Muranaga's Golf

46歳でゴルフを始めて10数年。シニアゴルファーが上達をめざして苦労する日々をつづります

PLATINUM SPEEDER にリシャフトした SIM2 MAX-D を打つ

フジクラのラボでフィッティングを行い、Platinum Speeder 3SR にリシャフトした SIM2 MAX-D が、工房から届いた。早速、練習場で打ってみる。

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PLATINUM SPD3 SR + SIM2 MAX-D

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PLATINUM SPD3 SR + SIM2 MAX-D

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何も考えずに打つと、中弾道で右に出る球が出る。左腰を切って、球を捕まえに行かないと、そのままプッシュアウトするかスライスする。球を捕まえるべく、思い切り振っても、あまりドローはかからない。直進性が高く、真っ直ぐの球になる。

弾道調整機能(通称「カチャカチャ」)を使って、1ノッチ分、ドローポジションに設定した。ロフトを 11.25度(+0.75度)、フェース角 1.5度クローズ、ライ角 56.5度(+0.5度)にセットしたことにより、少し捕まりやすくなって、ストレート、もしくは薄いドローボールが出るようになった。練習場の奥のネット、210ヤード以上のところに飛ぶ。

純正シャフト TENSEI SILVER TM50 SR と比較して、PLATINUM SPEEDER 3SR は、球が上がり、キャリーの飛距離が伸びることが期待できる。先調子の「軽硬」シャフトにより、ヘッドが走るようになったと考えられる。TENSEI SILVER は僕には少し重過ぎたので、リシャフトは正解だった。

一方、GLOIRE F2(GL6600 R)と比べると、直進性が高く、球のバラつきが少ない。PLATINUM SPEEDER 3SR は軽くてトルクが 6.6、振動数 234 CPM のシャフトだが、SIM2 MAX-D の高 MOI ヘッドが暴れていないと考えられる。

柔らかい GLOIRE F2 の方がシャフトのしなり戻りは感じるし、高弾道のドローボールを楽に打つことができる。思い切り叩きに行くより、少しコントロールして球を捕まえに行く感じになる。飛距離は GLOIRE F2 の方が出るかもしれない。

実際にコースに出た時には、思い切り振っても球がバラつかない SIM2 MAX-D の方が、フェアウェイキープ率が高くなって、GLOIRE F2 よりも平穏な気持ちでラウンドできそうである。しかも TENSEI SILVER から PLATINUM SPEEDER にリシャフトしたことにより、飛距離の伸びも期待できる。早くコースで試してみたい。

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今回のシャフト製作により、僕の現在のドライバーのセッティングは、下の表のようになる。

ドライバー:仕様比較
ドライバー GLOIRE F2 (2016) SIM2 MAX-D(2021) SIM2 MAX-D(2021)
シャフト GL6600 (Fujikura) TENSEI SILVER TM50 PLATINUM SPEEDER SPD3
フレックス R SR SR
ロフト(度) 10.5 10.5 - 11.25 10.5 - 11.25
ライ角(度) 60 56 - 56.5 56 - 56.5
体積(cc) 460 460 460
長さ(inch) 46 45.75 46
クラブ重量(g) 284 302 291
バランス D3 D3 D0.5
シャフト重量(g) 47 56 40.5
トルク 4.9 4.4 6.6
調子
グリップ(径、重さ) φ60、38.5g φ60、42g φ60、48g

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Golf Pride Tour Vervet 360 + Platinum Speeder 3SR

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Lamkin Crossline 360 + TENSEI Silver TM50 SR