シャフトクロスを修正し、レイドオフなトップをめざすスイング改造に取り組んでいる。そしてご多分に漏れず、スイング改造の迷路に入り込んでしまった。
練習場のハーフスイングレベルだとうまく当たるが、ラウンドでいざボールを打つとなると、トップの位置は高いままである。しかも当たらないし、飛距離も1番手くらい落ちている。
さらにその翌日の練習が悲惨だった。1時間半、ほぼ当たらない。アイアンは、ハーフショットでも薄い当たりで捕まらない。ウッドに至っては超トップで全くミートしない。「当たらない。当てよう。」そう思えば思うほど、自分でも「手打ち」になっていくのがわかる。トップの位置は決まらない上に、グリップもしっかり握れなくなるし、ただ焦るばかり。何が何だかわからなくなってしまった。
スイング改造のための練習はシンプルなものである:
- トップで右肘を下に向ける
- 背中を使ってテイクバックを始動、バックスイング中、常にクラブが体の前にあるようにする
- 手を使ってテイクバックするとバックスイングの途中で詰まる。そのため手を使って、クラブを上げてトップを作ってしまう
- この動きをハーフスイングで徹底的に作り上げる
- 自分ではもの足りないくらいの感覚かもしれないが我慢する
当初はこれでうまくミートしていたのだが、この日は1時間半、全くと言っていいほどミートせず、途方に暮れるばかりであった。
見るに見かねて、コーチが助け舟を出してくれた:
- 腰と胸が全然、回転していない
- レイドオフを意識し過ぎて、手でトップを作りに行っている
- ラウンドの回数が多い人ほど、腰の回転が少なくなりがち
- バックスイングを限界まで上げる。そこからさらに上げてストレッチする。そこがトップ。この時右肘が下を向いていればいい
- ハーフスイングはその途中段階
- 左膝が前に出ている時は、回転していない
- きちんと右足に乗る。スウェイするくらいの気持ちで乗る
思い出してみると、この日はテークバックにおいて、左手でグリップを下に押し下げる動作が入っていたように思う。これだとクラブが早く持ち上がるので、肝心かなめの体の回転が止まってしまう。それと同時に、ハーフショットを繰り返しているうちに、知らず知らず腰の回転が少なくなってしまった気がする。
このところ毎週、コーチからは同じ指摘・アドバイスを受けている:
- 背中を使ってテイクバックを始動する
- 手でトップを作らない
コーチ曰く「毎週、同じ指摘。ということは、課題は一つということ。迷路にハマっていないということです。」
本当にそうであって欲しい。
追記:堀尾研仁プロによるレイドオフ・スイングのためのドリル
もともと堀尾研仁プロの GEARS レッスンをきっかけに、レイドオフなトップをめざすようになった。腕の使い方・動きは、次の動画が参考になる。しかし腕の動きを意識し過ぎると、腰・胸の回転が疎かになる。要注意である。
体の動きについても、いくつか動画が上げられており、次の動画は堀尾プロからも勧められたドリルである。参考にしたい: