シャフトクロスをレイドオフに直すスイング改造に取り組んで、2ヶ月弱。案の定、迷路に入り込んだものの、ようやくコースでもいいショットが出るようになってきた。コーチにも「シャフトクロスが許容範囲に収まってきた。腕・肩の使い方がよくなった」と言われている。
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- トップで右肘を下に向ける
- 背中を使ってバックスイングをする
- 手でトップを作らない
- バックスイング中、常にクラブが体の前にある
- バックスイングの捻転を深く!
- 右膝の上に左肩が来るくらいまで、左肩を入れる。スウェイぎりぎりまで
- 手が右腰のあたりに来た時には、既に左肩は入っていなければならない
スイング改造の最後の仕上げ、バックスイングを深くするところがなかなかできない。その理由に、コーチが気づいてくれた。
- バックスイングで右膝を伸ばして右股関節を後ろに引くことで、捻転が深く入る
- 右膝を曲げたままなので、それで骨盤の回転がロックされている
- 右膝を伸ばすことで、右股関節が後ろに引けて、骨盤が切り上がり、バックスイングを深く行える
なるほど!
実は数年前に「バックスイングは沈み込むイメージで(伸び上がらないように)」と教わった時期がある。それ以来、バックスイング中は右足にしっかり荷重するようにしていたのだが、その副作用として、右膝が曲がったままになっていたのである。これだと腰の回転がロックされてしまうのだ。
原理はわかったが、長年の癖とは恐ろしいもので、なかなか右膝を伸ばしたバックスイングができない。コーチからの TIPS は次の通り:
- バックスイングの始動の時に、右かかとを少し上げてから踏み込んで、テークバックをスタートさせる
- つまるところ、歩くようにスイングする
- 右足を踏み込んてバックスイング → 股関節が右後ろに切れ上がる
- 左足を踏み込んでダウンスイング → 股関節が左後ろに切れ上がる
- その結果、腰(骨盤)が回転しているように見える
バックスイングの捻転が深くなることで、トップの位置が高くなり、インサイドからヘッドが入るようになる。これにより球が捕まり、飛距離が伸びることが期待される。オフシーズンのスイング改造は、あともう一歩。頑張ろう!
膝を伸ばして股関節を後ろに引くことで、腰(骨盤)の回転が促進されることについては、以前、左足で習った。「左股関節を後ろに引くことで、左腰を切る」という教えである。今回の教えはその右バージョンとも言える。
インパクトにおいて「左膝を伸ばして、左股関節を真っ直ぐ後ろに引く」ことについては、YouTube「ちゃごるTV」でも解説されているので、参考にしたい:
因みに友人のシングル・プレーヤーはこの回を見て「目から鱗」と言っていた。長年のゴルフ界の教えは「膝は伸ばすな、柔らかく使え」だったからだそうだ。球が捕まるようになり、直後のラウンドではハーフ 30台で回ったというから、さすがである。