-15Y 右を狙うことになる。しかし第2打は距離が残り、グリーンはガードバンカーに囲まれ、花道も狭い。バンカーの手前に確実に刻む方がスコアメイクし易い。グリーンは奥から下っているので手前から攻めたい。パッティングでは、左から右への芝目を考慮する。

No.7 Par 4:HDCP 15
  • AG:Back 348Y, Regular 342Y
  • BG:Back 325Y, Regular 309Y
  • 芝目:↘

距離の短い右ドッグレッグ。左は山、右手前はOB。左に引っかけるとトラブルになる。飛距離のある人は第1打で右サイドからショートカットを狙えるが(右の立木の上狙い)、通常は木の左、フェアウェイセンターを狙う。Aグリーンの右側は崖になっており、第2打はグリーン真ん中、ないしは左寄りを狙う。パッティングでは、左奥から右手前への芝目を考慮する。キャディーさんによると、A、B 両グリーンとも、手前からはスライスするとのこと。

No.8 Par 3:HDCP 17
  • Back 173Y, Regular 153Y
  • 高低差:0Y
  • 芝目:↘

谷越えのショートホール。風を考慮、番手通りか少し大きめのクラブで打つ。手前のバンカーは Regular ティーからは 140Y で十分越える。このホールのみワングリーンであり、ピンのある方向へ狙う。右へのプッシュアウト・スライスが出ることが多いので、しっかり振りぬくこと。

8番ホール(Par 3)

No.9 Par 5:HDCP 5
  • AG:Back 520Y, Regular 504Y
  • BG:Back 523Y, Regular 507Y
  • 芝目:↘

左ドッグレッグのロングホールで、第2打地点が見えない。第1打は左の山裾かフェアウェイ左サイドを狙う。右に行くと崖。第2打地点は下り傾斜で左足下がりとなるので、その前に止められるとよい。飛距離の出る人は傾斜を下りきった平らなところまで行く。第2打は右が崖、左は山となっている。狙い目は左サイドだが、引っかけると第3打が山でスタイミーになる。第2打はウッドだと右に行きがちなので注意。第3打、Bグリーンの右は 12番ホールであり、右に行くと厄介。Aグリーンは 2段グリーンのため、同じ段に打ちたい。両グリーンともバンカーに囲まれており、大きめに打ちたいが、奥から下っているので、手前から攻めるのが鉄則。下の段のピンの時に、上の段に着いたとしても、意外と転がらないので要注意。

IN

距離のある OUT に対して、戦略性が求められる IN。14番、15番と短い PAR 4 だが、侮れない。13番から16番までドライバーを握らないホールが続く。12番と18番の Par 5 はいずれも易しくない。

No.10 Par 4:HDCP 6
  • AG:Back 357Y, Regular 337Y
  • BG:Back 340Y, Regular 320Y
  • 芝目:↙

第1打は打ち下ろし、第2打はかなりの打ち上げとなる。左側にはバンカーがあり、そのさらに左のOBが浅い。右側にはウォーターハザード(レッド・ペナルティ・エリア)があり、Regular ティーからは 200Y ほどで入ってしまう。第1打でドライバーを握る必要があるか、よく考える。左バンカーの右サイドが狙い目。第2打は打ち上げで、グリーン面は見えない。特設ティーの辺りから +8Y 見る。1番手、場合によっては 2番手上げる。

10番ホール(Par 4)

No.11 Par 4:HDCP 14
  • AG:Back 393Y, Regular 376Y
  • BG:Back 386Y, Regular 369Y
  • 芝目:↘

フェアウェイが広く距離がある。左 OB、右 斜面。第1打は左 OB を避け、真ん中からやや右狙い。ただし右の斜面に行くと厄介。第2打は打ち下ろしだが距離が残る。バンカーに囲まれているグリーンのため、キャリーでグリーンをヒットするようにしたい。二つあるグリーンの真ん中狙いが安全。届かないときはバンカー手前に刻んで、アプローチ勝負。

No.12 Par 5:HDCP 2
  • AG:Back 552Y, Regular 469Y
  • BG:Back 547Y, Regular 464Y
  • 芝目:↘

第1打は打ち下ろし。右バンカーのさらに右はウォーターハザード(レッド・ペナルティ・エリア)。フェアウェイは左から右へ傾斜しているので、左サイド、場合によってはフェアウェイの左のラフを狙う。左の傾斜に行ってもフェアウェイに戻ってくる可能性がある。第2打は右の崖を避けて、フェアウェイ中央ないし左サイド狙い。左のカート道方向、クラブハウスの屋根、練習場のポールの右から2-3本目が狙い目となる。第3打も打ち上げとなっており、大きめに狙いたいが、ピンの手前からが鉄則。

12番ホール(Par 5)黒ティー(Full Back)

No.13 Par 3:HDCP 10
  • AG:Back 194Y, Regular 176Y
  • BG:Back 171Y, Regular 153Y
  • 高低差:Back △10-12Y, Regular △10-12Y
  • 芝目:↘

打ち下ろしの Par 3。Regular ティーからは -10Y、Back ティーからは -15Y ほど見る。ピンが奥に切ってある時は、距離通りに打つ。5I など長いアイアンになることもあり、Aグリーンは右手前のグラスバンカーに捕まりやすい。Bグリーンも右バンカーに捕まるなど厄介である。グリーンは縦長で受けており、奥からは下りのパットが残るので、手前から狙う。

No.14 Par 4:HDCP 18
  • AG:Back 318Y, Regular 301Y
  • BG:Back 310Y, Regular 293Y
  • 芝目:↑

距離が短い Par 4。第1打は右のバンカーに捕まらないように打つ。ドライバーだと奥のバンカーに届いてしまう。FW ないし UT で右バンカーの左フェアウェイに運ぶ。第2打は 100Y 前後。砲台のAグリーンは右の林に行くミスやオーバーするミスが多いので要注意。手前から奥へ順目で速いので、手前から攻める。Bグリーンは左サイド・奥が NG。こちらも手前から攻める。

No.15 Par 4:HDCP 12
  • AG:Back 305Y, Regular 295Y
  • BG:Back 266Y, Regular 256Y
  • 芝目:↘

改修されてAグリーンは 45Y ほど奥に下がり、グリーン手前に花道となるフェアウェイができた。距離は短いが、第2打がかなりの打ち上げとなりグリーン面が見えない。第1打が飛び過ぎると、第2打で真ん中にあるカシの木が邪魔になるので、FW で180Y付近に刻むのが定石。右バンカー、左林を避けてフェアウェイセンター狙い。入間所属のプロは残り 118Y のマンホール付近が比較的フラットで狙い目だと言う。第2打は傾斜がきついため、大きめの番手で斜面なりに振ってグリーンを狙う。Aグリーン周辺にはバンカーがないが、Bグリーン手前のバンカーに捕まると厄介。

Aグリーンが下がったことにより、第1打をドライバーで打つという選択肢も出てきている。250Y飛ばせるなら、Aグリーン手前のフェアウェイも狙える。ただし正確な方向性が要求され、リスクも高い。

No.16 Par 3:HDCP 16
  • AG:Back 203Y, Regular 166Y
  • BG:Back 187Y, Regular 150Y
  • 高低差:Back △25Y, Regular △15Y
  • 芝目:↖

打ち下ろしの Par 3、距離は 10-15Y 短く見て(バックティーからは 20-25Y)、風を考慮。打ち下ろしのため球は止められるが、グリーンの硬い冬場は左から右へ球が転がり、Aグリーンの場合、左のバンカーまで入ることがある。両グリーンともバンカーに囲まれており、グリーン中央狙い(140-145Y くらいのクラブで打つ)。安全に狙うならば、両グリーンの間。Aグリーンは浅い2段グリーンとなっている。

16番ホール(Par 3)黒ティー(Full Back)

No.17 Par 4:HDCP 8
  • AG:Back 394Y, Regular 369Y
  • BG:Back 390Y, Regular 365Y
  • 芝目:↘

4ホールぶりにドライバーが握れる。それだけに緊張もする池越えの右ドッグレッグ。右サイドの山は 15番ホールのティーイングエリアで、高いフェンスのネットが張られている。そのネットの下はペナルティーエリア。第1打は右側の山裾が狙い目だが、フェアウェイにある立木から左サイドは、奥に突き抜けるとOBになるため、ドローボール・ヒッターは狙いどころが絞られる。高い球で右サイドのネットを越えると、うまく行けばフェアウェイに行き、グリーンまで絶好のポジションになることもあるが、ロストボールとなることもあり、リスキーである。第2打は打ち上げ、かつ砲台グリーンであり、大きめの番手で打つ。狙いどころは二つのグリーンの間。両グリーンとも奥からかなり速い。

No.18 Par 5:HDCP 4
  • AG:Back 576Y, Regular 513Y
  • BG:Back 562Y, Regular 499Y
  • 芝目:↙

距離のあるタフなロングホール、左側のOBはグリーンの横まで続く。第1打はフェアウェイセンターから右寄りを狙う。第2打もフェアウェイセンターから右寄りを狙う。右側斜面からフェアウェイに転がることもあるが、斜面に残ると厄介な第3打となる。距離が出ないと第3打は 200Y 近く残る。うまく行くと下り斜面を転がって、第3打は打ち上げになる。大きめのクラブで狙いたい。ショートすると左足上がりで砲台グリーンのアプローチが残る。両グリーンとも奥から順目の下りとなり速い。

18番ホール(Par 5)黒ティー(Full Back)