Muranaga's Golf

46歳でゴルフを始めて10数年。シニアゴルファーが上達をめざして苦労する日々をつづります

YouTube ゴルフレッスン動画との付き合い方

このところコースに行くと、ショット(特にアイアン)のミート率がよくない。50-60ヤードのアプローチをミスする。これらについて、コーチにチェックしてもらった。

  • ショットは、バックスイングにエラーがある:
    • 手を使って飛球線後方、つまり外にヘッドを引いている。(そこから右回転させるのは「偽ループ」)
    • 腰を回転させてバックスイングすること。手は腰の回転に従う。ヘッドは外だが、グリップは手元に。
    • ハンドレートの感覚があってもいい。これで切り返すからハンドファーストになる。
  • バックスイングを深く:
    • 股関節を入れて、下腹を凹ませて、ハンドダウン気味に構える。そこからバックスイングをすると、右に骨盤が引けて深く回れる。棒立ちだと浅くしか回れない。
    • バックスイングを深くすることで球が捕まる。
  • 50-60ヤードのアプローチは、左膝が左に流れているエラーが起こっている:
    • ショット同様、左膝が流れないよう、「締める」感覚で。

自宅で素振りするなどしているが、自分ではまったくエラーに気づいていなかった。エラーを抱えたまま素振りをしていて、変な方向に行きかけていた可能性がある。それをコーチに指摘してもらえるのがありがたい。ゴルフスクールに通っていることの強みである。

連休明け、コーチが「YouTube を見過ぎてスイングを壊しがちな人が多い」と言っていた。YouTube レッスンとの付き合い方はどうあるべきだろうか?コーチ曰く:

  • YouTube レッスンは基本、すべて正しい。インストラクターの視点から言うと、それぞれ表現は違うが、正しいことを言っている。
  • しかしその内容は万人向けで、その人のスイングの課題に合うものかどうかはわからない。
  • 今取り組んでいるテーマに関する YouTube を見て、参考になるかどうかを試してみるとよい。コーチのアドバイスとどう違うのか。セカンドオピニオンとして、自分に合うか試して確認してみるとよい。

僕自身は、YouTube レッスンをかなり見ているので、相当「頭でっかち」になっていると思う。ただそれでもスイングを壊すまでに至っていないのは、基本は自分のスイングをよく知っているコーチのアドバイスに従っているからである。その上で「シャローイング」とか「地面反力」と言った最近のスイング理論で言われていることが、自分に取り入れられるものかを考えるようにしている。

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コーチとの雑談で、YouTube レッスンについて話すことも多い。たとえば三觜プロの教え方が、きちんと理由も言っていてわかり易いという話をした(ただし「肩と胸郭の分離」は、上級者向け技術とのこと)。最近だと片山晋呉プロの YouTube は、基本のアドレス・グリップから丁寧に教えてくれて参考になるし、コーチも勧めている。

片山晋呉プロから派生して、チャーリー高沖プロの「ちゃごるTV」を観始めた。最新の米国 PGA スイング、特に「地面反力」を使ったスイングについて、片山晋呉プロが教えを請うたのがチャーリー高沖プロである。「ちゃごるTV」ではハンドファーストインパクトするために、さまざまなやり方・アプローチを示している。

そうそう、中井学プロと堀井研仁プロコーチの交流も面白かった。堀井プロコーチの GEARS を使ったレッスンは、友人の上級者が一度受講して、さらにオンラインレッスン会員になって、スイング改造に取り組んでいる。

…という訳で、1年前と比較して、よく観る YouTube チャンネルも変化してきた。

上に挙げたチャンネルについても、すべてを見ると言うより自分の関心に近い動画だけをピックアップして見ている。YouTube をやっているプロたちがフォーカスするテーマも変わるだろうし、僕自身の興味も変化するだろう。1年後は何を見ているのかなぁ。

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