ハンディキャップが 15 を切り、Aクラスの月例競技に出られるようになったこと、そして自分の仕事にも一区切りがついたこともあり、「自分へのご褒美」として、気になっていた「技術全部入り」パターを入手した。
オデッセイ(Odyssey)の Ai-ONE TRI-BEAM 2-Ball である。
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- 2-Ball:アラインメントがしやすい
- Ai-ONE:AI 設計のフェイスで芯を外しても球が転がる
- TRI-BEAM:三角形の「ラケット・ホーゼル」により、芯を外してもフェイスの向きが群れない
これらのテクノロジーが全部入ったパターで、一時期、山下美夢有プロも使っていた。
僕自身は、既に AI 設計のフェイス Ai-ONE 2-Ball をエースパターに昇格させて使っているのだが、それとの違いは 3つ:
- 「ラケット・ホーゼル」TRI-BEAM が備わり、フェイスの向きが安定する
- Stroke Lab シャフトが、スチールとカーボンの複合ではなく、全部スチール製になっている
- 2-Ball にライン(Tour Line)が入っていない
ずっしりした重量感があり、ヘッドの重みを感じながらストロークする印象である。
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さっそくパッティング・レール上を転がしてみる。いきなり真っ直ぐ順回転で転がっていき、気持ちがいい。ヘッドの重みがあるので、バックスイングの量を少なくすることができて、その分、芯に当てやすくなる。触るだけのタッチでも、レール上を真っ直ぐ転がっていくのは、新鮮な感覚である。
その一方で、自分でコントロールする感覚は失われる。長年エースパターとして使っていた O-Works 2-Ball と比べると、それは如実に感じる。
そして少々気になるのは、三角形のホーゼルが 2-Ball を侵食していること。しかもその侵食度合いが中途半端で、センターシャフト版のように半円ピッタリ分ではなく、微妙に小さい。ホーゼルの位置がボールの芯の位置にならないので、アラインメントの時に少し注意する必要がある。下手をすると芯を外した形で構えてしまうことになるからだ。
コース・デビューはワングリーンの東急セブンハンドレッドクラブにて。平均パット数 31.6 に対して、31 なのでまずまずと言えよう。またその次のラウンドではハーフだけまわったのだが、宍戸ヒルズ西コース IN の難しいグリーンを 14パットで切り抜けることができた。