Muranaga's Golf

46歳でゴルフを始めて10数年。シニアゴルファーが上達をめざして苦労する日々をつづります

寄せで56度のウェッジを使いこなすには、まだまだ時間がかかりそうだ(入間CC)

梅雨の晴れ間で週末は晴れそうと言うことがわかり、前日にホームコースの「一人予約」を申し込む。もともと 9:17 スタートだったが、当日行くと 9:31 スタートに変更になっていた。空いた時間を利用して、アプローチ練習場でみっちり 56度のウェッジによる寄せを練習する。今日のラウンドから、グリーン周りは 50度を封印して、56度を使うことにした。

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紫陽花(入間CC 5番ホール)

一緒にまわる初対面のメンバーから「バックティーからにする?」と言われたものの、「90切り」を秘かに狙っていたので、レギュラーティーからまわることにする。しかしながら残念!OUT:48(15パット)、IN:45(17パット)、93(32パット)と、またもや「90の壁」が立ち塞がった。ハンディは 20.1 と改善したものの、こちらも「20の壁」がそびえている。「90切り」すれば、ハンディも「20切り」するのだろうが、なかなかその壁が越えられない。今日は OB 1、ペナルティー 1。それに伴って、ダボ 4つ、トリプル 2つ。まずはトリプルをなくすこと、そして Par 3 と Par 5 でダボを叩かないこと。そうでないと「90切り」できない。

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OB は3番 Par 4 でのドライバーが大きくプッシュ・スライスしてのもの。ドライバーが右に行くミスが 4回ほどある。これを修正しないといけない。ペナルティーは 9番 Par 5 での第3打。ドライバー、5W と順調に来て、残り 130Y、満を持しての 9I が何とシャンク!ボールは無情にもペナルティーエリアに消えていった…。その次のリカバリーでもグリーンを外してのトリプルである。

こういった大きなミスがなかりせば…、と考えたくもなるが、その一方で、パッティングの調子がよかった。2.5m-3m を4回、5m を1回、1パットに収めている。3パットが 2回あるのは勿体ないが(8m を打ち切れず 2.5m 残す、1m を外す)、総合的に考えると 93 と言うスコアは、自分の実力通りのスコアであったと言える。もちろんこのスコアには満足していない。

グリーン周りの寄せは、当初決めていたように専ら56度のウェッジを使う。なかなか練習通りには行かない。20Y を OK まで寄せたのは 1回だけ。その多くは寄せきれずに 3m-6m を残してしまった。幸い、パットが好調だったので、大きくスコアを崩すことにはならなかったが、距離感を出すには、まだまだ時間がかかりそうである。僕の内部では、オーバーするのが怖くてインパクトからフォローにかけて緩んでいる感覚だったが、一緒に回ったメンバーには「バックスイングが小さ過ぎる」と指摘された。いずれにせよ、50度に比べて、もっと強くインパクトする必要がありそうだ。また真ん中に球を置いて、高く上げて止めると言うよりは、少し右に置いて低い球で転がしていくイメージの方が、自分としては距離感が出し易いように感じている。残念ながらスピンがかかるような球は打てないが、しばらくは 56度のウェッジと格闘してみようと思う。

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ドライバーが右へプッシュアウト・スライスしたのは、4回。3番 OB、5番は木の根元、12番は林、17番はネットに当たって幸いコースに出てきた。こうしたプッシュアウトする球を撲滅することが求められる。フェアウェイをキープできたのは 4番(推定飛距離 210Y)、6番(210Y)、7番(225Y)、9番、10番(230Y)、11番(230Y)、18番。練習場では 240Y を示す奥のネットに届くようになったが、ホームコースでも飛距離が伸びたことを実感している。

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DateCourse (rate)YardParScoreShotShortG / PT / GBPSituation
2020.6.20入間CC OUT→IN(BG) (68.5/120)597372934845405032238.7ft、晴れ、風

  1. スコア:93、パット:32 (1.78)
  2. ショット(60Y以上):40、ショートゲーム(60Y未満):50、ペナルティ:3
  3. パーオン率:16.7%、ボギーオン率:44.4%
  4. バーディ率:0%、パー率:27.8%、ボギー率:38.9%
  5. ダブルボギー率:22.2%、トリプルボギー以上率:11.1%
  6. フェアウェイキープ率:42.9%、OB 発生率:5.6%、ペナルティ率:5.6%、ガードバンカー率:11.1%

まず OB とペナルティーをなくさないといけない。それにはドライバーで右にプッシュアウトしてスライスする球を撲滅すること。 またロングホールはボギーに収めないといけない。今回はことごとくロングホールでダボ、トリを叩いたのが、スコアメイクに響いた。

  • ダボ&トリ:
    • 1番 Par 5:ドライバー、5W が当たらず。55Y のアプローチも外す。
    • 3番 Par 4:ドライバーのプッシュ・スライスで OB 一発。前4 から何とかダボに。
    • 9番 Par 5:乗せる気満々の第3打 130ヤードの 9I が、いきなりシャンクして右のペナルティーゾーンへ。リカバリーの 100Y(PW)もグリーンを外す。
    • 12番 Par 5:ドライバーは右の林近くへ。3パット。
    • 15番 Par 4:フェアウェイバンカー、アゴに近く一発脱出できず。さらに 3パット。
    • 18番 Par 5:グリーン周りからのアプローチにパターを使うも 6m オーバー。1m ほどある芝に食われるのを考えて強く打ち過ぎた。56度を使うべきだった。

さて「一人予約」により、今日一緒にまわったメンバーについて、簡単に紹介しておく。まず別のコースでクラチャンにもなったことがある方と、その友人。以前は片手シングルだったそうだが、今は競技からも引退してハンディは 9.9。建築・土木関係者ということもあり、60代後半という年齢を全く感じさせず、その大きな体と太い腕っぷしで 240ヤード以上飛ばす。小さなバックスイングから、よくあれだけ飛ばせるものだと思う。松山英樹が使っていた SRIXON のヘッドに、フレックス X の 60g のシャフトを刺していた。僕の R シャフトの GLOIRE ドライバーを見て、その軽さと軟らかさに「よくこれで方向性が安定するね」と驚いていた。

飛ばすだけではない。ドライバーの方向性、アイアンの精度、アプローチの精度も高い。10番ではガードバンカーからチップインバーディーを決めていた。パットの調子が今一つで、43、41 の 84 というスコアであったが、競技をしていた全盛期はハーフ 30台が当たり前(40台は叩かない)だったそうだ。その頃は週 5日練習して、毎週ラウンドに臨んでいたと言う。

もう一人の「一人予約」の会員は、何と病気で 6年もゴルフから遠ざかっていたと言う 71歳の方。65歳で病気が見つかり、胃を全摘、20kg も痩せたと言う。また脳の方にも病気が見つかったが、幸い合う薬が見つかったと言う。「ゴルフをもう一度したい。」そういう思いで闘病され、奇跡的に復活された。すっかり飛距離も落ちてしまったが、ゴルフを再びやれる喜びに満ちた様子であった。

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