大叩きのリベンジを期してのラウンドは、OUT:49(15パット)、IN:47(14パット)の 96(29パット)。入間カントリーのバックティー(Aグリーン)からとしては、まずまずの結果である。90台前半には届かず、つまらない 2発の OB が悔やまれるも、これが今の実力ということだ。
ラウンドの途中から、同じハンディのライバルと、ストロークプレーとマッチプレーで勝負する流れになった。オールスクエア、1打僕がリードした状態で迎えた上がり 3ホールで勝負が決まる。
- 16番 Par 3 195Y の打ち下ろし(実質 175Y):
- 17番 Par 4 394Y:
- 先に打ったライバルはドライバーを右に打ち出しワンペナとなり、ダボ。
- 一方の僕はドライバーが会心の当たり。右ラフから 175ヤードを 3U でグリーン横に、そこから寄せて上り 1.5m のパットを沈めてのパー。
- オールスクエアで、2打リード。
- 18番 Par 5 576Y:
- 僕のドライバーショットは右の林に行くも、木に当たってフェアウェイに戻ってきた。第2打 5W がよい当たり、残り 165ヤードのフォローの第3打。力まないことだけを考えて振り抜いた 6I がミートして、グリーンをヒット、エッジに残った。
- ライバルは僕より前からの第3打だったが、左足下がりの難しいライとなり、グリーン右のバンカーに入れてしまった。ここから脱出に失敗してのトリ。
- 気が楽になり、僕はエッジから 6m をパットで OK まで寄せてパー。
- 結果 1アップ、ストロークでも 5打差をつけて勝つことができた。
上がり 3ホールを、何と 1オーバーで終えることができた。この 3ホールに限って言えば、シングルプレーヤー並みのプレーである。今日の最大の成果であった。特に最終ホール、165ヤードを 6I でほぼグリーンに乗せられたのは気持ちよかった。
ライバルとデッドヒートを繰り広げている間、一緒に回ったシングルプレーヤーは 41、40 の 81。ノーダボでラウンドを終え、「調子が戻ってきた」と満足そうであった。
そのシングルプレーヤーが、僕のスイングを見て、「ハンディ20の人のスイングとは思えない。教科書通りのスイング」と称す。褒めているようでいて、そうではない。そこには「そのスイングができて、なぜこのスコア?」という意味が含まれている。今回、彼との違い、さらに自分がコースでやらかしているエラーを改めて認識できたのも、成果である。
- シングルプレーヤー:
- 最大の違いは100ヤード以内を 3打で上がるかどうか。確実にグリーンに乗せ、2-3m 圏内に持ってくる。
- グリーン周りからのアプローチ:確実に 1ピン以内、いや 1m 前後には寄せてくる。ショートゲームにおいて、つまらないミスをしない。
これに対して、僕はショートゲームでのつまらないミスが多過ぎる。50ヤードからのアプローチを外したり、グリーンが目の前にあるのにトップさせたりする。練習場ではこんなことがないのに…。おそらく、
- 球の行方が気になり、ヘッドアップしている。
- 斜面からのアプローチをベタ足で打つ際に、体の回転が使えず、手打ちになっている。
このことはショットにも当てはまる:
- 斜面、特に左足上がりの斜面において、ベタ足で打つことが多いのだが、その時にどうしても腰の回転が不足する。そのため結果的に「手打ち」になったり、ボールが捉まらなかったり(下手をすると OB)する。
- 素振りと違って、ボールを前にすると、切り返しで力んでいる。
本番と練習の違い、実際にボールを打つ時と素振りの違い。注意すべき点をできるだけ簡潔にまとめると:
- アドレスで力まない。
- 切り返しで力まない。そのために左わき腹の回転に意識を向ける。
- ヘッドアップしない。インパクト後の球を目で追うように。
シングルプレーヤーを見ていて、安定のドライバーショット、セカンドショットはもちろんだが、ミスの後の守備的なマネジメントも参考になる。たとえば 9番 Par 5 で僕はティーイングショットを右のフェアウェイバンカーに入れてしまう。4U を使おうとした僕に「ユーティリティーだとフェースが開いて、右のペナルティに行く可能性がある。フェアウェイバンカーからはトップ気味に打つので、そういうミスが出る。アイアンで確実に出した方がいい。」とのアドバイス。それを受けての 6I がナイスショット。ボギーで上がることができた。
このようにミスをしたら、ボギー狙いのゴルフに切り替える。難しいホール、たとえば入間の 3番から 6番は「ボギーでよし」と考える。守備と攻撃のモード切替えが上手い、というか冷静である。百戦錬磨、いろんなミスをしてきた経験知であろう。
Date | Course (rate) | Yard | Par | Score | Shot | ShortG / PT / GB | P | Situation | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2020.5.24 | 入間CC Back OUT→IN(AG) (71.4/124) | 6527 | 72 | 96 | 49 | 47 | 41 | 53 | 29 | 2 | 2 | 9ft、晴れ、強風 |
- スコア:96、パット:29(1.61)
- ショット:41、ショートゲーム:53、ペナルティ:2
- パーオン率:0%、ボギーオン率:50.0%
- バーディ率:0%、パー率:22.2%、ボギー率:38.9%
- ダブルボギー率:27.8%、トリプルボギー以上率:11.1%
- フェアウェイキープ率:50.0%、OB 発生率:11.1%、ペナルティ率:16.7%、ガードバンカー率:11.1%
そうそう、極端な左足下がり傾斜からのグリーンへのアプローチ、3回ほどあったが、どれも上手く寄せられた。パッティングでは 1m前後を外さず、1.5m-2.5m を決めること 5回、29パットも貢献した。