ショット乱調のラウンドの翌日。「実際のショットを見ていないのでわからないが…」というコメント付きで、ゴルフスクールのコーチに言われたのは、「アドレスして構えた時、お尻が下がる癖が出ているんじゃないか」ということである。
僕は気をつけていないと、知らず知らずのうちに、お尻が落ちて椅子に腰かけるような構えになってしまう。上体も起き上がって前傾が不足する。こうすると、体の回転が妨げられる。
そしてもう一つ言われたのは、腕と体の距離が近くなり過ぎているということだった。スイング中、腕と体の距離を保つためには、アドレス時にその距離をきちんと取っておく。アドレスの前傾姿勢を作るためには、下記の構え方を毎回行う:
- 膝をピンと伸ばした状態で前傾し、少しだけ膝を緩める
- 骨盤を前傾させることにより、スムースな体の回転が可能になる
- 膝を伸ばした状態ではかかとに荷重、膝を緩めた時には足裏全体に荷重
- 背筋は反らない
- 腕と体の距離を保つ
- 「少し遠い」と感じるかもしれないが、前傾を深くすることで、ボールとの距離を調整する
- いわゆる「懐」を作る。これによってクラブの通り道を作る
そしてバックスイング:
- きちんと右足に乗る(骨盤を前傾させることで、右足にしっかり乗れる)
- 右膝を伸ばして、深く捻転する
- テイクバックでは飛球線と反対方向に真っ直ぐ引くイメージ。これにより腕と体の距離が保てる
スイングを作り上げるためには、ハーフショットを徹底的に行う。今回の場合は、アドレスからバックスイングにかけての動きを、ハーフショットで作っていく。
この時、高くティーアップしたボールだけを打つ練習により、ヘッドを走らせる。
ヘッドを走らせるのは、右手首を掌側に折る動きではない。これだと点のインパクトになり、高くティーアップしたボールにうまく当たらない。そうではなく、体の回転を使う。これによりインパクトゾーンが長くなる。
いつも言われていることだが、本番のスイングで気をつけるべきポイントは4つ:
- アドレス・構え
- バックスイングの捻転の深さ
- 左に突っ込まない切り返し
- 下半身主導の腰の回転
今日は特に、アドレスとバックスイングについて練習をしたことになる。
アドレスとバックスイングを気をつけることにより、トップの位置がいいところに収まる。その結果、スイング軌道がオンプレーンとなる(シャフトクロスのように変にねじれた動きがなくなる)。結果、いいショットが生まれる。
かなり大きな台風が九州に上陸した影響で、関東地方にも激しい雨が降る。ゴルフスクールの間も、ボールの行方が見えなくなるほどの雨が降った。
同日、ホームコースの入間カントリー倶楽部ではクラブ選手権の予選が行われていたが、1時間の中断、そして 1.5ラウンドを 1ラウンドに短縮して行われたとのこと。