ゴルフの感性を磨く。その一歩として、ナイスショットとミスショットの違いを感じたい。そのためには自分のスイングのチェックすべきポイントを押さえておきたい。
以前スイングで気をつけるべきポイントは次の四つだと書いた:
- アドレス
- バックスイング
- 切り返し
- 体を回す
今も気をつけるべき、4つのポイントは変わらない。
- アドレスで前傾
- バックスイングで深く捻転
- 切り返しで叩かない
- 振り切る
これにスイング全体の力感を加えて、5つのことに気をつけている。脚・下半身を使うことが大切である。
- アドレスで前傾
- バックスイングで腕と体を同調させて深く捻転
- 始動時点から、腕と体を同調。常に体の前に手とクラブがあるバックスイングを行う
- クラブが地面と平行になった時、リーディングエッジが地面を向く(前傾姿勢と同じ角度)
- 上半身・腕だけでなく下半身・脚も使う(右股関節・右尻を後ろに引く)
- 切り返しで「間」を作る
- 切り返しで急がない。急ぐと上半身から打ちに行ってしまう。
- 上半身から行くとスイングが詰まる。
- 足・脚を使って腰を切る。振り切る
- 左足を踏み込んで切り返す。
- 切り返しは下半身主導。脚を使う。それによって上半身から打ちに行かなくなる。
- 左腰を切り、右腰を押し込む
- トップしていいと思って振り切る
- スイングを詰まらせない
- 9I の力感でスイングする
- 長いクラブほど力が入る。飛ばそうと考えない
- フィニッシュを決める
ちょっと多過ぎるかもしれないが、上記の 5つがチェックポイントである。ミスショットをした時は、上記のうち何かしらでエラーを起こしている。逆に調子のよい時は、上記のすべてが無意識にできていると思われる。
僕の場合、最も気をつけるべきはバックスイングである。ここにエラーがあると、それ以降はすべて何らかの調整が入り、ミスショットにつながる。
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一方、最近スイングについて感じていることがある。それは、自分の中で、アイアンやウェッジは「縦振り」のイメージになりつつあるということだ。三觜プロが「ゴルフは直線運動」と言っていたこと、「地面に向かって力を出す」と言っていたことが、ようやく理解できるようになってきた。きちんと前傾をキープして、肩のタテ回転を使って、インパクトゾーンを直線的に長く使うイメージである。「肩はタテ回転、ベルトはヨコ回転」というイメージに少し近づいているのではないだろうか?
ただしウッド系の長いクラブになると、ソールを滑らせるイメージがあるので、「縦振り」というよりは「横から払う」感覚が残っている。
一方アイアンも「縦振り」の感覚が強くなり過ぎる時は、要注意である。クラブがアウトに上がってしまっている。