Muranaga's Golf

46歳でゴルフを始めて10数年。シニアゴルファーが上達をめざして苦労する日々をつづります

易しい 3W でグリーンに運びたい

とにかく 3W(スプーン)が苦手である。ナイスショットすると気持ちいい当たりが飛ぶけれども、その確率はおそらく 20% にも満たない。ラウンドでは 3W をティーイングショットに使う場合があるが、地面にある球に対しては封印している。

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ロフトが 15度の PHYZ に対して、きっと球が上がるであろう、16度の SIM2 MAX-Dリシャフトまでして導入してみたが、結果は芳しくない。当たれば 200ヤード以上のキャリーが出る潜在力はあるのだが、確度が低い。

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最近、高くティーアップした球を打つ練習に取り組んでいるが、そこでも 3W と 5W の差が顕著に現れる。

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そんな矢先、コーチに言われたのは「フェアウェイウッドは飛距離を稼ぐクラブではないですよ。グリーンを狙うクラブ、グリーンに運ぶクラブです。」

そして易しいクラブを使うことを勧められた。ということは、アスリート寄りの SIM2 をあきらめて、元通り、シニア向けのクラブに逆戻りするということである。

シニア向けの易しいクラブとなると、Rogue ST Max Fast の型落ち狙いになるだろうか。それまで今の PHYZ をひたすら練習して、少しでもマシになっておくべきかと、半ば諦めていたところである。何気なく見ていた中古クラブのオンラインショップで、PHYZ の 2019年モデルがあるのを見つけた。しかも中古ではなく、未開封の新品である。

www.bs-golf.com

仕様を調べてみたら、僕が持っている PHYZ の 2011年や 2016年のモデルと比べてだいぶ易しくなっているようだ。3W のヘッド体積は 170cc と、昔の 3W(2011年:194cc、2016年:178cc)に比べたらずいぶん小さくなっており、5W (2011年:172cc、2016年:168cc)並みの大きさだし、何より 290g と軽い。そしてロフトは何と 17度もある!

かつての 4W の仕様を 3W として商品化しているのかもしれない。「これだ、これ!」という訳でポチってみた。

PHYZ 3W(2019)

PHYZ フェアウェイウッドの比較

PHYZ 3W 2011年(左)と 3W 2019年(右)

PHYZ 5W 2011年(左)と 3W 2019年(右)

PHYZ 3W(2019)、2011年(左)と2019年(右)

2011年モデルの 3W(194cc)と比較すると明らかにヘッドが小さく、5W(172cc)並なのがよくわかる。

そして打ってみた。確かに少し易しい。5W ほどの確度ではないが、まずまず打てる。ティーアップ打ちにトライした時も、3W で球だけを捕える確率が、2011年モデルより高くなっている。

ただし飛距離は 5W とあまり変わらないかもしれない。球が高い 5W と違ってランで距離を稼ぐクラブなのかもしれない。いやいや、フェアウェイウッドに飛距離を求めてはいけない、グリーンを狙うクラブなのだった。

早速次のラウンドで投入してみよう!