2021年、22年の月例競技の入賞者コンペに参加した。僕が入賞したのはちょうど 1年前になる。今回は ABクラス混合の18組 69名のコンペ。Aクラスは青ティー、Bクラスは白ティーからの完全ホールアウト制、普段の競技と違うのはワンペナが設定されていることである。スコアはカートのナビに入力していく。後日、結果と賞品が送られてくるらしい。
晴れて気温は 14度まで上がったものの、風が強い。風速 7-8m/s で、芝がほぼ水平に飛ぶ時もあった。距離感、番手選択、曲がりの大きさなど、普段より難易度は上がっていたと思う。そして入間カントリー倶楽部のグリーンは 10ft に設定されていたが、強風にさらされていたためか、体感的にはもっと転がる印象で、パットのタッチを合わせるのに神経を使った。
ショットはトップ、それもボールの頭を叩くような大きなミスが多い。それでも OUT は粘って 45(17パット)。IN もボギープレイで「90切り」することを目標として臨んだ。そして何とか 15番まではボギープレイを続けていたのだが…。最後の3ホールで、ダボ・ダボ・トリと叩き、万事休す。IN 49(15パット)、トータル 94(32パット)と粘り切れなかった。残念!
後述するように、16番パー3はグリーン奥からのアプローチのオーバー、17番パー4は砲台グリーンへのアプローチのショート、18番パー5はドライバー、ウッドのミスによるものである。強風で徐々に体力を奪われていったのかもしれない。18番では下半身が粘れず、大きなミスショットを繰り返した。
Date | Course (rate) | Yard | Par | Score | Shot | ShortG / PT / GB | P | Situation | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2022.12.25 | 入間CC OUT→IN(AG) (70.2/93.6/126) | 6216 | 72 | 94 | 45 | 49 | 42 | 51 | 32 | 1 | 1 | 10.0ft、強風 |
- スコア:94、パット:32(1.77)
- ショット(60Y以上):42、ショートゲーム(60Y未満):51、ペナルティ:1
- パーオン率:11.1%、ボギーオン率:44.4%
- バーディ率:0%、パー率:22.2%、ボギー率:38.9%
- ダブルボギー率:33.3%、トリプルボギー以上率:5.6%
- フェアウェイキープ率:35.7%、OB 発生率:0%、ペナルティ率:5.6%、ガードバンカー率:5.6%
数字からもショットがよくなかったことがわかる。トップのミス、ボールの頭を叩くミスが多かったのは、バックスイングの捻転不足に起因する切り返し以降の腰の回転不足と思われる。手打ちの要素が入ったのであろう。
その証拠に、自分でもバックスイングがちゃんとできたと思った時には、いい当たりが出ていた。9番のドライバーショットは、このホールにおける自分史上最長の飛距離が出て坂の下まで到達していたし、12番の第2打、残り 260ヤード、10ヤードほど打ち上げる(「年金坂」と呼ばれている) 5W は、残り 70ヤードのところまで飛んでいた。
このようにたまにいいショットがあったものの、総じてドライバーも新兵器のフェアウェイウッドも球が捕まらず、ミスショットが多かった。ドライバーショットが林の中に行くこと 2回(1番と18番)、フェアウェイウッドによるティーショットはすべて失敗(14番の 5W と15番の 3W)、さらに地面から打った 3W のショットは右のペナルティーエリアに消えていってしまった…(18番)。
30ヤード以内、特にグリーン周りからは 50cm 以内に寄ること 2回(8番、15番)。思いがけずスピンがかかって(「上手く打てて」とも言う)距離を残すこと 2回(1番、10番)。いいライからはスピンで止まる、まずまずのショートアプローチができていた。
一方、難しいライからのアプローチは全てミスしてダボにつながった。マネジメントの観点からはよく「外すなら次が易しいところへ」と言われるが、自分の意図とは関係なく難しいところへ行っちゃうんだよなぁ。
40-80ヤードのアプローチは、距離感が合ってうまく乗せられたのだが、17番の砲台グリーンではわずかにショートした球が転がり戻って来るミスを繰り返した。
パットも頑張っていた方だと思うが、1m のパーパット(12番)、1.5m のボギーパット(16番)が決めきれなかった。逆に 2.5m - 3m のパーパットが入っていなければ(4番、14番)、さらにスコアは悪化していただろう。
ダボ以上を叩いたホールを振り返っておく。特に最終 3ホール、16番から18番の大叩きは悔しい。
- 1番パー5:
- ドライバーショットが右の林に行き、第2打はフェアウェイに戻すだけ。
- 第3打の 5W もトップ。ダボオン 2パットのダボ。
- 7番パー4:
- ドライバーをミスして、ピンまで残り 147ヤードを残す。そこからの 8I が右に出て、グリーン右のがけ下に落とすミス。
- リカバリーで何とかグリーンエッジにしがみついたものの 12m の下りのロングパットが寄らず、ダボ。
- 13番パー3:
- ピンが奥に切ってあり、180ヤードの打ち下ろし。6I が捕まらず、右のバンカーへ。
- バンカーのアゴ近くの難しいところにあり、脱出しただけに終わる。
- 下りの薄いライからのアプローチ。56度を使わず 50度を選択したが、ピンを 3.5m もオーバーさせてしまう。寄らず入らずのダボ。
- 16番パー3:
- 奥に切られたピンまで 170ヤード。打ち下ろしと強いフォローを考え 8I を選択。これが思いがけす風に乗ってグリーンをオーバー。
- 奥から下る難しいアプローチが思いのほか転がってグリーンからこぼれてしまう。そこから1.5m に寄せたものの最後はカップに蹴られてしまった。ダボ。
- 17番パー4:
- ドライバーはよく飛んで右ドッグレッグのフェアウェイを突き抜けてしまい、左のラフへ。6I のショットをミスして、砲台グリーンのピンまで 50ヤードを残す。
- ピンが手前のため、エッジに落とすことを狙ったのが分不相応だった。わずかにショートして花道を下って戻ってきてしまう。
- 残り 30ヤード。これもエッジに届かずまたも戻ってきて、残り 20ヤード。これをようやく乗せて 5オン1パットのダボ。ピンの奥に行くのを嫌がり過ぎた。
- 18番パー5:
- ショットが全部ミス。
- ドライバーは右の林の中。ベアグラウンドから 5I で低く出すがボールの頭を叩く。
- 少し左足上がりのフェアウェイから新兵器の 3W を握るも、右へのスライスとなり、ワンペナゾーンに飛び込んでいった。
- 残り 120ヤードから打ち上げる 9I の第5打もトップ。結局、6オン2パットのトリ。最後 1.5m のパットがわずかに外れた。
パー3 でグリーンをオーバーしたりバンカーに入れたりして、ダボにしたこと。パー5 でドライバーとウッドを失敗したこと。大いに反省しなければならない。
コンペの参加賞として、近江牛の切り落とし 300gとツアーボール 2個をいただいた。
翌日「入間のひとりごと」(入間カントリーのブログ)で、そして数日後に送られてきたコンペの結果を確認した。僕はグロス 94、NET 77(ハンデ 17)で 69人中 28位の成績であった。90 - 91で上がっていれば、NET 73 - 74、10位以内で入賞していた可能性がある。上がり3ホール、耐え切れなかったことが、かえすがえすも悔しい。
因みに優勝はグロス 80、NET 69(ハンデ 11)。2位が Bクラスの方でグロス 87、NET 71(ハンデ 16)。
ハンディキャップは 17.2 で変わらず。これが 2022年の最終ハンデということになる。果たして来年は月例杯で入賞して、この年末コンペへの参加資格が得られるだろうか?
一方、ここに悲報がある。何と月例杯 Aクラスの資格ハンデが、近く 15.9 から 14.9 になるとのこと。この話がもし本当だとすると、今年あと 1.0 というところまで迫った A クラスが、さらに遠のくことになる。「万年 B クラス」と言われないよう、さらに精進しなければ!