紅葉のホームコース。気温が 20度超まで上がり、後半は半袖でラウンドした。
80台がなかなか出せない不調のトンネルが続いている。練習場でショットを整えているつもりなのに、コースでは相変わらずとんでもないミスが出る。
IN 10番ではティーショットがいきなりペナルティー。3W でダフった当たりが隣のホールへ飛び込んでいった。朝一番のショットで大きなミスが出ると、そのあと思い切り振れなくなる。振れないから「当てに行き」、さらにミスを連鎖させるという悪循環にハマっていく。
11番もダボ。結局これら最初のつまづきを取り戻せない展開で、IN:48(16パット)。
ショットもダメなら、グリーン周りのアプローチも思ったように寄らないし、50ヤード前後のショットをショートさせるミスも出る。ショットだけでなくアプローチも「当てに行って」いるのだろう。
後半 OUT はショットが少し復調したか、1番ボギー、2番パーの上々のスタート。ところが「さぁこれから」と気合が入った矢先の3番で、ドライバーで何と 2連発 OB!ガッカリである。
OB 一発目は、フェイスが開いて目の前の右の林に球が突っ込んでいった大ミス。二発目は球がつかまらずスライスして、右の山の中へ。打ち直しの第 5打も第 3打と同じような当たりで、あわや OBだったが、幸い木に当たって右ラフに戻ってきた。この後、何とか 7オンさせ、4m のパットを沈めて、このホールを 8打に収めたのは粘ったと言えよう。
この 2連発 OB のビハインドを、結局取り戻せないまま、OUT:48(15パット)。トータル 96(31パット)は、B クラスで苦しんでいた時のようなゲーム展開であった。
あまり自分を追い込むのもよくない。「OUT は 2連発 OB を除けば、44だったなぁ」と少しポジティブに考えて、自分を優しく慰めている。
ただ OUT は少しショットのミスの原因を掴めた気がした。バックスイングを少しゆっくり行うようにすることで、腰をしっかり引けるようになったのだ。バックスイングが十分に行えた時は、いいショットが出始めた。一方、バックスイングが不十分な時は、ダウンスイングで叩きに行き、ミスになる。
ゆっくり引いた時は、切り返しでの左足踏み込みもできるのか、ダフりも出なくなった。今日はいつもの自分のテンポより、速過ぎたのかもしれない。
アプローチが寄らなかったわりには、パットが入ってくれたのが幸いであった。下りのスライスラインが 4m、2m、1.5m とよく入ってくれた。ショット、アプローチだけでなく、パットまでダメだったら、救いようがない。きっと 3桁を叩いていた可能性もある。
さぁ、そろそろ Aクラス陥落の危機である。ホームコースのバックティーからは、86-88 のスコアを出さないと、今のハンディ 13.5 を維持できない。そして来週は超難関の西那須野とホウライをまわる那須ゴルフ合宿である。今の調子では、洋芝にダフり、池ポチャ連発の 100叩きは必至。
そしてこれから冬に向かい、ホームコースでスコアメイクするのは一層難しくなる。Bクラス落ちがひたひたという足音とともに迫ってきているものの、夏の間の半年ほど好調が続いて A クラスに上がれただけで、実力は Bクラス。「もう一回 Bクラスで修行し直せ」とゴルフの神様に言われている気がしないでもない。
Date | Course (rate) | Yard | Par | Score | Shot | ShortG / PT / GB | P | Situation | ||||
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2024.11.17 | 入間CC IN→OUT(71.8/95.7/129) | 6573 | 72 | 96 | 48 | 48 | 41 | 52 | 31 | 3 | 3 | 8.0ft |
- スコア:96、パット:31(1.72)
- ショット(60Y以上):41、ショートゲーム(60Y未満):52、ペナルティ:3
- パーオン率:5.6%、ボギーオン率:50.0%
- バーディ率:0.0%、パー率:22.2%、ボギー率:38.9%
- ダブルボギー率:27.8%、トリプルボギー以上率:11.1%
- フェアウェイキープ率:50.0%
- OB 発生率:2回、ペナルティ率:1回、ガードバンカー率:3回
- パー3 計 +4 以下:+2
- パー4 パー 4H 以上:1H
- パー4 セカンドでグリーンを狙える 7H 以上:4H
- パー5 計 +2 以下:+5
- トリプルボギー 2H 以内:2H
- トリプルボギー直後 +1内:0/2
- グリーンオン率(60Y以上)50% 以上:3/16
80台を出していた時と比較すると、スタッツ的には、ショットで 2-3打、60ヤード以内のショートゲームで 4打、ペナルティーで 1-2打、悪くなっている。パー4 の第 2打でグリーンを狙える率も、グリーンにオンする成功率も低いし、とんでもないミスでペナルティーを食らっている。
ショットだけでなく、僕の生命線であるアプローチも怪しい。最近使い始めた Z-Star XV はスピンが思った以上に入るのか、ショートすることが多く、キャリーとランの比率がイメージしにくく、距離感が掴めていない。ショートを怖れて、56度だと少し強めに打ってしまったり、50度を使うと意外にランが出てオーバーしたり…。
そこでラウンド後は、アプローチを 1時間弱ほど時間をかけて練習した。花道の上り傾斜からだと球が高く上がり、そのまま止まるケースが多かったので、低く球を出す打ち方を中心に練習した。フェイスは少しだけ開いてバウンスを滑らせる構えにするのだが、インパクトで少しフェイスを閉じるようにすることで、球は低く出るし、スピンもかかる。
上り傾斜では傾斜なりに振ることで、地面に突っかかるミスを減らせる。ライが悪くて多少インパクトでミスしても、球は前に飛んでくれるので、ミスの幅が小さく済んでくれそうである。
好調の時は、あまりスイングのことを気にせずに、無意識に振っても球に当たる感覚があった。今はミスを気にして「球に当てに行っている」可能性もある。特に朝一番にミスが出ると、思い切り振れなくなる。「パーを取って取り戻さないと」という思いにとらわれて、マネジメントもおかしくなるし、ゲームの流れも悪くなる。朝一番をいかに無難にスタートさせるか。そこにも気をつけたい。
とにかく素ダボを減らしたい。今回のラウンドでもそうだったが、100ヤード以内、特に 30-70ヤードをきちんとグリーンオンさせないと、すぐにダボにつながる。また 3パットを避けるには、距離感重視でファーストパットを打つことであろう。そしてセカンドパットは何が何でも入れるという強い気持ちを持ちたい。
Bクラス落ちを気にして、スコアにこだわるあまり、コースでは「スイングが小さくなっている」可能性も否定できない。スコアを忘れて目の前の一打に集中する「ゲリラ・ゴルフ」を実行しなければならない。頭ではそう理解しているのだが、コースではなかなかそれが実行できていない。これを打破することが、今後の鍵であろう。