Muranaga's Golf

46歳でゴルフを始めて10数年。シニアゴルファーが上達をめざして苦労する日々をつづります

傷心のゴルフだったが、80台で 10年ぶりのリベンジを果たすことができた(函南GC 富士コース)

新垣結衣が結婚!ということで、傷心のゴルフとなった。

友人のホームコースである函南ゴルフ倶楽部 富士コースに、10年ぶりに挑戦する。10年前に来た時は、ここの IN で「初めてのハーフ 40台」を出している。その半年後には大叩きして「なかったことにしたい」と振り返っている。つまり 10年ぶりのリベンジを期してのラウンドということになる。ティーオフ時は霧がかかっていたが、徐々に霧も晴れてきた。残念ながらずっと曇っていて、富士山を見ることはかなわなかったが、三島・沼津市街と駿河湾を一望することができた。

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函南ゴルフ倶楽部には、箱根コースと富士コースと二つのコースがある。富士コースでラウンドする場合も、箱根コースのクラブハウスでチェックインする。ここで着替えて、バスで富士コースに移動。昼食は富士コースで食べ、ラウンド終了後にまた箱根コースにバスで戻ってくる仕組みとなっている。

富士コースで月例などの競技は行われるとのこと。丘陵地にあって高低差のあるホールが多い。せっかく来たので競技と同じレギュラーティー(Blue)から回らせてもらうことにした。富士コースの JGA 公式レートは 69.8 / 124 と、僕のホームコースである入間カントリーよりもスロープレートが高い。入間カントリーの傾斜と小さな砲台グリーンで培われた実力が試される。

そして…。OUT:45(18パット)、IN:41(17パット)、計 86(35パット)と望外の出来のゴルフで、10年越しのリベンジを果たすことができた。

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DateCourse (rate)YardParScoreShotShortG / PT / GBPSituation
2021.5.22函南GC 富士コース OUT→IN (69.8/124)62407286454139463511曇り、弱風

  1. スコア:86、パット:35(1.94)
  2. ショット(60Y以上):39、ショートゲーム(60Y未満):46、ペナルティ:1
  3. パーオン率:38.9%、ボギーオン率:38.9%
  4. バーディ率:0%、パー率:50.0%、ボギー率:27.8%
  5. ダブルボギー率:16.7%、トリプルボギー以上率:5.6%
  6. フェアウェイキープ率:64.3%、OB 発生率:0%、ペナルティ率:5.6%、ガードバンカー率:5.6%

OUT はアプローチの連続ミスによるトリプルボギー(5番)や、連続ショットミスのダボ(1番)、3パットのダボ(8番)を、4つのパーで取り返しての 45。IN は 3連続ボギーのあと、13番から 5 連続パー。ハーフ 30台を狙って、最終 18番ではパーを獲りに行き失敗したが、それでも 41。パーオン率 38.9%(これはたぶん自己最高)、パー率 50% と、我ながら上出来のゴルフを展開することができた。

なぜこれだけのパーオンができたか?主に3つあると考えている:

  • リシャフトした新ドライバーの直進性・方向性の高さ
    • フェアウェイキープ率が向上
    • フェアウェイになくても、第2打が打てるところにある
  • グリーンを狙う際にショートアイアンやウェッジのフルショットの距離が多かった
    • 110-130ヤードと、PW や 9I の距離が残ったのが幸いした
  • グリーンを狙う際、「フロントセオリー」を重視
    • 9番:ピンまで 155ヤードの砲台グリーン、150ヤードキャリーの 7I で手前からグリーンオン
    • 16番:ピンまで 195ヤード、U3 でグリーンの手前から転がすことで、グリーンオン

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SIM2 MAX-D は直進性が高く、出球がバラつかないため、大けがが少ない。その一方で、球を右に出すドローボールのイメージで打てないのが課題である。17番パー5では右の木を越して戻ってくるドローボールを放つことができたが、下手をするとそのまま右へ突き抜けていく可能性もあった。長年 GLOIRE F2 でドローボールを打ってきたし、またウッドおよびアイアンはすべてドローボールなので、ドライバーだけストレート系で狙うイメージが持ちにくいというのが現状である。コーチには「ドライバーだけ、ストレートで狙うように意識を変えること」とアドバイスされている。

パット数は 35 といつもより少し多い。これはパーオン率が多かったことの裏返しで、ミドルパット、ロングパットが増えたためと考えている。また上りのパットを打ち切れないミスも多かった。せっかくラインに乗っているのに、カップに届かないケースが 3回。これでバーディーやパーを逃したのは残念である。

17番パー5では、ドローのかかったドライバーショットがよく飛び、ピンまで残り 210ヤードが残った。ここで 3U を握ってグリーン手前を狙う作戦をとった。直前の 16番で残り 195ヤードを 3U で手前から転がしてグリーンに乗せていたので、3U でいいショットが打てるイメージがあった。そして結果的にはグリーン手前の花道に残り、そこから残り 2m のバーディチャンスを作ることができた(あと一転がりが足りず、パーに終わったが)。このセカンドショットで、3U ではなく 5W を持つ選択肢はあっただろうか?そこまで4連続パーという流れで来ていたので、強気に2オンを狙ってもよかったのではないだろうか?人生初のイーグルチャンスを作れたのではないだろうか?いやいや、5W だとグリーンオーバーするなどしてパーすら獲れなかったかもしれない。ゴルフで「たらればは禁止」だが、どちらの選択をすべきだったか今でも迷うところである。

最後の18番パー4は、ハーフ30台を狙って、パーを獲りに行き、ダボとなった。残り 147ヤードの砲台グリーンへの第2打。手前に切られたピンをオーバーするよりも、グリーン手前から乗せるつもりで、キャリー 140ヤードの 8I を選択するが(9番での「フロントセオリー」によるパーオン成功のイメージを優先した)、グリーン手前の坂に弾かれて上り切れずに戻ってきてしまう。第3打はピンが手前に切ってあるため、エッジぎりぎりを狙ったアプローチだったがショート。ここからパターを使うが手前の逆目の芝に食われて、これまたショート。そして残り 2m のパットを入れることができなかった。第2打で 7I を選んでいたら?第3打できっちりエッジを越せていれば?そもそもパーを狙うこと自体が身の程知らずだったのでは?この最終ホールも、いろいろと反省材料が残る。

最近のラウンドから「フロントセオリー」を実践して、少しづつ経験値を積み上げている。そこでは次のようなことが重要になると感じ始めている:

  • 180 - 200ヤードの長い距離はウッドのショットの方向性を磨くこと
    • ガードバンカーを避けて、花道から転がせるようになる
  • グリーン手前からのアプローチのミスをなくすこと
    • フロントセオリーで手前に残った場合に、きっちり乗せる(あわよくば寄せる)
  • レイアップするのなら、ショートアイアンやウェッジのフルショットの距離を残すこと
    • グリーン手前にバンカーがあるなど、フロントセオリーが使えない場合

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JGA ハンディキャップは 17.3(GDO は 17.4)と自己最高となった。調子がいいだけか、それとも本物の実力として身についているのか。自分の技術の脆弱さや練習場での芯に当たらなさを考えると、不安材料の方が多いが、このようないいラウンドを続けられるよう練習していきたい。

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