Muranaga's Golf

46歳でゴルフを始めて10数年。シニアゴルファーが上達をめざして苦労する日々をつづります

倉本昌弘プロの YouTube 動画「ゴルフの真の基本」は、本質的でためになる

ゴルフを始めて 16年。倉本昌弘プロの教えをいつも参考にしてきた。その著書や DVD にだいぶお世話になっており、幾度となくこのブログでも紹介してきた。「倉本節」と言っていいだろう、歯に衣着せぬ辛口で、しかしゴルフの本質を突いた言葉が心に残る。

特に「90 切り」の技術とコースマネジメントについては、完全に倉本プロの教えを参考にしている。残念ながらその上の「平均 85」「80切り」といったレベルには到達できていないものの、絶賛、それを実践中であると言っても過言ではない。

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最近、ゴルフスクールでは「左肩を下げないバックスイング」というテーマを与えられ、コーチから「参考にすべきは、倉本昌弘プロのスイング」と言われた。

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そこで YouTube で倉本昌弘プロのスイング動画を探してみたら、「ゴルフの真の基本」というとても本質的でためになるレッスン動画集が見つかった。全 11 話ある動画の中に、26 のレッスンが入っている。一つの動画は 10分前後なので、全部見るのに 2時間もかからない。

この中で特に印象的だったのは、第4話、第5話(レッスン 7 ~ 11)だろうか。

  • スイングの本質(第4話 レッスン7):
    • スイングで大事なのは足の動きであり、それが先行動作や時間差といったものを生み出す
    • 先行動作や時間差は作るものではなく、できる」という意識で、鳥の羽ドリルと足踏みドリルに取り組んで欲しい
  • スイング軸(第4話 レッスン8):
    • バックスイングの大きさは人それぞれ
    • クラブを振ると、背骨側に回転軸ができる
    • その軸は、歩いても走っても、体重移動してもブレない
    • 人間の身体には厚みがあるので、背中側に軸がある時には、その前にある頭・身体は左右に動く
  • 力感の見えないショットを披露:
    • フルショットは練習場で必要なのか?コースに行ったら、中途半端な距離しか残らない
    • 距離をコントロールすることが大事であって、最大飛距離を練習場で打つことは全く意味がない
  • レッスンでよく耳にする言葉(第5話 レッスン9、10):
    • 過去の歴史の中で、さまざまなトレンドがあった
    • 「左足1軸」
      • 長所も短所もある。力のある人が1軸で振ることでコントロールできるが、反面、距離は出なくなる
    • 「床反力」「地面反力」
      • 今までのレッスンで言ってきたこと。しっかり地面を踏んでクラブを動かすことが、床反力そのもの
    • 「30cm 真っ直ぐ引く」
      • 腕だけで引こうとしたり、力んで外に引いたり、急にインサイドに引いたりする悪癖を直すためのただのキーワード
    • 「バックスイングで右膝を動かすな」「右膝を止めてバックスイングせよ」
      • 右足に体重が 100% 乗ってバックスイングすると、右膝は止まらざるを得ない
      • 「止めるのではなく、止まる」
      • レッスンで言うべき言葉は「右足にしっかり体重が乗った状態で、バックスイングしましょう」
    • インパクトで左の壁を作れ」
      • 100% 左足に体重が乗った状態で回転すれば、壁ができるのは当たり前
    • 現象を直すのではなく、原因を直す言葉が必要
    • 言われている言葉は、何のためのその言葉があるのか、何のためにその言葉を言っているのか、しっかり考えて理解すること
  • 練習場でするべきこと(第5話 レッスン11):
    • やってはいけないのは、同じクラブで真っ直ぐ何球も打ち続けること
    • 練習場の幅いっぱいを使って、ターゲットを変えながら 3球づつ打つ
    • クラブを変えながら打つ
    • ターゲットに向かって、思い描いた球筋を打つために、構えや球の位置を感じる

以下に「ゴルフの真の基本」すべての動画へのリンクを貼っておく:

1.ゴルフの本質、グリップの握り方


www.youtube.com

2.セットアップの本質、ボールの位置


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3.球筋のメカニズム


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4.スイングの本質、スイング軸


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5.レッスンでよく耳にする言葉、練習場でするべきこと


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6.アプローチ(サンドウェッジ、ピッチングウェッジ)


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7.8番アイアンでのアプローチ、アプローチの距離感、球を上げるアプローチ


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8.アプローチのボール位置、バンカーショットの基本


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9.バンカーショット練習法、ティショットを考える、セカンドショットの距離感


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10.アゲインストと複合ライ、グリーンの見方


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11.ラフからのアプローチ、パー3の考え方、ライの悪いアプローチ


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3D Swing Mentor、来たー!

3D Swing Mentor、来たー!

Jacobs 3D のアンバサダーである TASKGOLF の松本協(タスク)プロが開発した、クラブの重心を感じとり、「重心管理」しながら「引いて引く」スイングを習得するための素振り練習器具である。通称「メンターちゃん」(named by 宮崎太輝プロ)。

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ふだん素振り練習に使っている Tour Pro Swinger、通称「うねり棒」と同じ人たちが開発に携わり、ある意味、その上位互換になっている。

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「メンターちゃん」と「うねり棒」を並べてみると、シャフトの曲がりはほぼ同じである。「うねり棒」は逆さにして振れる一方で、「メンターちゃん」は重りがついて、クラブの「重心」を可視化している。シャフトの先に第2の曲がりがあり、ダウンスイングにおけるクラブの進行方向のエネルギー変化を実現している。このため「うねり棒」にはフォローで手首が返り過ぎるという課題があったらしいが、「メンターちゃん」にはそれがない。

クラブを「(テークバックで)引いて、(切り返しで)引く」と、その偏重心特性に従って、クラブは右ループを起こし、自然とインパクトに向かって行く。その重心の動きにできるだけ逆らわず、クラブが胸の前にある「重心管理」された状態を維持して、余計なエネルギーをかけないスイングを学ぶ練習器具が 3D Swing Mentor である。

「引いて、引く」を Jacobs 3D の言葉で表現すると、次のようになる:

  • ヘッドが落ちないようにアーム角(コック)を保持(βトルクをかけた状態を維持)
  • テークバックではシャフトの横方向にクラブを引っ張る(βフォース)
  • 切り返しでは、グリップ方向にクラブを引く(γフォース)

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ちなみに、3D Swing Mentor の背景にあるクラブの原理原則、Jacobs 3D の基礎については、次の 1時間 20分もの解説動画が決定版である:


www.youtube.com

そんな能書きはさておき、とにもかくにも 3D Swing Mentor をさっそく振ってみた。

やばい。

何がやばいかというと、違和感があまり感じられないのだ。

これをいいニュースととらえるならば、僕は「重心管理」ができていることになる。ふだんから「うねり棒」を振っているのが、よかったということだろうか?

一方、悪いニュースととらえるならば、僕が重心を感じ取れない鈍感だということになる。「メンターちゃん」はクラブの偏重心特性を強調しているが、全体にかなり重い。その重みがずっしり来るので、重心を感じにくい気もする。

taskgolf.com

改めて Web サイトや購入者向けの取扱説明動画を見て、正しい使い方を確認する。

Web サイト上の動画で、タスクさんが強調しているのは、手とシャフトのアーム角を維持することである。

  • アーム角を維持することが大切
    • 胸の前に 3D Swing Mentor を構えて、ウェイトの先の部分の白いマークが見える角度を維持
    • その状態のまま体を前傾して構える
  • グリップを緩く握り、グリップの中で圧力の変化を感じる
  • 常に自分の胸の前に重心がある

「重心が管理されている」「重心をキャッチしている」とは、グリップの中に、3D Swing Mentor の重心が収まっていて、腕にテンションがかかっていない状態である。

練習法の概要は以下の通り:

  • ハーフショットの連続素振り
    • 腰より下のハーフショットで「引っ張って引っ張る」
    • ハーフショットからダウンに入る時に、自然に「右回り」ループが生じて、縦のエネルギーが横のエネルギーが変換される
    • それをグリップの中の圧力の変化で感じ取って欲しい。
  • フルショットの連続素振り
    • ハーフショットの次は、振りを大きくしていく。腰から上の世界
    • 振りを大きくする中で、そのまま自然に引っ張り上げる(腕で持ち上げない)
    • トップからは飛球線と逆方向へ引っ張り戻す、ループが発生して、縦から横のエネルギー変換が起こる
    • 引っ張り戻す間に、腰の回転を使って重心を管理するわけではなく、あくまでクラブの特性に従って、身体を動かす
    • クラブの特性に逆らわずに、3D Swing Mentor が行きたいように体を動かす

上記の使い方に注意して、3D Swing Mentor による素振りを行う。何となくだが、僕自身はわりと重心管理ができている方なのだと思う。3D Swing Mentor の重りが、クラブの偏重心を表わしているが、それが必ず胸の前にあるような意識で振ると、グリップ圧に大きな変化を感じないのである。

ラウンドに持って行って、友人にも試しに振ってもらった。彼曰く「スイング中、軽く感じられるところと、そうでないところがある。軽い時は重心管理されていて、そうでない時は重心が外れている。」なるほど、そういう表現もできる。グリップ圧に大きな変化を感じないと言うことは、重みの変化を感じないということである。

僕には、テークバックを手で引いてしまう癖がある。そうすると腕と身体が同期せずに「手上げ」になって、重心が外れてしまう。3D Swing Mentor 自体が重いので、腕だけで引くことは難しい。自然と胸郭を使ったバックスイングの始動が身につきそうな気がする。

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ゴルフスクールのコーチには「身体の正面にクラブがある」「胸の前に、腕とクラブがある」ようにスイングせよ、と教わっている。昔からある教えだが、これがまさに「重心管理」と表現されていることだろう。3D Swing Mentor が教えてくれる重心キャッチの感覚は、胸の前にクラブがある感覚と同じものである。

これからは毎日、素振り練習に「メンターちゃん」を採り入れる。「重いものをゆったり振る」のに「メンターちゃん」は適している。この素振り練習により、テークバックを手で引く癖を修正し、「重心管理」「クラブが胸の前にある」スイングを身につけたい。偏重心特性が強調されているので、クラブの「右ループ特性」を感じつつ、クラブを「縦に下ろす」感覚も身につくと思う。

一方、「うねり棒」はキャディーバッグに入れて、練習場に持っていくことにした。ショット練習の合間に振って、「重心管理」や「右ループ特性」の感覚を思い出すためである。

最後に、Web サイトに掲載されている図を引用しながら、3D Swing Mentor のフルショット時の使い方を、自分用のメモとしてまとめておく:

1.セットアップ

  • グリップする際に、左手小指・薬指・中指でしっかり握り、他の指は添える感じで、柔らかくホールドする感じ
  • 前傾時に縦コックを意識し、アーム角(グリップと腕の角度)を維持する
    • アイアンのセットアップ:前傾した時に目線上でウェイトの縦の白線がすべて見えている
    • ドライバーのセットアップ:先端部の白いマーカーが見えている
    • 白色が見えていない状態では、適切なアーム角が維持できていない
  • 仮想ボールに先端を合わせる

2.動き出し準備

3.テークバック(動き出し)

  • ウェイトを遅らせて、グリップを飛球線後方へ、真っ直ぐ引き出す
  • 左側屈を入れながら、グリップエンドを体幹で引き上げる感覚、ウェイトが遅れてくる感じが重要
  • 身体を回す(ヨコ回転)のではなく、胸郭を縦に動かす、側屈を使う

4.切り返し

  • 身体のコアからのエネルギーでウェイトを引き上げ、飛球線後方へグリップエンドを引き始めることで切り返す
  • 単純に真っ直ぐ引き上げ、ウェイトが背中側へ反転するやいなや、引き下ろす。一瞬たりとも持ち上げない
  • 多少グリップを押し下げる感覚でテークバックすると、先端は回転運動により素早く切り返しに向かう。その際に、両手で持ち上げようとリフトしてはいけない

5.ダウンスイング

  • 振り子運動の感覚でグリップエンドを引き続ける
  • クラブヘッドがいったん背中側に回り込み(シャローアウト)、右回りのルーピングを起こす
  • ゴルフクラブは基本性能としてルーピングを起こし、縦方向のエネルギーから進行方向・横方向のエネルギーベクトルに転換する。そのため勝手にヘッドがボールに向かう感覚を得る

6.インパク

  • グリップを引き続けて、インパクトに向かう
  • ウェイトが勝手に走り、インパクトに向かう感覚。身体側はバランスを保っているだけ
  • グリップを引く方向は、インパクト時点では自分側の上空方向
  • 遠心力でトゥダウンが起こるが、アーム角を完全にほどかない

7.フォロー

  • ウェイトは勝手に飛球線前方へ
  • 自然なシャフトの軸旋回により、自然なフォローに
  • 無理にフォローを作るのではなく、振り子運動の結果、バランスのよいフォローがとれるのが理想

8.フィニッシュ

  • フィニッシュは形を作っているのではなく、振り子運動の中で、自然に身体がバランスがとれた結果の姿である

今年初のバーディー!さらにそこから人生初の連続バーディー!(JGM 霞丘GC 南→西)

ゴルフを始めた後輩の3回目のラウンドは、JGM 霞丘ゴルフクラブにて。河川敷にてデビュー、次は平坦な林間コース、そして今回はなだらかな丘陵コースと、幹事がしっかり考えて、徐々に難易度を上げていっている。

距離は 5,281 ヤードと短い。僕のホームコースの入間カントリーも丘陵コースだが、それよりも傾斜はなだらかである。ホームコースのシニアティーと同程度か、それより易しいくらいのゴルフ場だろう。そう考え、85 を目標スコアとした。掲示板に貼ってある競技結果をみると、ハンディキャップ 15 のゴルファーが 85 で上位に入っているので、目標としてもちょうどよいくらいだろう。

今年はパーオン率の低さ、グリーンオン率の低さが課題で、ショートアイアンでグリーンを狙うよい練習ラウンドにしよう。そんな気持ちで臨んだ。

距離は短いものの、ほぼすべてのホールが横長の砲台グリーンになっている。グリーンのすぐ奥は OB や崖になっており、絶対にオーバーさせないアイアンやウェッジのマネジメントと距離感が求められる。幸いグリーンは朝の雨のおかげで止まり易い。下りのパットも怖くない。一方、上りのパットは相当打たないといけないし、ジャストタッチだと思わぬ方向にボールが曲がる。タッチの出し加減が難しいグリーンであった。

結果は南コース:40(17パット)、西コース:42(15パット)の 82(32パット)と、上々の出来。目標もクリアした。何といっても嬉しかったのは、西コース 6番パー 3 にて今年初のバーディーがようやく取れたことである。さらに続く 7番パー 5 でもバーディー、何とゴルフ人生初の連続バーディーを達成したのであった。

西コース 6番パー 3 は、打ち上げの 125 ヤード。9I のショットが真っ直ぐピン奥 1.5m についた。下りパットのボールがカップに吸い込まれた時は本当に嬉しかった。去年の 11月以来、実に 4ヶ月ぶりのバーディーだったのだ。今年はパーオン率が何と 7%。18ホール中 2回もパーオンできていない。当然、バーディーパットを打つチャンスもほとんどなかったのである。

続く 7番パー 5 は 473ヤード。ドライバーが 220ヤードほど飛び、続くセカンドの 5W もまずまずのあたりで、グリーン手前 40 ヤードまで運ぶことができた。ここから砲台グリーンへ打ち上げ分を含めると、50 ヤードの第3打。いつも練習している距離のショットは、ピンの左手前 1m につき、わずかに右に曲がるラインを強めに打って、人生初の連続バーディーを成し遂げた。

DateCourse (rate)YardParScoreShotShortG / PT / GBPSituation
2024.4.7JGM霞丘GC 南→西 (-/-/-)52817282404332483011晴れ

  1. スコア:82、パット:30(1.67)
  2. ショット(60Y以上):32、ショートゲーム(60Y未満):48、ペナルティ:2
  3. パーオン率:44.4%、ボギーオン率:27.8%
  4. バーディ率:11.1%、パー率:38.9%、ボギー率:38.9%
  5. ダブルボギー率:5.6%、トリプルボギー以上率:5.6%
  6. フェアウェイキープ率:50.0%
  7. OB 発生率:1回、ペナルティ率:0回、ガードバンカー率:1回
  8. パー3 計 +4 以下:+1
  9. パー4 パー 4H 以上:5H
  10. パー4 セカンドでグリーンを狙える 7H 以上:10H
  11. パー5 計 +2 以下:+3
  12. トリプルボギー 2H 以内:1H
  13. トリプルボギー直後 +1内:1/1
  14. グリーンオン率(60Y以上)50% 以上:4/14

スタッツでは 60ヤードをショットとショートゲームの境目としているため、ショット 32、ショートゲーム 48 という数字になっているが、短いコースのため 60ヤード以内からパーオンをできる機会が 4回あり、それを 4回とも成功させている。実質、ショット 36、ショートゲーム 44 という内容であった。

南コースは 30台が狙える感触だった。2番でパーパットがカップに蹴られたこと、5番で 1.5m のボギーパットをねじこんだこと以外は、ほぼパーオンして、危なげなくパーを取っていた。7番で 1.2m のパーパットをジャストタッチで打ったところ、カップ手前で予想以上に曲がり、3 パットのボギー。これで 3オーバーとなる。

この 3パットがショックだったせいで、50度と56度のウェッジを 7番ホールに置き忘れてしまう。パットを打つ前は「あそこにウェッジを置いたな」と思っていたのに、3パットしてすっかり頭から抜け落ちてしまった。まだまだ冷静さが足りない。

8番のグリーンに近づいた時に、50度・56度がないことに気づいた。ピンまで 50ヤード弱。PW を使って、5m ほどピンをオーバーさせたものの何とかパー。しかし 9番はグリーン手前からの寄せを 4m ほどオーバーさせてしまい、ボギーとしてしまう。「ウェッジを置いて来なければ、もっと寄せられたのに…」という事件であった。

前半・南コースでは、ドライバーもショットもよい調子だった。今の僕が気をつけるべきは 4点

  • クラブは身体の前
  • 胸郭から始動、背中を使ってターゲットに背を向けるバックスイング
  • 左肩を下げずにレイドオフのトップからの切り返し
  • 右足親指側面で地面を押し、両腿を締める下半身

これらに気をつけてプレーできたのが奏功した。

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後半・西コースでは、ショットがぶれ始めた。バックスイングの捻転が浅くなり、その分切り返しが早く、手打ちになり、インパクトが不安定になった。ドライバーが捉まらず右に行くようになり、3番で痛恨の OB!このホールをトリプルボギーとしてしまったのが残念である。多少の疲れが見えてきたのかもしれない。

それでもあきらめずに、4番・5番を 1パットボギーで粘り続けたところ、6番・7番の連続バーディーにつながった。9番はこの日初めてのバンカーショットを失敗してしまい、ダボ。

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このように距離の短いコースで、ドライバーショットが好調だと、いいスコアが出る。ショートアイアンやウェッジでグリーンが狙えるので、当然、パーオン率やグリーンオン率も上がる。「85切り」のマネジメントが実行できる。

これを通常のコース、たとえばホームコースのレギュラーティー(白ティー)と照らし合わせて考えると、以下の 2つの結論が導き出される:

  • ドライバーの飛距離を伸ばせれば、戦える(「85切り」がめざせる)。
  • アイアンの精度を上げて、150ヤード前後からのパーオン率を高めれば、戦える。

僕としては、アイアンの精度を上げることをめざしたい。おそらくバックティーでも、今のドライバーの飛距離で戦える気がする。バックティー(青ティー)から 85 を出すのが目標である。ただしフルバック(黒ティー)からは厳しいかもしれない。

「稼いだ打数」(Strokes Gaind)を考案したマーク・ブローディ『ゴルフデータ革命』によれば、飛距離と精度はトレードオフではないが、アマチュアがスコアを縮めるには飛距離のほうが精度よりはるかに重要であると結論づけている。ドライバーの飛距離が 20ヤード違うと、アマチュアにとって 1.3 - 1.6打の差になる。

しかも「よく飛んだときでも 220ヤードに届かないアマチュアには、6,500ヤード以上のコースで平均スコアを80に近づけることさえほとんど不可能である」とさえ明言されている。耳が痛い。

しかし還暦を過ぎた今、ドライバーの飛距離を伸ばすことは難しいし、これからは逆に落ちてくる可能性もある。『ゴルフデータ革命』によれば、平均 90のプレーヤーと平均 80プレーヤーの10打の差は、ティーショットで 2.5打、100ヤード以上のショットで4打、100ヤード以内のショートゲームで 2.1打、パットで 1.4打ある。100ヤード以上のグリーンに近づけるショット、100ヤード以内のショートゲームで 6.1打の差がある。

僕としては、ドライバーの飛距離が落ちる前に、この 6.1打を縮めることをにフォーカスしたい。すなわちアイアンショットの精度を高めたい。アイアンの打点を安定させることができれば、おのずとドライバーのミート率も上がってくる期待もある。

150ヤード以内からグリーンを狙うショットの成功率を 50% にする。グリーンから外れた残りの 50% については、そこから 2.5打で上がりたい。できればワンピン以内に寄せてパット勝負に持ち込みたい。そのためにはバンカーショットも含め、ウェッジの練習を徹底的に行う必要がある。

これは面白い。動的計画法に基づくゴルフの統計データ分析により、ゴルフの 1打の価値を示す。ゴルフは各ショットによる多段階の決定問題と見なせるので動的計画法が応用できる。

(2018年3月:再読
3年ぶりに読み直したら、自分の上達具合に応じて、新たな箇所が気になったりした。データに基づくパッティングのライン読みは、もっと頭の中に入れて実践してみると、役に立つ気がする。)

スコアに対するショットの貢献を「稼いだ打数」と定義する。ホールアウトまでの平均打数の減少分からそのショットの 1打を差し引いたもの 。たとえば 、平均スコア 4のホ ールでティーショットを打ち 、ホールアウトまでの平均打数が 2.8打のフェアウェイにボールが止まったとすると 、このティーショット 1打でボールを 1.2打分カップに近づけたことになる 。この 1回のティーショットで稼いだ打数は 0.2打となる 。

「稼いだ打数」を、パット、ティーショット、100ヤード以内のショートゲーム、100ヤード以上のショット(「アプローチ」という)など、ショットの種類で分類。これら Score Gained Putt (スコアに対するパットの貢献。たとえば 平均打数が 1.5打の距離から 2パットでホ ールアウトしたとすると 、稼いだ打数は -0.5打となる 。)、Score Gained Driver、Score Gained Approach / Shortgame などの指標により、それぞれのショットの価値を分析すると、米国 PGA ツアーで活躍するプレーヤーの特徴・意外な姿が浮かび上がってくる。PGA ツアーのすべてのショットが記録されているデータベース、ショットリンクの賜物である。

さらには平均的なアマチュアプレーヤーのデータベースもあるので、たとえば平均80プレーヤーと平均90プレーヤーの違いがわかる。

パッティングについては、(A) ツアー選手、(B) スクラッチプレーヤー、(C) 「平均 90 プレーヤー」が 1パットで入れる確率:
(A) (B) (C)
0.6m: 99% 99% 95%
0.9m: 96% 93% 84%
1.2m: 88% 80% 65%
1.5m: 77% 66% 50%
1.8m: 66% 55% 39%
2.1m: 58% 47% 32%
2.4m: 50% 41% 27%
2.7m: 45% 36% 23%
3.0m: 40% 33% 20%

平均90プレーヤーだと、1.5m(5ft)を1パットで入れる確率は 50%、平均 1.5パット(SGP)である。ここを 1パットで入れれば SGP で0.5打稼ぐことになる。

また、平均 90のプレーヤーと平均 80プレーヤーの10打の差は、ティショットで 2.5打、100ヤード以上のショットで4打、100ヤード以内のショートゲームで 2.1打、パットで 1.4打あると分析している。つまりわれわれレベルはショット練習が重要ということだ。

またセカンド・サードショットにおいて、打ち易い距離を残すべき、というのが、アベレージ・ゴルファーへの一般的な教えだったが、実はハザードがない限り、できるだけグリーンに近づけるべきというのが統計的にデータ分析をした結論。へぇー。確かにウェッジのフルショットの距離、70-100ヤード残すよりも 30-50ヤードの方がグリーンに乗せる確率は高そう。

そして最も興味深いのは、「飛距離か精度か」という問いに答えを出していること。これらはトレードオフではなく、実は統計的には「よく飛ぶゴルファーほど真っ直ぐ打てる。」そのうえで「プロにとっては飛距離のほうが精度より重要である。アマチュアがスコアを縮めるには飛距離のほうが精度よりはるかに重要である。」と結論づけている。

というのは、20ヤード、ドライビングディスタンスを伸ばした時の縮まる打数は、PGAツアー選手で 0.8、80プレーヤーで 1.3、90プレーヤーで 1.6、100プレーヤーで 2.3。精度を 1度高めた時の縮まる打数は、PGAツアー選手で 0.8、80・90プレーヤーで 0.9、100プレーヤーで 1.0。つまり、われわれにとってドライビング・ディスタンス、「飛ばし」は重要なテーマなのである。

このように自分のレベルではどのショットを練習すべきなのか、その方針を導くことができる。その他にも興味深い、意外な事実が導かれ、一読の価値あり。

http://golf103.hatenablog.com/entry/2014/03/29/%25e6%259c%25ac-broadie-every-shot-counts-%25e6%2597%25a5%25e6%259c%25ac%25e8%25aa%259e%25e8%25a8%25b3%25e3%2581%25ae%25e3%2582%25bf%25e3%2582%25a4%25e3%2583%2588%25e3%2583%25ab%25e3%2581%25af%25e3%2580
ゴルフ ラウンド記

左肩を下げずにバックスイング、レイドオフのトップから切り返す感覚が「アウトサイド・イン」で新鮮

スイングの根幹はだいぶ固まってきたと思ったのだが…。最近またバックスイングの課題に取り組んでいる。

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  • 身体(胸郭)を使ってテークバックする。手でクラブを引くのは NG
    • 手で引くと、捻転が途中で止まることにより、最後は手上げのトップになる
  • クラブは常に胸の前にある
    • P2 の位置で胸が右を向き、クラブはその前にある
    • この時フェイスは地面を向く(前傾している背中と同じ角度)
    • P3 の位置で胸はトップ(P4)と同じ向き
  • 左肩を下げない、レイドオフのトップを意識する
    • 「左肩を下げる(左側屈)」という教えもあるが、僕の場合、下がり過ぎて捻転が途中で止まってしまう
    • 左肩と地面の距離を変えない。頭が前に行かない
    • トップに向けて、前傾が緩む(起きる)感覚があっていい
  • 背中を使って捻転、トップの位置で、ターゲットに背中を向ける

左肩を下げないバックスイングのお手本は、倉本昌弘プロや全盛期のタイガー・ウッズとのこと。

そのためのドリルとしては:

  • P3 でいったん静止。そこから起き上がる動作を入れてバックスイングする
  • ショット練習の合間に、この動きを取り混ぜる

バックスイングとともに気をつけるべきは、下半身・脚の使い方である。これについては、最後に述べる。

左肩を下げず、トップで前傾が起きる(緩む)意識だと、シャフトが横に寝てレイドオフの状態になる。レイドオフ(シャフトが横)の状態から、身体の回転を使って切り返すと、シャフトが横から縦になって下りてくる

その際、自分では「アウトサイド・インに振っているんじゃないか?」という感覚で、違和感があるのだが、実は「それが正しい」のだそう。コーチには「よくその感覚に気づいたねー!」と言われた。

いわゆるシャローアウトの「右回り」「右ループ」とは、逆の感覚。これでいいのかと思うが、コーチによればそれが正しいということだし、そういえば堀尾研仁プロコーチも「一本背負い(右掌を地面に向ける)」「アウトサイド・イン」の感覚と言っていたことを思い出す。

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トップの位置をレイドオフにしようとすると、一瞬、重心が少し外れてヘッドが後方へ落下する感覚がある(Jacobs 3D でいう α ローテーション)。昔、三觜プロがパッシブトルクといっていたもので、クラブの「右ループ」特性によるものである。そのヘッドの落下を、右手人差し指で支えて、クラブの重さとして感じることになる(α ローテーションと相殺する α トルクをかけている)。この右人差し指で支える力(α トルク)と、グリップを引く力(γ フォース)とが合わさって「アウトサイド・イン」の感覚を生んでいる気がする。

感覚は「アウトサイド・イン」だが、深く捻転したトップから、身体が回転してクラブを引っ張るので、実際にはインサイドからヘッドは入ってくる(逆にバックスイングが浅いと、本当に「アウトサイド・イン」の軌道になってしまう)。そして何より、自分ではそんなに頑張らなくても、力のある球が出る。

逆にここで頑張ると当たらなくなる。頑張ると、クラブを右人差し指で押す感覚が強くなる。おそらくこれは一種の力みであり、クラブに余計なエネルギーを与えることになる。「アウトサイド・イン」の感覚が強くなり、球を叩きに行くことになる。そうするとヘッドが上から入り、ダフったりトップしたりする。フェアウェイウッドを打つ時によくそうなる。そうなった時にティーアップして打つとテンプラになる。上からヘッドが入っている証拠である。球をレベルに捉まえるなら、インサイド・アウトの軌道を作る

切り返しからは、身体の回転を使って、グリップ方向にクラブを引く。トップからハーフウェイダウン、P4からP5 にかけては、横になったクラブを立てて下ろす感じである(ここが「アウトサイド・イン」の感覚)。どうもこの時、実際のクラブはシャローアウトするようだ。つまり実際には「右回り」になるらしい。

そのことを示している動画がある。堀尾研仁プロコーチが中西直人プロにアドバイスしている動画である。左肩をフラットに回し、右足支点でターンする。この動画の 3分10秒あたりで「フラットなクラブを低い位置から立てると、シャローに来る」と言っている。これって僕が習っていることと通じる内容なのではあるまいか?右足支点(かかと)で切り返すと、低くシャローに入る。感覚的には「右、右、左」、「右足で回って、右で切り返して、左に乗っていく」と言っている。


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ハーフウェイダウンからインパクト、P5 から P7 にかけては、それまで縦に下ろして来たエネルギーが横方向のベクトルに転換されて、クラブが動いていく。その方向転換したエネルギーを使って球を打つので、自分ではあまり頑張らなくてもよい。

余計な力をかけずに、クラブが行きたい方向に行かせる。この辺りは三觜喜一プロ、森守洋プロ、あるいは Jacobs3D アンバサダーの松本協(タスク)プロが言う(テークバックで)引いて、(切り返しで)引くスイングの感覚なのかもしれない。

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ちなみにクラブが常に前にあるショットは、本質的にはバンカーショットと同じだと、コーチは言う。ゆりかごを下から支えて身体の前で揺らすイメージで、クラブが胸の前にあるように意識する。これがいわゆる「重心管理」された状態なのかもしれない。

このように違和感さえある新感覚のバックスイングと切り返しであるが、ドライバーショットの球が強くなったのを感じる。

ただ真っすぐ出た球がスライスすることがある。やはり「アウトサイド・イン」にヘッドが入っているからだろうか?コーチによると、右足がうまく使えていない。右足親指の側面を地面につけて、両腿を内側に締める下半身の使い方ができていない。右膝が前方に動くために左腰が引ける動きになり、スライスになっているらしい。なるほど。

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まとめると、

  • クラブは身体の前
  • 胸郭から始動、背中を使ってターゲットに背を向けるバックスイング
  • 左肩を下げずにレイドオフのトップからの切り返し
  • 右足親指側面で地面を押し、両腿を締める下半身

これらが今、僕が取り組むべき技術テーマである。

目から鱗。井上透コーチが説く東大ゴルフ部の「無意識スイング」練習

シングルプレーヤーの友人に「目から鱗」だからと勧められた『Choice 最新号(2024年5月号)』の記事が、非常に興味深く、まさに目を開かされた。東大ゴルフ部の学生たちに対する井上透プロコーチの教えが掲載されている記事である。

井上コーチと言えば、データを活用した科学的なアプローチや YouTube でのロジカルで明快な解説が印象的である。2016年から、東大ゴルフ部の監督も務めている。

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その井上コーチが「無意識スイング」を説く。東大生は1球ごとに考えることで練習をしていると誤解する。そういう打ち方では本番では通用しない。「無意識」で球を打ち続けなければならない。

「当てに行く」「ミスへの恐れ」「反省」「飛ばす」…。そういった意識を一切排除させて、ひたすらボールを打つ「無意識」練習。バットで素振りをした後に、1分間で 10球、1時間で 200-300球、打つことを課す。一球一球丁寧に打つことは禁止する。

井上透・東大ゴルフ部監督の5つの教え(『Choice 2024年5月号』P.85 より引用)

「ボールはごみで、ターゲットはごみ箱」と、1球の価値を落として、ポンポン無意識で打ち、反省せずにミスした記憶を消していく。

井上コーチによれば、

  • インパクトゾーンのクラブの動き(入射角や打点)は伝えている
  • 「1分で10球」のハイピッチで打つことで、脱力が生み出され、正しい運動連鎖が発生する
  • それにより「二重振り子」や「軸の形成」という大事なことが知らぬ間にできる潜在意識学習が可能になる
  • ミスをしたという意識を消去して、ただ振る
    • ダフったからダフらないようにしようという考えでは、いつまでも不安が収まらない

と言う。

確かに「目から鱗が落ちる」練習法である。「量」を「質」に変える。ひたすら量をこなすことで潜在意識化する。

僕がスイング練習する際には、必ず気をつけるべきチェック・ポイントがあり、それを意識するようにしていたし、球筋を打ち分けるために「軌道を作る」ようにしていた。「無意識スイング」は、これらの練習とはある意味、真逆の練習法である。

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アプローチは勘と調整力が大事、そのために「ただ打て。とにかく打て」という井上コーチの教えは覚えている。それがショットにもそれが当てはまるとは。

「当て感」を養うには、結局のところ、絶対的な球数を打ちこむしかないという吉本巧プロの教えにも通じる。あるいは「本番に強くなる」ために感性を磨こうという倉本昌弘プロの教えにも通じるかもしれない。

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頭でっかちで、いろいろ考えては反省ばかりしているアマチュアゴルファー(つまり僕のことだ)にとって、貴重な教えである。今、僕が抱えている次の2つの大きな課題に対して、「無意識スイング」は糸口を示してくれそうな気がする。

  1. 本番で、素振りのようなスイングができない
    • 本番で力む
  2. グリーンオン率が低い
    • 「乗せたい!」欲がミスを呼ぶ
    • 「乗ればラッキー!」くらいの気持ちの時の方が成功率が高い

いずれも「当てたい」「乗せたい」という欲・意識が、力みを生み、ミスにつながっていると思う。そういった意識を消して、ひたすら打つ。何かしらヒントになりそうである。

強風の中、ショットとアプローチのミスを取り返せなかった(森永高滝CC)

森永高滝カントリー倶楽部に来るのは、何と 9年ぶり前日にホームコースでプレーしたばかりだが、素敵なゴルフ場への魅力的なお誘いを断り切れず、連日のラウンドとなった。

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天気は晴れ、最高気温も 26度まで上がり、半袖でプレーできる陽気だったのに…。何と 7m/s 超の強風が吹き荒れる。時に真っ直ぐ立っていられないほどの風で、ティーアップしたボールは落ちるし、ショットの距離感は合わないし、パッティングにも影響するし、体力は奪われるし、なかなか大変だった。

OUT:48(16パット)、IN:45(16パット)の 93(32パット)。OUT はショートゲームのミスを連発。IN で粘ったものの 17番パー 3 で池に入れてしまったのが痛い。

スコアメイクできなかったのは、けっして強風のせいではない。ひとえにセカンド以降のショットとアプローチで、ミスを重ねたからである。スタート3ホールのトリ、ダボ、ダボはさすがに意気消沈する。

今年の大きな課題だが、パーオン率が低過ぎる。ティーショットを成功させた後のパー4 の 2打目のミスが多過ぎる。パー3 も全然乗らない。グリーンを狙うショットの成功率は 15% しかない。

今回、グリーンを狙うショットで唯一成功したのは、16番の長いパー 4の 3打目である。75ヤード打ち上げでアゲンストの状況であった。50度で 80ヤード打つスリークォーターショットがピン奥からバックスピンで 1m ほど戻って、ピンハイ 1m につけることができた。

またグリーンには乗らなかったものの、7番では 178ヤードアゲンストで、3U のショットがグリーンエッジに乗る。15番も同じく 178ヤードアゲンストの状況で、3U でグリーンのほぼ直前に運ぶことができた。実質180ヤード以上あるので「乗らなくて十分」という気持ちで打っているのが、奏功したのかもしれない。

たとえショットでミスしても、グリーン周りのショートゲームでカバーするのが僕のスタイルだが、今日のようにアプローチでミスをしているようでは、スコアメイクできない。逆目のラフでダフったり、薄芝のライからトップしたり、40-60ヤードをショートしたり。

前日に引き続き、パッティングはまずまずだったが、残念ながらショットとアプローチのミスを取り戻すことはできなかった。森永高滝のグリーンは、複雑なアンジュレーションがあり、傾斜を注意深く読む必要がある。いつもより深く傾斜を読むことで、難しい下りの曲がるパットを何度か沈めることができた。

ドライバーショットがよくなってきた今、アイアンショットのミスをなくし、グリーンオン率を上げること、アプローチの精度に磨きをかけること、バンカーの距離感を出せるようにすることが、テーマになる。

ハンディキャップは 16.5 に悪化。やはり 85 前後のスコアを出していかないと、ハンディキャップ 15 を切ることはできず、月例競技の A クラス入りは厳しい。一般にスコアをよくするのは、アプローチとパットであるが、僕の場合、ショットの課題が大きい。ペナルティなどの大きなミスショットを撲滅すること、そしてグリーンを狙うショットの精度を高める必要がある。「当てたい」という欲が余分な力をクラブにかけてしまう。「乗せたい」という欲望を抑え、結果を考えず無心で思い切り振り抜いた方が、かえってよい結果を生む気がしている。

DateCourse (rate)YardParScoreShotShortG / PT / GBPSituation
2024.3.31森永高滝CC OUT→IN (69.3/92.3/124)618772934845385432119.5t、晴れ、強風

  1. スコア:93、パット:32(1.78)
  2. ショット(60Y以上):38、ショートゲーム(60Y未満):54、ペナルティ:1
  3. パーオン率:0%、ボギーオン率:66.7%
  4. バーディ率:0%、パー率:33.3%、ボギー率:27.8%
  5. ダブルボギー率:27.8%、トリプルボギー以上率:11.1%
  6. フェアウェイキープ率:71.4%
  7. OB 発生率:0回、ペナルティ率:1回、ガードバンカー率:1回
  8. パー3 計 +4 以下:+5
  9. パー4 パー 4H 以上:3H
  10. パー4 セカンドでグリーンを狙える 7H 以上:8H
  11. パー5 計 +2 以下:+3
  12. トリプルボギー 2H 以内:2H
  13. トリプルボギー直後 +1内:1/2
  14. グリーンオン率(60Y以上)50% 以上:1/18

森永高滝CC 12番 パー5

久しぶりにラウンドしてみて、「森永高滝は素晴らしいゴルフ場だなぁ」と改めて感じる。コース全体が広々と余裕がある造りになっている。川田太三氏設計のトーナメントコースは、戦略性が高く、面白い。複雑なアンジュレーションのグリーンは、ラインの読みとパットのタッチ両方が要求される。連日プレーとなったが、来てよかった。

森永高滝CC 15番 パー4:川田太三設計のシンボルとなるマウンド

9年ぶりに来て、立派なアカデミーも建てられていたのには驚いた。ティーチングプロだけでなく、飯島茜馬場ゆかり、大江香織といったツアープロだった女子プロのラウンドレッスンが受けられる。アカデミーではないが、三浦桃香笹原優美といった人気女子プロのラウンドレッスンも、不定期に企画されている模様。

レストランの食事も美味しく、ショップのグッズも充実している。キョロちゃんのヘッドカバー、グリーンフォーク、マーカー、パターカバー・ホルダーが人気のようだ。

僕も記念に、キョロちゃんマークの入ったキャップを購入した。森永製菓がスポンサーになっている堀琴音プロのサイン入りキャップ、わがホームコースである入間カントリーのロゴ入りキャップと並べてみた。

ゴルフ ラウンド記

3つのペナルティーがありながら 90 切り。ショットとアプローチのミスを、パットでカバーした(入間CC BG)

菜種梅雨の季節。時に春の嵐のような日もあったが、幸い週末は晴れて気温も上がり 25度を超えた。初夏のような陽気の中、会社のおじさん仲間をホームコースに招いてプレーする。そのうちの一人の歓送ゴルフでもあった。

IN スタート 10番で、いきなりドライバーショットが捕まらずに池ポチャ。前途多難が予想されたが、2.5m のパットが入り、ここをボギーで切り抜ける。

ドライバーがつかまらず右へ行く一方で、ウッドやアイアンは腕が返りがちで、左へ曲がる。14番でも 3W のティーショットが左のホールへ行くペナルティーとなる。しかしここも何とかボギーで切り抜ける。IN:44(15パット)。何とか40台前半で粘れた。

後半 OUT は連続パーでスタートするも、4番でドライバーがテンプラ気味に左のペナルティーゾーンへ。今日 3つ目のペナルティーである。距離のあるこのホールは、残念ながらトリプルボギーとしてしまう。

とにかくショットが右に左に不安定。フェアウェイの絶好の位置から、遠くサブグリーン側のガードバンカーに入れるようなミスショットもあり、ガックリである。アプローチも思ったように寄らない。それをパッティングでカバーするゲームとなった。結局、OUT:44(12パット)。

3つのペナルティーがありながらも、何とか 80台に辿り着けたのは、ひとえに好調なパッティングにあったと言えよう。 4m のパットが2回決められたし、長いパットの距離感も合っていた。27パットは今年ベストである。

けっしてAI 設計のパターの貢献だけではなく、自分の調子もよかったと思いたい。

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DateCourse (rate)YardParScoreShotShortG / PT / GBPSituation
2024.3.30入間CC(BG) IN→OUT (69.0/92.0/124)5973728844443847272310.5t、晴れ

  1. スコア:88、パット:27(1.50)
  2. ショット(60Y以上):38、ショートゲーム(60Y未満):47、ペナルティ:3
  3. パーオン率:16.7%、ボギーオン率:33.3%
  4. バーディ率:0%、パー率:38.9%、ボギー率:38.9%
  5. ダブルボギー率:16.7%、トリプルボギー以上率:5.6%
  6. フェアウェイキープ率:42.9%
  7. OB 発生率:0回、ペナルティ率:3回、ガードバンカー率:2回
  8. パー3 計 +4 以下:+2
  9. パー4 パー 4H 以上:2H
  10. パー4 セカンドでグリーンを狙える 7H 以上:7H
  11. パー5 計 +2 以下:+1
  12. トリプルボギー 2H 以内:1H
  13. トリプルボギー直後 +1内:1/1
  14. グリーンオン率(60Y以上)50% 以上:3/18

88 と「90切り」したものの、ハンディキャップは 15.9 に悪化。ハンディキャップ 15 の壁を越えるには、85-86 のスコアが求められる。このラウンドについて言えば、3つのペナルティーが悔やまれる。

10番の池ポチャは久しぶり。朝一番、まだ身体が動かずに球を捉まえられなかった。「池に届かないクラブを選ぶべき」という意見もあるが、3W / 5W を選択してもあまりいい思い出はないし、今は「左右のミスを怖れて番手を落とすな」というコーチのアドバイスにしたがって、ドライバーを使っている。コーチの先生でもある矢部昭プロに言わせると「10番はティーを低くしてトップを打てばいい」ということになるらしいのだが…。

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まずまずだったドライバーの調子に、黄信号が灯ったホールがいくつかある。18番ではテンプラ。同じく 4番でもテンプラ気味に左のペナルティーエリアへ。これらのミスは、上から叩きに行っていることを示している。5番、7番は身体の回転が止まったか、左に曲がる打ち損ね。

ここで胸郭主導で背中をターゲットに向けるバックスイングを意識した。それにより、ヘッドがインサイドから入るようになり、最終 9番パー 5ではドライバー、5W、7I、すべてがナイスショットとなり、パーで締めくくることができた。

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いつもの小竹向原蕎麦屋長寿庵で歓送会も兼ねた反省会。僕が反省するべきは、特に親しい仲間たちとのラウンドの時に、ミスが出るとそれを思わず声にしてしまうことである。僕の技量であれば、ミスは当たり前。静かに何事もなかったかのように、心をフラットな状態に維持して、淡々と次のショットに集中できるようになりたい。

そうそう、クラブバスが発着する坂戸駅には、新入生に向けた微笑ましい看板があった。

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