Muranaga's Golf

46歳でゴルフを始めて10数年。シニアゴルファーが上達をめざして苦労する日々をつづります

月例競技はパーも取ればダボも叩くゴルフ。「寄らず入らず」で「90切り」ならず(入間CC AG)

台風一過でゴルフ日和となった月例競技。2日前に 87 というスコアを出し、4連続 80台を期して臨んだが、OUT 46(16パット)、IN 46(18パット) の 92(35パット)という残念な結果に終わった。コースハンディ 17 だったので NET 75。せめてパープレー、あわよくばアンダーで回りたかった。

ドライバーは 2日前の不調から修正できて(短く持って、上体の突っ込みを我慢しつつ振り切る)まずまずだったが、パー 3 のアイアンショットでの OB や、グリーンオーバーして奥の難しい傾斜に行くなどのミスがあった。

アプローチ、パットはいわゆる「寄らず入らず。」アプローチはショート気味が多く、決めたい 1-2m のパットがことごとく外れた。2日前は、ショットが悪くてもショートゲームで粘って 80台だったが、今日は逆の展開。ショットがまずまずでもショートゲームがダメだとスコアに結びつかない典型的なパターンであった。

技術的な反省もあるが、最も反省すべきは、パーを先行させながら、ダボ・トリを叩いて粘れなかったゲーム展開だろう。いつもはダボが先に来て、パーで取り戻すパターンだが、今日はパーが先行、それを守り切れなかった。

朝一番のパー 5 で1.8m のパーパットを決めて気持ちよくスタートしたにもかかわらず、その直後の 2番パー 3で OB を叩いてのトリプル。172ヤードの距離を 苦手な 5I で打ったのだが、捕まらず右の OB ゾーンに入ってしまった(6I で確実にグリーン手前という選択肢もあったか?)。3番ホールでは寄せワンのパーを取って取り戻したのだが、5番、6番で連続ダボを叩く。5番は 46ヤードのアプローチがラフに食われてショート、その後のアプローチも寄らずのダボ。6番は 55ヤードのアプローチがわずかにショートして砲台グリーンに乗らず、1.5m のボギーパットを外した。7番では 108ヤードという絶好の位置からパーオンを逃がし、1.4m のパーパットを外した。8番のパー 3でパーを取り戻し、9番のパー 5では 1.2m のパーパットを外した。

そして後半は 10番、11番で連続パーを取ったにもかかわらず、12番のパー 5で 3パットのダボを叩く。14番でさらにパーを先行させたにもかかわらず、15番、16番と連続ダボを叩く。15番は木がスタイミーになる位置にセカンドがあり(3W ではなく 5W を選択すべきだったか?)、残り 115ヤードの打ち上げを 9I でフックを打とうとしたが、そのまま右に抜け、カート道路脇の難しいアプローチを残して、それをミス。16番パー 3は 7I のクリーンショットがグリーンをオーバー、グリーン奥の難しい傾斜のラフにあった。50度で打ったが強くてグリーンをオーバー、返しもさらにグリーンオーバーと行ったり来たり。2m のパットを沈めて何とかダボに収めたが、大崩れ寸前であった。そして最後の 18番パー 5でも 3パットのダボ。

パーを先行させているのに、OB や素ダボで貯金を吐き出すちぐはぐなゴルフ。何をやっているんだか。

OB は論外のミスであるが、

  • ショットのミス(番手選択のミス)でアプローチを難しくした
  • 50ヤード前後のアプローチをショート、その後のアプローチ・パットが寄らず入らず

といった何気ないミスが痛い。アプローチを近くに寄せたいという欲からのミス。決めたい 1.5m 前後のパーパットやボギーパットを決められなかったミス。欲が邪魔をして、その一打に対する集中度を欠いていたかもしれない。

DateCourse (rate)YardParScoreShotShortG / PT / GBPSituation
2022.8.14入間CC OUT→IN(BG) (69.9/92.2/120)617072924646385335018.2ft、晴れ

  1. スコア:92、パット:35(1.94)
  2. ショット(60Y以上):38、ショートゲーム(60Y未満):53、ペナルティ:1
  3. パーオン率:16.7%、ボギーオン率:55.6%
  4. バーディ率:0%、パー率:33.3%、ボギー率:27.8%
  5. ダブルボギー率:33.3%、トリプルボギー以上率:5.6%
  6. フェアウェイキープ率:50.0%、OB 発生率:5.6%、ペナルティ率:0%、ガードバンカー率:0%

60ヤード以上のショット数 37、60ヤード未満のショートゲーム数 54(うち35パット)、ペナルティ 1(OB)というデータからも、ショートゲームのミスがスコアメイクできなかった要因であることは明らかである。

グリーン周りのアプローチも、少し考え過ぎた。最近 56度で球を上げ過ぎてショートするケースが多いことから、ランを使う 50度との使い分けを迷った挙句、50度の距離感が合わせられなくて寄らず、というミスが多かった。

反省ばかりしているのも精神衛生上よくないので、ナイスショットも振り返っておく。9番パー 5はドライバーショットをミスして、つま足下がりからのセカンド。これを 3U で上手く打てた。その直後の第 3打、残り 190ヤードもつま足下がりとなったが、これも 3U でナイスショットして、グリーンエッジまで運ぶことができた(とはいえ、1.2m のパーパットを外したのが痛い)。同伴プレーヤーからも「下半身がしっかりしていた」とお褒めの言葉をいただいた。

つま先下がりは成功体験が続いたが、左足下がりはどうにも難しく、ミスヒットが多い。18番パー 5 も残り 165ヤード、ダウンヒルから砲台グリーンへの打ち上げであったが、4U で低く飛ばして、残り 20ヤードまで持っていくのがやっとであった。

反省するより練習!」である。居残りでアプローチとパット練習を 1時間弱行う。アプローチは落としどころを決めて、50度と56度で同じところに落とす練習(その後の転がり度合いを確認する)。そして 56度で球を低く出して足を使うのと、少し高く上げて止める練習。やはり球を上げた時は落とし所までの距離感を出すのが難しいし、その後の転がりも読みにくい。砲台グリーンへの上り傾斜だとロフトが寝るので、予想外に球が高く上がってショートしがち。ロフトを立てて球を低く出して、少し足を使うアプローチの方が精度は上がりそうである。ただし上り傾斜にフォローが引っかからないような打ち方が要求される。

今回の B クラスの月例競技の参加者は 65人。優勝スコアはコースハンディ 16の方が 82 というベストグロスを出して 66 であった。2位の人もハンディ 16 でグロス 83。ハンディ上は 1 しか違わないのに、80台前半を出す実力者と、90切りがやっとの自分との力の差を、まざまざと認識させられた。

残念な1日であったが、ゲーム展開・ゲームの作り方、アプローチの技術といった点で、よい気づきがあった。悔しいけれども、またゴルフの新たな面白さが感じられるようになった気がする。地道に精進していきたい。

帰宅後の反省のビールはプレミアムモルツ。最近は「80台が出せたら Spring Valley で祝勝、90切りできなかったらプレモルで反省」と決めている。あまり反省しているようには見えないかもしれないが…。

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