友人のホームコース、大相模カントリークラブを 9ヶ月ぶりに訪れる。前回のラウンドの少し前から経営が変わって、さまざまな投資がされ、併設の練習場も大相模ゴルフスポーツガーデンとしてリニューアルしていたし、練習グリーンも大きく変わっていた。何より驚いたのは、全部スループレイになっていたこと。しかもそのほとんどがセルフプレーである。前半と後半の合間に、売店でホットドッグや肉まんなどの軽食を買って、腹ごしらえをすることができる。アメリカン・スタイルというのだろうか、合理的・効率的な運営をめざしているのが見て取れた。
よりフラットなレイドオフのトップをめざしてスイング改造を始めたばかり。早めに練習場に行き、いつもより多めに球を打つ。新しいスイングを友人に撮影してもらうが、本人の感覚とは裏腹に、まだまだアップライトなトップのままであった。
友人のゴルフスクール仲間であるご夫婦と、初めてご一緒する。ご主人が新しいパターを初めて導入されていたが、何と僕が「欲しいな」と思っているパターそのもの。ちょっとだけ触らせてもらって、その長さ、重さ、打感を確認した。いい。「33 インチか 34 インチか、実物を見てみないとわからないな」と思っていたのだが、34インチで大丈夫なことがわかってしまった。2月末のモデルチェンジを控えてマークダウンするのを待っている状態だが、うっかりポチってしまわないように、要注意である…。
そんなこんなで始まったゴルフだったが、結果は中コース:51、西コース:40 という「大波賞」。前半は「100叩き」ペース、後半は「80切り?」ペースと、まるで別人のようなゴルフになった。
Date | Course (rate) | Yard | Par | Score | Shot | ShortG / PT / GB | P | Situation | ||||
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2022.1.29 | 大相模CC 中→西(BG) (68.4/124) | 5646 | 72 | 91 | 51 | 40 | 39 | 50 | 31 | 5 | 2 | 8.5ft、晴れ |
- スコア:91、パット:31(1.72)
- ショット(60Y以上):39、ショートゲーム(60Y未満):50、ペナルティ:2
- パーオン率:22,2%、ボギーオン率:44.4%
- バーディ率:0%、パー率:38.9%、ボギー率:33.3%
- ダブルボギー率:16.7%、トリプルボギー以上率:11.1%
- フェアウェイキープ率:50.0%、OB 発生率:5.6%、ペナルティ率:5.6%、ガードバンカー率:22.2%
前半は1番で +3(OB)、2番で +4(バンカー連続ミス) と叩いて、今日はどうなることかと思ったが、何とか 51 に留まった。後半は 1番ボギーのあと 6連続パー。しかも友人が 1打差でピタリと後ろについてくる。いい意味で緊張感のある展開で、お互い刺激になったのか、8ホールが終わって 2オーバーと、望外の出来のゴルフを展開することができた(友人も後半 41であがった)。最後、ボギーで上がれば久しぶりの「ハーフ30台」だったが、2打目を無理してミス、ダボを叩いて 40 にしてしまったのは完全にマネジメントミスである。大いに反省しなければならない。
前半はスイング改造で飛距離が 1-2番手落ちており、距離感が合わずに苦労した。たとえば2番。95ヤードのショットが PW で届かず、バンカーに。そこから一発脱出できず、2発目はホームランしての大叩きである。4番のショートホールでも 105ヤードを PW で打ってバンカーに入れてボギー。9番でもフェアウェイバンカーからの 2打目、残り 127ヤードを 9I でクリーンヒットしたのに、手前の池に落ちてしまった。ダボ。
ホットドッグで少しお腹を満たして、後半の西コースへ。ここからは番手を上げて距離を合わせていった。1番ボギーの後は6連続パー。Bグリーンということで距離が短いホールが多く、2打目がショートアイアンやウェッジで狙えたのがパー行進につながった。ピンチは7番ロングホール。1打目を右ラフに入れ、2打目を木に当ててほとんど前に進めず。残り192ヤード地点からの3打目、3Uで何とパーオンした。8番の右ドッグレッグのミドルホールでは、2打目が狙えない位置だったので、確実にボギーに収めた。
問題は9番である。ボギーで上がれば「ハーフ30台」、ドライバーは力が入ったのかあまり前に飛ばず、残り 230ヤード、左足上がりからの第2打となった。確実にアイアンで前に進めればよいものを、グリーンにできるだけ近づけようと、今日初めて 3W を持った。そしてその第2打を大きく左に曲げてしまい、ピンまで残り 50ヤードもあるバンカーに入れてしまった。50度のウェッジでクリーンヒットするもグリーンオーバー、下り坂の難しいアプローチが残る。これがうまく寄せたものの、残り 1.2m、大きくスライスする下りのラインが残った。ボールに触るだけのパットは残念ながらカップインせず、ハーフ30台には届かなった。第2打のクラブ選択ミスに尽きる。リスクとリワードをよく考えたマネジメントをすべきであった。
果たしてスイング改造の効果は表れ始めていただろうか?たぶん気のせいだと思うが、うまく打てた時の方向性はよくなっている気がする。たとえばドライバーショットが、力まずに振り抜けた時は、気持ちよく真っ直ぐ飛んで行っている。
一方、友人に言われたのは「素振りの時はフラットだけど、実際に球を打つ時はそうなっていない。」要するに今はハーフショットの練習でスイングを固めている状態なので、コース上でフルショットになった途端、今までの自分が顔を出しているということだ。飛距離も(おそらく一時的に)落ちている。
練習の成果をラウンドで発揮するのは、まだまだ先になりそうである。そう言えば「スイング改造の迷路を楽しんでください」と、シングルプレーヤーに言われたのを改めて思い出した。