Muranaga's Golf

46歳でゴルフを始めて10数年。シニアゴルファーが上達をめざして苦労する日々をつづります

56度のウェッジを使いこなしたい

ルフレッスンがお休みだった 2ヶ月間。生徒の中には YouTube のレッスン動画に影響を受けて、スイングを崩してしまった人もいるらしい。僕もかなり YouTube を見まくりJacobs 3D などの理論も学び、相当の頭でっかちになったと思うが、幸い、スイングについては「維持」することを主眼に練習していたので、スイングを見失うことなく、飛距離を伸ばすことができた。スイングとしてはいい状態にあると言えよう。

ショットはともかく、スコアメイクの鍵はショートゲーム、特にグリーン周りからのアプローチである。今までコーチには

  • 基本はアプローチ・ウェッジ(AW、50度)を使う(ピッチ&ラン)。
  • 転がせる時は 9I などで転がす(ランニング)。
  • 高く上げたい時、ピンまで距離がない時、深いラフや逆目のラフの時などは、サンド・ウェッジ(SW、56度)を使う。

と習ってきた。同じように教える本も多い。その教えを忠実に守って、ゴルフを始めて12年、専ら 50度のウェッジで寄せてきた。

一方、上級者をめざすなら、56度・58度といった SW でソールを滑らせて、スピンをかけるアプローチを学ぶべきと言う教えの本(たとえば今野康晴『確実に寄るアプローチ術』)もある。確かにスピンのかかるアプローチはかっこいい。憧れでもある。でも自分には 50度で転がす距離感が身についている。56度のアプローチを覚えるべきだろうか?

ゴルフスクールが再開したので、「アプローチは(今まで通り)50度でやるべきか、56度を覚えるべきか」とコーチに尋ねてみた。すると意外な答えが返ってきた。

「56度。ゴルフは球を止めるゲーム。50度よりも56度の方が球を止められる。」

何と!これまでの教えとは違う答えが返ってきたのだ。どうした風の吹き回しだろう? 最近、コーチのアドバイスが技術的な側面だけではなくなってきている。たとえば:

  • 「ショットのイメージ力を高めるには、練習にもっと遊びの要素を取り入れて、いろいろなやり方を試してみること」
  • 「体のターンだけでなく、あえて手打ちをしてみる」
  • 「片手打ち、特に右手打ちで感性を磨こう」

などなど。56度のウェッジを勧めるのも、その一環だろう。

「球を上げるより、低く出す方が(僕には)合っていると思う」

ともアドバイスされた。なるほど。アプローチの抽斗を増やすのは、今後の上達につながる気がする。コーチの答えで決心がついた。

「よし、しばらく 56度でアプローチをやってみよう!」

50度のウェッジを封印するつもりで、練習場でもコースでも 56度を使ってみる。

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