ショートパットの練習器としては、The Rail(ザ・レール)が有名である。幅 3cm-4cm 、長さ 1m ほど金属製の平たい板で、馬の背のように凸型になっている。ボールをセットする小さな穴が開いており、ここにボールを置いて、ジャストタッチの感覚でストロークして、レールの上を転がす。フェースをスクエアに当てて、ボールを順回転させることで、レールから外れることなく真っ直ぐ転がる。だが芯を外したり、少しでもフェースが開いたり閉じたりすると、右か左にボールが落ちてしまう。
パターマットよりシビアな練習で、非常にストレスが溜まるものの、格段に上達するらしい。プロや上級者御用達の練習器具である。
堀川未来夢プロも、このレール型の練習具をYouTube で絶賛している。そこでは寺西明プロが一日中この練習をしているのを見かけたと紹介している。
その「パッティングレール」が、こちらである:
昨年末に堀川プロが絶賛して以来、在庫不足となり、値段が倍以上に高騰している。もともとは 5,000円くらいの値段だったものが、今は 12,000円前後!いやはや、恐るべし YouTube !
しばらくはこの状態が続きそうである。そこで僕は別のレール型の練習器を試してみることにした。こちらは 4,500円とリーズナブルである:
こちらは The Rail や堀川プロが紹介した「パッティングレール」と違って、レールに溝が入っている。堀川プロは「溝が入っているものは簡単だからダメ」と言っていたが、果たしてどうだろうか?
確かに易しい。順回転から少し球がよれても、溝から外れない限りはレールの上を最後まで通過する。溝のないレールに比べるとシビアではないので、ストレスは溜まらない。だが練習としての意味は少ないのかもしれない。
とは言え、僕のレベルだと溝があってもレールから外れる場合がある。まずは溝付きレールで「百発百中」(十発十中)を目指そうと思う。それができるようになったら、溝なしレールにステップアップしよう。その頃には、堀川プロが絶賛していた「パッティングレール」も元の値段に落ち着いていることだろう。
正しいストロークを身につける「トゥループレーン」と併用したり、ペルツ博士の「パッティングチューター」と比べたりするのも面白そうだ。
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ショットの精度が低く、パーオン率・ボギーオン率が低い僕にとって、パッティングは頼みの綱である。室内用の練習器具を組み合わせて、飽きないように練習を続けていこうと思う。
追記(2023年8月19日):「溝なし」パッティングレールで練習開始!
高騰していた価格も元の値段に落ち着いたので、堀川プロ絶賛の「溝なし」パッティングレールを購入して、練習を開始しました。