Muranaga's Golf

46歳でゴルフを始めて10数年。シニアゴルファーが上達をめざして苦労する日々をつづります

風が吹くと途端に難しくなる。「ライン出し」(出球の制御)が新たな練習テーマとなった(入間CC BG)

ホームコースである入間カントリー倶楽部にコーチを招いてのラウンドレッスン。コーチに見てもらっている時は、変な緊張感があるためか、いいスコアで回れたためしがない。しかし今回は、直前のラウンドでバーディーとパーを量産、ハーフ30台で 84 というゴルフをしているので、その調子のままに「90台前半、あわよくば 80台」と思って臨んだ。

だがこの日は打って変わって、冷たい風が吹くゴルフ。途端に難しくなり、OUT:46、IN:49 の 95(31パット)という少し不本意なスコアに終わってしまった。ショット自体の調子は悪くはなかったと思うが、絶好調だった前週に比べると、アプローチが寄らなかったし(思ったほど突っ込めなかった)、パットも入らなかった。

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目標のスコアには届かなかったものの、「スコアはその日次第。それよりもゴルフの内容の方が大切。80台後半のゴルフはできている」と、コーチからお褒めの言葉を貰えたのは嬉しい。

  • ミスを連続して崩れることがない。メンタルが強くなった。(大きなミスをするたびに「ここからが頑張り時ですよ」とコーチから声がかかった。)
  • 飛距離が伸びていて驚いた。特にアイアンの飛距離。
  • パットは「(入りそうな)感じ」が出ている。
  • アプローチも上手い。ダフっても刺さらない(ざっくりしない)のは、バンス・ソールがうまく使えている証拠。
  • ショットも、今の練習テーマである「バックスイングを深く」「腰をしっかり切る」が概ねできていた。
  • ただしときどきアウトからヘッドが入って、左に行くミスがでていた。これはリズムが速くなったり、バックスイングが浅くなったりした時である。
  • 左に球が出ても、大きく左に曲がることが少なかったのは、ボールを叩きに行っていなかった証拠。

このように、コーチからは今の僕のゴルフに対して、ポジティブなコメントを貰えたので、よしとしよう。

上記をふまえて、コーチから新たに与えられた練習テーマは「ライン出し」、すなわち出球の制御である。「ライン出しができないと、入間は攻略できない」とのこと。今回、10番では、左への OB を打ってしまった。14番でティーイングショットがテンプラになり、左のペナルティーエリアに消えた。さらに15番では左の木に球をぶつけている。こういう左へのミスが出るのは、ヘッドがアウトから入るから。常にインからヘッドが入るような「ライン出し」を意識するように、と言われた。

  • 具体的には、クラブパスが「イン・アウト」になることを意識してスイングする。切り返しからフォローまで「イン・アウト」。
  • 石川遼プロが最近シャローイングの動きをしているが)ヘッドがどこを通っているか、その軌道を意識すること。
  • 僕の持ち球はドローボールなのだから、「イン・アウト」のヘッドの軌道で必ず打つ。
  • フェースは、クラブパスに対してほぼスクエアだから、球は右に出る。左には出ない。球を右に出す「ライン出し」を行う。
  • アイアンだけでなく、ウェッジ、ウッド、すべてのクラブで「イン・アウト」を意識してスイングする。
  • 右から曲がってくる曲がり幅が、だんだん少なくなるように調整していく。

「ライン出し」とは、すなわち出球を制御して一定にすることである。持ち球がドローなのだから、球を右に出すのが大前提。ドローボール打ちとして「必ず右に球を出せるように意識しろ」ということだと思う。うっかり左に出てしまうミスを撲滅する。球を右に出したもののドローがかからず、そのまま真っ直ぐ行ってしまうミスは、仕方がないとあきらめる。

コーチには「ライン出しができないと、入間は攻略できない」と言われて、ドローボールを徹底することになった訳だが、コーチの師匠である矢部昭プロは、「フェードが打てないと、入間は攻略できない」と言っている。確かに 6番、7番、17番の右ドッグレッグは、ドローボールだと狙いにくい。本当はフェードも打てるようにしていく必要があるのかもしれない。

しかしまずはドローボールを極めることだ。「クラブパス」と「フェースの向き」のコントロールが鍵になる。こういったことを意識してスイングできるようになるには、まだまだ時間がかかると思う。だがわからないなりに、今からでも意識して練習しておくことが、のちに活きてくるような気がする。

ラウンド中は、さまざまな状況への対応を、都度教わった:

  • 左足下がり:球は上がらない。チョロでもいいと思って打つ。
  • 砲台グリーンへの左足上がりのアプローチ:ハンドアップに構えることで、左に引っかかるミスを防ぐ。
  • 10番ホールは必ずドライバーで打つ。突き抜けるなど、飛び過ぎないよう縦の距離を調整するために番手を落とすのはありだが、左右へのミスを恐れて番手を落としてはいけない。
  • 10番ホール OB のあとの前4:左へ行くとアウトの状況なので、ティーアップしない。ティーアップすると左への引っかけが出易い。
  • 風がフォローの時は緩みやすい。フォローでもしっかり打つ番手選択をする。

コーチには「入間カントリーは難しい。ここをホームコースにしているのだから上手くなるよ」と言われている。ホームコースでのラウンドレッスンは、スイング技術そのものよりも、ホール攻略の考え方とか、ライに対する対応を習ういい機会である。コーチの持っている実戦の知識を引き出すべく、打つ前や打った後に気をつけるべきことを、もっと確認しておけばよかったな、と反省している。

最後に、この日のミスを反省材料としてメモしておく:

  • 6番パー4:第2打を残り 45ヤードまで刻んだのはいいが、第3打をショートしてボギーオンできなかった。ダボ。
  • 8番パー3:145ヤード、8I で打つ距離だが、アゲンストだったので 7I で打つも、オーバー気味に右のバンカーに捕まる。ボギー。番手選択ミス。
  • 9番パー5:右を嫌がり、左の斜面にドライバーショットをぶつけてしまう(このところよくやるミス)。グリーンを狙う第4打の距離が残り、5I が大きく右に逸れて林の中に。ここから出すだけとなり、トリプル。ときどき大きなミスをやらかしてしまう。
  • 10番パー4:ドライバーが左に出て、浅い OB ゾーンへ。前4を乗せられず、3パットしてしまい、+4(ダブルパー)。9番に続き、左に出るミスが痛い。
  • 13番パー3:ピンまで 140ヤード、打ち下ろしを考慮すると 125ヤード。風はフォロー。9I で打ったが緩んでショートした。PW を選択すべきだった。ボギー。
  • 14番パー4:5W がテンプラとなりペナルティーエリアへ。第3打を 7I でグリーン手前まで運ぶが、パットを決められずダボ。
  • 15番パー4:5W が左に出て、木に当たってフェアウェイに。距離が残った第2打、グリーン手前の木が越せなかった。ダボ。アゲンストでもあったし、前のホールでしっかり 5W を振り切れなかったことを考えると、ドライバーを握ってもよかったのではないか、というのがコーチのアドバイス
  • 16番パー3:アゲンストのため大きめの 9I で打つが、オーバー気味に右のバンカーに捕まる。ボギー。ここも PW でよかった。番手選択ミス。

DateCourse (rate)YardParScoreShotShortG / PT / GBPSituation
2020.11.11入間CC OUT→IN(BG) (68.5/120)5973729546493854312310.5ft、晴れ

  1. スコア:95、パット:31 (1.72)
  2. ショット(60Y以上):38、ショートゲーム(60Y未満):54、ペナルティ:3
  3. パーオン率:5.6%、ボギーオン率:44.4%
  4. バーディ率:0%、パー率:16.7%、ボギー率:55.6%
  5. ダブルボギー率:16.7%、トリプルボギー以上率:11.1%
  6. フェアウェイキープ率:64.3%、OB 発生率:5.6%、ペナルティ率:5.6%、ガードバンカー率:11.1%

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