実に6年半ぶりに、よみうりゴルフ倶楽部でプレーする。自宅から1時間弱で行ける名門コース。OUT は井上誠一、IN は浅見緑蔵設計。
ホームコースの入間カントリーに比べると、フェアウェイは広いし平坦である。それなのにドライバーが気持ちよくフェアウェイの真ん中に飛んだのは、1番ホールだけ。ここで「おはようバーディー」を獲ったにもかかわらず、その後はドライバーが不安定で、アプローチも寄らず、パットも入らず。コースレート 68.5 というから少なくとも 90台前半ではまわりたかったが、OUT:50(19パット)、IN:47(16パット)、計 97(35パット)と冴えないラウンドになってしまった。飛ばし屋の友人が気持ちよくドライバーを飛ばして、90 で回ったのとは対照的。残念だし、今後に不安要素を残してしまった。
ドライバーショットは2打目が打てるところにあればいいと思っているが、当たりが不安定だとメンタルも不安定になり、その後のショットに影響してしまうのが、僕の悪いところである。逆に当たりがよければ、1番ホールのようにバーディーも取れたりする。
今日の場合は、4番でテンプラ気味に左へ OB を打ってから、真っ直ぐ飛ばなくなった。ほぼ全部右へのプッシュアウトである。平坦なコースでランが出るため、飛距離はそこそこ出ているが、ラフやフェアウェイバンカーに捕まり、時には林から脱出するしかなかったり。セカンドショット以降に神経をすり減らす場面が増えていく。
4番で左 OB、11番で左ワンペナ。それ以外はほぼ右に行き、フェアウェイキープ率は 21.4% であった。
ドライバーが不安定とは言え、スコアメイクできなかった主因は「寄らず入らず」のショートゲームである(35パット、60ヤード以上のショット数 38 はまずまず、60ヤード未満のショートゲーム数 57!)。
まずグリーンのアンジュレーションが微妙にあって、上につくと難しいパットが残る。練習グリーンで下りの短いパットをずいぶんと練習しており、その効果はあったと思うが、逆に上りのパットの距離感が合っていなかった。上っているので遅いかと思ったが意外の球が伸び、下りの長めのショートパットを残したり、今度はそれを怖れてショートしたり。決めたい 1m - 1.5m のショートパットもわずかに外してしまい、結局 35パットもしてしまっている。
アプローチも 40ヤードという距離をショートしてグリーンに届かなかったり、80ヤードという距離を緩んでダフったり。またバンカーも 3回入れて、2回ミスをしている(出すだけだったりホームランしたり)。
それとホームコースの入間カントリーと違い、キャリーだけでなく、ランも考慮したクラブ選択をすべきであった。185ヤードあるので、いつものようにキャリーで 180ヤードの 4U を選択したら、グリーンを大きくオーバーしていた。あるいはラフから 200ヤード以上先にあるグリーン手前に刻むつもりで 4U を打ったら、意外と転がってガードバンカーに捕まった。この辺りの対応力も課題である。
Date | Course (rate) | Yard | Par | Score | Shot | ShortG / PT / GB | P | Situation | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2022.5.6 | よみうりGC OUT→IN(Bent) (68.5/-/-) | 6458 | 72 | 97 | 50 | 47 | 38 | 57 | 35 | 3 | 2 | 9.5ft、晴れ、27度 |
- スコア:97、パット:35(1.94)
- ショット(60Y以上):38、ショートゲーム(60Y未満):57、ペナルティ:2
- パーオン率:5.6%、ボギーオン率:50.0%
- バーディ率:5.6%、パー率:11.1%、ボギー率:38.9%
- ダブルボギー率:27.8%、トリプルボギー以上率:16.7%
- フェアウェイキープ率:21.4%、OB 発生率:5.6%、ペナルティ率:5.6%、ガードバンカー率:16.7%
ドライバーショットに不安を抱えているのは精神衛生上よろしくない。東京都内のゴルフ場という地の利もあって、帰りにそのまま練習場に寄って、ショットの修正を試みた。ラウンド直後ということもあって、ドライバーの当たり自体はよい。しかし全部右にプッシュアウトしていく。ちょっと捕まえようと思うとアウトから入って、右へのスライスになる。
フェースが開いたまま当たっている。ボールを叩きに行っていると考え、切り返しで「間」をとるようにしてみたが、そうするとミート率が悪くなる(緩んでいる?)。無理に捕まえようと腕を使うと、左に変な球が飛んでいく。切り返しで叩くということは、バックスイングの捻転不足も要因として考えられる。結局、1時間半打ち込んだが、修正することができず、頭の中が「?」でいっぱいのまま練習場をあとにすることになった。疲れてヘロヘロになってしまったからである。
虚しい気持ちとは裏腹に、ふと見上げると綺麗な夕空が広がっている。反省の一日はこうして暮れていくのであった。
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