SW(ロフト 56度)、AW(50度)、PW(44度)の3本のウェッジを使って、100ヤード以内を攻略している。ウェッジのコントロールショットの飛距離を把握しておくことは、大切である。
倉本昌弘プロは「3本のウェッジ x 3つの振り幅 x 3種類の握る長さ、計27種類の組み合わせで飛距離を調べて、自分の得意とする打ち方を数通り見つけ出すべし」と教える。僕の場合、短く握ってフルショットすることは苦手なので、長さは変えずに、振り幅を変化させる中で、どのくらいのキャリーが出るのかをメモしておく。
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正面から見た時の腕の振り幅については、8時4時(クォーターショット:腰から腰)、9時3時(ハーフショット:胸から胸)、10時2時(スリークォーターショット:肩から肩)で、大きく3種類がある。ウェッジの場合 11時1時(フルショット:顔から顔)は振り過ぎであろう。
この3種類に僕の場合は、3つ足して、6種類の振り幅を使っている。
まず 8時4時については、手首を使わないワンレバー、手首を少し使うツーレバーの2種類がある。ワンレバーは手首を使わないので、腕もクラブも8時4時だが、手首を使うツーレバーの場合、腕は8時4時、クラブは9時3時くらいのイメージである。
そして、9時3時より少しフォローを出す9時2時や、10時2時よりさらに回転させてフィニッシュする10時1時がある。これがウェッジのフルショットに相当する。
いずれも自分の内的感覚としての振り幅であり、実際に動画を見てみると、反動でそれより大きく振っている。胸から胸は肩から肩くらい、肩から肩は顔から顔くらい、実際には振っている。
3本のウェッジ x 6種類の振り幅のキャリーの飛距離は、次の表の通りである:
この表の飛距離は、練習場のボールで、3階打席からのキャリーの数値であることを付け加えておく。ただし Garmin Approach R10 の計測値とそんなに違わない。実際のコースに行った時にも、そんなに大きく外れてはいないし、僕のレベルであれば、とにかくグリーンに乗せることが先決なので、10ヤードくらいの誤差は許容範囲内と言える。