Muranaga's Golf

46歳でゴルフを始めて10数年。シニアゴルファーが上達をめざして苦労する日々をつづります

切り返しを急がない。フィニッシュを決める。

膝の怪我が治るまでゴルフのラウンドは自粛しているが、毎週1回のゴルフスクールには通って、コーチのチェックを受けている。

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今のスイングフォームを維持して、ショットの精度と再現性を高めるために気をつけていることは 5点ほどあるが、中でも特に以下の2つが大切である。必ずコーチに指摘を受け、修正している内容である:

  • バックスイング:
    • アウトに引かず、クラブと体の距離を一定に保ったまま、丸く振る
    • P2 でのフェイス(リーディングエッジ)の向きが、体の前傾角度と同じになる
  • 切り返し:
    • 急がない
    • 「当てたい」意識を抑える

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特に切り返し。苦手な 3W を、地面(マット)から打つ時に、切り返しが早くなりがちである。「早く当てたい」という意識がそうさせるのであろう。

3W をスロースイングで振る練習を行い、ゆっくりしたフルスイングから徐々に速めていって、自分が振れるテンポを掴もうとしている。さらに 3W と 5W を一球づつ交互に打つ練習によって、切り返しのタイミングを掴むことも行っている。

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バックスイングと切り返し。この二つに、次の新たな練習テーマが加わった:

  • フィニッシュを決める
    • 足元が暴れないよう、ピタッと決める

である。

フィニッシュで足元が暴れるのは、上半身で打ちに行っているから(上が力んでいるから)。ちゃんと脚・下半身を使ってスイングする。上半身で打ちに行っているというのは、「切り返しが早い」ということにも関係がある。

正直、僕はコースでフィニッシュが決まらないことが多い。フィニッシュが決まらないということは、スイングに問題があるということ。コースでは思わぬミスショットにつながりかねない。

切り返しを急がず、下半身を使ってスイングをして、フィニッシュを決める。フィニッシュが決まるリズム・テンポで振る。

そのための自分なりのコツは次の通り:

  • 左足の踏み込みで、切り返しをスタートさせる
  • インパクト後にヘッドスピードが最速になるイメージでスイングする

そう言えば、倉本昌弘プロも著書『本番に強くなるゴルフ』で、フィニッシュを決めること、スイングを完結させることの重要性を説いていた(令和改訂版のメモより):

  • フィニッシュが取れないのは「当てたい」「飛ばしたい」という心・感情に負けているから = 自分を信じていない
  • スイングを完結させるのは「心が出てきても思ったことをやり切る」訓練であり、経験を積むことになる

さらにこうも述べていた(旧版のメモより):

  • フィニッシュまで振り切って、左足一本で立ち、ボールが落ち始めるまでその状態をキープする
    • 最後まで振り切ることで、「当てる」動き、「叩く」動きから、「振る」動きになる
  • フィニッシュを取ることで、スイングのバランスがよくなる
    • フィニッシュが崩れるのは、スイングのバランスが悪かった証拠

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ゴルフは自粛?再び注射で右膝の水を抜き、ヒアルロン酸を注入した

右膝に溜まった水を抜き、ヒアルロン酸を注射してから1週間。直後に予定してあったゴルフに行ったが、そのあと特に問題なく違和感なく過ごせていた。しかし土曜日に鎌倉芸術館までお出かけして(約1万歩)、翌日曜日にゴルフ練習をやった後、少し右膝に違和感を感じる気がした。痛くないので、いつも通り歩くことはできる。

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そんな状態で今日、月曜日に整形外科で診てもらったところ、やはり水が溜まっているという診断で、再び注射で水を抜き、ヒアルロン酸を注入した。あと3回、注射することになる。残念!前回は 8ml、今回は 6ml の水を抜いた。

「胃の粘膜がやられて、普通のご飯を食べてもムカムカする状態」「あまり負荷をかけなければ、治ります」「膝を鍛えなきゃ、と思ってトレーニングすると過負荷になり、水が溜まります」「階段を上るとかスクワットとかをしないように」

そんな言葉を整形外科医にかけられた。今週は、出社したり顧客訪問したりで外出する機会が多い。サポーターをつけて、用心深く過ごそうと思う。ゴルフのラウンドは、しばらく自粛だろうなぁ。せっかく 79 と自己ベスト更新したばかりのに、残念でならない。

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改訂されてわかり易くなった倉本昌弘『本番に強くなるゴルフ』:ざわつく心を抑え、感性を磨こう

倉本昌弘プロの書いた『本番に強くなるゴルフ』の令和改訂版が出版された。雑誌の連載記事をまとめた 2009年9月発刊の旧版を、時代に合わせて加筆・修正したそうである。

倉本昌弘『本番に強くなるゴルフ』(左:令和改訂版)

新旧 2冊を読み比べてみると、令和改訂版では、ポイントが整理されてわかり易くなっている。

練習と違ってコースで出てくる「ざわつく心」をどうやって抑えるか。そのための練習はどうあるべきか。これがメインテーマの本であるが、令和改訂版(新版)では、最初の序章で 5つのポイント(本番に強くなる 5つの心得)が提示され、続く章でそのポイントを詳しく解説する構成となっている。

また技術面では、感性を磨くことを強調している。旧版ではさまざまな状況における打ち方の説明があったが、令和改訂版では、ヒントという形でのみ示されている。スイングの正解は一つだけではない。自分に合ったスイングを見つけるためには、そのヒントをもとに自分で正解を見つけ出して欲しいという意図に基づいている。

令和改訂版で加筆されたのは、論理的に考え、確率を重視することである。その一方でプロ向けの技術・考え方については、新版では省かれている。全体のボリュームも旧版よりもよりコンパクトになっている。

旧版の内容についてメモをまとめたことがあるので、ここでは令和改訂版の 5つのメインポイントをもとに、新たに加筆修正されたところ、今の自分に響くところを中心にまとめておく。一部重複する内容もあるが、旧版のメモと併せて読めば、新旧両方の内容のエッセンスが掴めると思う。

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ゴルフの本質
  • ゴルフの本質は、自分でボールを操り、自分が狙った目標にボールを運んで、ひとつでも少ないスコアで上がること
    • スイングがよくなって、真っ直ぐの球を飛ばせるようになれば、スコアがよくなるとは限らない
  • コースでの「ざわつく心」と向き合い、自分の感性を磨きつつ、論理的に考え、確率の高い方法を選んでいく必要がある
本番に強くなるための5つの心得
  1. 常に心と向き合う
    • ミスを呼ぶのは不安・恐怖・欲といった「ざわつく心」
    • 心と向き合い、心が出てこない訓練をし、たとえ心が出てきても、狙った範囲に球を運ぶ手段・考え方を身につける
  2. いい球とは、狙った球筋で狙ったところに飛ぶ球である
    • 再現性の高い状態でいい球が打てるのがいいスイングである
  3. 狙った球筋で狙ったところに運べるスイングをめざす
    • 体の動きや形ではなく、感性に任せて、さまざまな球・距離を打ち分け、目標を狙う訓練が必要
  4. ショートゲームを磨く
    • 全ショットの中で比率の高いパットとアプローチを磨くことで、効率よく上達できる
  5. 常に論理的に考え、確率を重視する
    • 自分のショットの傾向やミスの傾向を知り、なるべくミスになりにくい方法を選ぶ
ざわつく心と向き合う
  • ざわつく心が出てこない訓練をする
    • 3球打ったら番手を変える
    • もしくは 3球ごと、1球ごとに狙いを変える
  • 心が出にくくなる回路を作る
    • 練習場で 30球はプレショットルーチンの練習をする
    • 構えたら 3秒で打つ
  • 強いゴルファーになる
    • 上手いだけではない、強いゴルファーは自分を信じる
    • 常にスイングを完結させる。フィニッシュをしっかりとる
      • フィニッシュが取れないのは「当てたい」「飛ばしたい」という心・感情に負けているから = 自分を信じていない
      • 「心が出てきても思ったことをやり切る」訓練であり、経験を積むことになる
  • 「~してはいけない」「~してはならない」という言葉はいらない
    • 心がざわついた時には、自信を持てる番手で打ち、自分が確実にやれることをやり、難しい時には許容範囲を広げて考える
    • 自分を責め過ぎない、心に刃を突き刺さない

以下は、心がざわつきやすい状況別の対応について。

  1. 人に見られている
    • 自信をもってできるまで「軽く打つ」練習をしておく
    • 「軽く打つ」とは、短く持つ、ゆっくり打つ、スタンスを狭める、小さな振り幅で打つなどの中から、自分のやりやすい方法を探り、練習する
  2. OB を打った後、3パットした後
    • 目の前の一打に集中する
      • 狙い・球筋・距離を考え、それに集中する
  3. パーやバーディが続いている
    • 現在に集中して、未来への思いを消す
  4. ライの悪いアプローチ、難しい状況
    • 「大体寄ればいいや」と思って打つ
    • 結果に対する許容範囲を広げ、想定内であればそれでよし
    • 無理をせず、自分が確実にできることをやって、最悪の結果を避けつつ、可能性を残す
  5. プレッシャーのかかるショートパット
    • 今やるべきことをやり切る
      • 過去や未来に思いを飛ばさない
  6. 苦手な距離が残る
    • 苦手な距離が残らないマネジメントをする
    • 苦手な距離が残ったら、4. と同じ。許容範囲を広げ、確実にできることをやる
  7. OB や池がある
    • 自信を持って打てるクラブ・番手でレイアップする
    • 「あの池を避けるためには、このクラブで、あそこを狙い、この距離を打つ」と、脳への命令を具体的に完結させる
自分にとって最高のスイングを手に入れる

この章に書かれているスイング技術、基本となるワンレバー・ツーレバースイング、体の動かし方などについては、旧版から表現は一部変えられているが、内容としては重複している(旧版のメモ 参照)。

新版で改めて追加・強調されているのは、自分にとっていいスイングをめざすこと、再現性を高めること、感性を磨くことである。

  • 人と同じスイングはできない
    • 自分にとって最も効率がよく、最もリズムとテンポが安定する、自分が思い描いた球筋で、狙ったところに運べるスイングこそが、自分にとって最高のスイング
  • 最高のスイングを手に入れるためには、再現性を高める必要がある
    • メトロノームを使って、同じテンポで打つ練習をする
    • 自分が最もスイングしやすい(得意なクラブで気持ちよく振る)テンポを探る(70~90 ビートが目安)
    • 3拍子のリズム:フォワードプレス、トップ、インパク
    • 本番で乱れた時も、頭の中でメトロノームの音をイメージすることで、リズムやテンポの修正がしやすくなる
  • 球を曲げて目標を狙う練習をする
    • 球を曲げるのはあくまで過程。思い描いた球筋で、狙ったところに球を運べるのが最終目標
  • 球の高さも打ち分ける
  • 大事なのは自分の感覚を磨き、自分にとって最高のスイングを手に入れること
    • いろいろなことを試す。いろいろなことに気づく。その気づきが大切
    • 球の曲げ方も自分で考えて試す
    • 一つの打ち方を教える、つまりマニュアルを渡すとそれが正解になってしまう
    • 人から与えられた答えを再現しようとしても、自分自身の感覚は決して磨かれない
  • できるできないは問題ではない。やろうとすること、やり続けること。それによって自分の感覚が磨かれ、ゴルフは自然に上手くなり、自然にいいスイングに近づいていく
スコアを作るアプローチ&バンカー

アプローチ、バンカーのショートゲームの上達は欠かせない。この基本技術については、旧版と同じ内容が説明されているが、旧版の方が詳しく、より高度な技術にも言及している。

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見たまま感じたままにパッティングする

「見たまま感じたままにパッティングする」ことは、旧版でも提唱されていた。新版では、芯でスクエアに打つこと、練習量を増やすことの重要性が強調されている。

  • ラインに対してフェースがスクエアな状態で、球を芯でとらえることが基本
    • 腕の力を抜き、腕とパターの重さを感じながら振れば、フェースは構えた時の向きのままインパクトに戻る
  • フェースはスクエアに戻ると信じ、しっかりストロークして芯を打ち抜く。その結果、フェースはスクエアな状態で当たる
    • この感覚を掴むには体の一部を意識するとよい:左手甲、左指先、右手のひら、右手首の内側など

倉本昌弘『本番に強くなるゴルフ』令和改訂版 P.156

論理的に考えて確率を重視する

この章は、令和改訂版で新たに書き加えられた内容である。

  • 割合の大きいショット、パッティングとアプローチの練習量を増やす
    • 練習場では、ドライバー・アイアン 3球に対して、アプローチ 7球
  • 練習場のボールでは距離感を養うのは難しい。その代わりにいろいろな球を打ち分けて「勘」を磨く
  • 得意な番手に時間をかけて練習して、上達の効率を上げる
    • 不得意な番手を打ちこなせるようになるまで練習してはいけない
      • 悪い癖・リズム・テンポ・力みなどを自分の体に染み込ませ、得意な番手も打てなくなる
  • ラウンドのデータを取って、自分の強み弱みを知る
  • データに基づき、自分のミスの傾向を明確にして、ラウンドに活かす
    • データを取るためのスコアカードの記入例:

倉本昌弘『本番に強くなるゴルフ』令和改訂版 P.195

  • ホールを 3~5 分割してその距離を打っていく練習をする
    • 多くの人が無理をしている。自分ができる以上のことを期待してプレーしている
    • スコアが 90以下の人であれば、パー5 は 4分割、パー4 は 3分割、パー3 は 2分割して攻める
      • ハーフだけでもその練習をしてみる
      • さまざまな番手で同じ距離を繰り返す練習が、コースの中でできる → 距離感が磨かれる
      • 飛ばすことがいいスコアを出す秘訣ではないことが体験できる → 無理をしなくなる
    • 大事なのは、打たなくてはいけない距離を打ち、狙った距離を残して、球を目標に近づけていくこと
    • 自分が得意な距離・不得意な距離がわかってきたら、得意な距離を残す練習をしてもよい
    • 無理をする(=グリーンに近づける)よりも無理をしない(=得意な距離を残す)方が、いいスコアにつながることが体でわかる

以上が令和改訂版のエッセンスである。倉本プロの率直な表現が心に響く。

最近、ゴルフスクールのコーチにも「頭で考え過ぎず、ゴルフの感性を磨くべしと言われており、この本の内容はそのヒントになる。

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倉本プロの本は僕にとってバイブルのようなもの。『本番に強くなるゴルフ』だけでなく、「90切り」「80切り」「平均85」のための教えについても、以下のエントリーでまとめており、ゴルフ場に行く電車の中で読み直している:

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一方で、コーチ曰く「倉本さんは天才ですよ!(僕たち)凡人に、天才の感性がそのまま当てはまるか、よく考えましょう。鵜呑みにしないように!」なるほど。それも一理ある。

初めてのゴルフ場で人生初の70台!5年ぶりの自己ベスト更新!(GMG八王子ゴルフ場 Back AG 西→南)

ゴルフスクール仲間と、そのホームコースである GMG八王子ゴルフ場の西コース → 南コース(Backティー:6,183ヤード、コースレート:70.5、ボギーレート:93.2)をラウンドする。

朝 8時半のスタート時の気温は 0度、ラウンド終了した 14時の最高気温が 6度という真冬のゴルフ。午前中は曇ったままで気温は 3度までしか上がらなかった。朝一番のフェアウェイは霜で白く覆われているし、ラフは氷交じりで滑りやすく、シューズに着いた氷を落とす必要があった。

しかも僕は右膝に溜まっていた水を抜いた翌日であり、サポーターを巻いたまま。できるだけカートに乗って右膝に負担をかけないようにしていた。決して万全ではない状態ではあったのだが、何と初めて訪れたゴルフ場で人生初の 70台!5年ぶりの自己ベスト更新!という望外の結果となった。46歳でゴルフを始めて、15年目にして初の快挙である。

DateCourse (rate)YardParScoreShotShortG / PT / GBPSituation
2023.1.17GMG八王子 Back 西→南(AG) (70.5/93.2/122)618372794039364334709.6ft、曇りのち晴れ

  1. スコア:79、パット:32(1.78)
  2. ショット(60Y以上):36、ショートゲーム(60Y未満):43、ペナルティ:0
  3. パーオン率:44.4%、ボギーオン率:50.0%
  4. バーディ率:0%、パー率:61.1%、ボギー率:38.9%
  5. ダブルボギー率:0%、トリプルボギー以上率:0%
  6. フェアウェイキープ率:35.7%、OB 発生率:0%、ペナルティ率:0%、ガードバンカー率:0%
技術面

スタッツから振り返ってみよう。まずショット。ドライバーのフェアウェイキープ率は低いが、2打目が打てるところにあり、セカンド以降のショットがよかった。パーオン率 44.4%、ボギーオン率 94.4%、60ヤード以上のショット数 36 は理想的だし、OB やペナルティもゼロ、そして最近一発脱出できずにスコアを崩す要因にもなっていたガードバンカーに、一つも入れなかった。

怪我の功名というべきか、右膝に負担をかけないよう、フルショットではあるものの、マン振りせずフィニッシュが決められるスピードで振っていたのが、功を奏したように思う。ドライバーはいつもと違って、右ではなく左に真っ直ぐ飛ぶ打球が多く、切り返しを急いでいた可能性は高い。しかしとにかく急がずに、切り返しの間を作ることを意識して、リズム・テンポに気をつけてスイングしたことが、大きなミスショットにならなかったと思う。

またセカンド以降、厳しいライからの 3U や、距離を稼ぎたい 5W の精度がフェアウェイの幅に収まっていたのがよかった。ミドルアイアンもまずまずで 6I でパーオンしたり、7I で花道に行ったり。グリーンを狙うショットは 90-130ヤードが多く、ショートアイアン・PW にて。ショートアイアンを左に引っかけることも多かったが、アプローチでリカバーした。

一方、60ヤード未満のショートゲームは 43打、うち 32 パットなので、11ホールでグリーンの外からアプローチしたことになる。今回 40-60ヤードが残ることはなく、ほぼ 10-30ヤードのグリーン周りのアプローチばかりで、あまり大きなミスをしなかった。また冬場ということで、あえて 56度のウェッジを使わずに 50度で砲台にワンクッションさせたり、パターで転がしたりもした。そして 1m - 1.5m 以内のパットをすべてきっちり決められたのが、スコアメイクに大きく貢献した。

コース

コース自体は、コースレート・ボギーレートともに決して易しくはないと考えられる。ただし距離が短い。このためグリーンを狙うショットでは、長いクラブを持つ必要がなく、ほぼアイアンやウェッジでのショットとなった。

そして僕のホームコースの入間カントリー倶楽部とは違って、グリーン面が見えるホールが多く、打ちやすかったと思う。逆に打ち上げ・砲台グリーンでグリーン面が見えないホールについては、ホームコースで鍛えられているので苦にならなかった。

ゲームの流れ・メンタル面

真冬だし、右膝のこともあるし、ラウンド中あまり自分に期待していなかったのもよかったかもしれない。前半・西コースを 40 で終えた時は「あぁ、これで後半 40台後半で回っても 80台が出せる」くらいの気持ちだった。「よっしゃ!今日はアルコールフリーで後半も頑張って自己ベスト更新しよう!」などと欲張ったことは考えず、冷え切った体を、焼酎のお湯割りで温めた。生姜焼きで体力回復である。

後半・南コースも調子がよく、パーがたくさん取れている。そう感じて人生初の 70台を意識したのは、3連続パーで 5番を終わり、後半 1オーバー、トータル 5オーバーだと気づいた時である。内心「こんな調子が続くはずがない」「70台は無理だろう」と思いつつも「こんな機会は二度と来ない。頑張れるだけ頑張ってみよう」と考えていた。しかし 6番で 1.8m、7番で 2m のパーパットをわずかに外して決められず、残り 2ホールともパーを取らないと、70台に届かないところまで追い詰められた。

8番パー5 で 1m のパーパットを慎重に沈めて、望みをつないだ。いやが応でも緊張感は高まっている。

最終 9番ではドライバーを左にミス。残り 172ヤード、打ち上げを入れてピンまで 185ヤードもあるラフに残り、ほぼ万事休すかと思われた。しかし「あきらめるのはこのショットをミスってからだ。」そう思って打った 3U のショットがうまくミート、手前のサブグリーンの砲台に当たり横にキックして、メイングリーンの花道に止まる。

残り 25ヤードを 56度のウェッジで寄せたものの、最後の 80cm のパットはさすがに痺れた。だが頭の中では冷静に「芯で打つ。順回転させる」ことだけに集中していた。運命の一打が真っ直ぐ真ん中からカップに入った時の嬉しさ!そして達成感!思わず一緒に回ったメンバーとグータッチした。

ゴルフスクール仲間というメンバーに恵まれたこともあるだろう。10数年前は泊りがけの合宿も行ったこともあり、気心も知れている。当時初心者だった僕が迷惑をかけた先輩たちでもある。最近は一緒に回る機会も少ないので、いい意味で緊張感もあった。

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練習

そういえば、今朝はショット練習をする時間がなく、練習グリーンでパットを転がしただけだった。以前もショット練習をしないで、いいスコアが出たことがある。月例競技でもショット練習をしないというゲン担ぎをしてもいいのかもしれない。

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そうそう、ホームコースの入間カントリー倶楽部において、一昨日はライバルが月例競技でベスグロを出したし、その前日、別の上級者の友人も去年のシニアチャンピオンと一緒にバックティーから回って、79 というスコアを出していた。そんな報告をもらっていたので、大いに刺激を受けたこともあっただろう。

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昨日、右膝に注射して水を抜いた後は、脚がフルに動かせるようになったので、夜そのままゴルフスクールに行き、切り返しのタイミングの調整をしていたのだった。当日の朝は練習しなかったが、前夜の練習でうまく調整ができていた可能性がある。

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余韻に浸る

ゴルフスクールのコーチに知らせたら「ようやくご褒美が来ましたね!今晩は祝杯ですね!」というメッセージが届いた。そう、早速プチ贅沢なビール、Spring Valley で祝杯を上げ、今日の余韻に浸っている。

それにしてもよく 70台にたどり着いたなぁ。緊張の中にも冷静さを保てた自分がいた。ミスもありながら、いくつかの幸運にも助けられ、すべてがいい方向に回転した一日であった。ゴルフを始めて 15年目。そしてホームコースで 83 という自己ベストを出してから、実に何と 5年もの月日が過ぎている。長かった!あきらめずに練習してきてよかった!

そしてハンディキャップは、17.2 から一気に 14.9 まで向上した。WHS における「例外的なスコアによる低減調整」(PDF)なるものが適用され、直近 20ゲームのスコアディファレンシャルが -1.0 となっている。14.9 って、ホームコースの月例杯の Aクラス入りを果たせた、ということになるのではないか?もちろん今回はまぐれであって(何しろ今年に入ってから 96 が 2回ある)、最大瞬間風速みたいなものではあるが、この一瞬においては今年の目標を達成したことになる。まぁ、すぐに馬脚を現して、Bクラスに戻ってくることになると思うが…。

まずは Aクラスに定着できるように実力を磨きたい。今回のまぐれの 70台はともかく、90切り、80台をもっと安定して出すこと。そしていつかホームコースで 70台を出したい。精進していこう。

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おわりに:全ホールの振り返り

最後に、今日のスコアカードを見ながら、各ホールの内容をメモしておく。

西コース

  • 1番 Par 4:
    • ティーショットは左の斜面へ。残り 185ヤード、かなりのつま先下がりの斜面だったが、3U がグリーン近くまで届く。
    • 最初の寄せは 6m を残す。予想以上に転がらず 1m を残すがそれを決めてボギー。
  • 2番 Par 4:
    • ドライバーがナイスショット。残り 127ヤード、9I が少しダフリ 25ヤードを残す。
    • 56度の寄せはオーバー、エッジからパターで 1m まで持ってきて、それを決めてボギー。
  • 3番 Par 3:
    • 120ヤードを PW で乗せる。12m のロングパットを 1m まで持ってきて、それを決めてパー。
  • 4番 Par 4:
    • 200ヤード打つとグリーン前の池に入るホール。
    • 5I でティーショット、残り 95ヤードの打ち下ろしが残る。50度のフルショットでピンを 12m ほどオーバーするが、50cm に寄せてパー。
  • 5番 Par 4:
    • ドライバーは右に。幸いグリーンが狙えるラフにあった。残り 183ヤードを 3U で打つ。
    • ピンまで 30ヤード、寄せは 6m ほどオーバーするが、2パットのボギー。
  • 6番 Par 3:
    • 20ヤードほど打ち上げている短いショートホール。
    • 上りを入れてピンまで 90ヤード、50度のフルショットをするが、グリーンに止まらず奥にこぼれる。
    • 下り 6m をパターで寄せるも、ピン横 2m のパーパットが残る。わずかに外れてボギー。
  • 7番 Par 4:
    • ドライバーがいい当たり。残り 100ヤードの左ラフに行く。
    • PW のコントロールショットで 2.5m にパーオン、バーディパットは惜しくもカップに蹴られる。パー。
  • 8番 Par 5:
    • ドライバーは左ラフへ。5W で残り 85ヤードへ。
    • 50度の当たりはグリーン右にこぼれる。56度で 1m に寄せて、寄せワンのパー。
  • 9番 Par 5:
    • ドライバーは飛んだが左の斜面へ。
    • 残り 205ヤード、打ち下ろしを入れると 195ヤード。かなり厳しい傾斜体が、思い切って 3U で打つが大きくダフってしまう。
    • 残り 110ヤードを PW でパーオン、2パットのパー。

南コース

  • 1番 Par 4:
    • 右の山すそに向けたドライバーがいい当たり。フェアウェイ真ん中、残り 163ヤード。
    • 6I でパーオン、2パットのパー。
  • 2番 Par 4:
    • ドライバーは右へ。OB が近かったが何とか右の斜面の平らな段に残って、命拾いする。
    • 残り 125ヤード、9I が引っかかりショートする。つま先上がりでもあるし、8I のコントロールショットを選択すべきだった。
    • 56度の寄せはピンを 1mオーバーする。きつい下り傾斜、触るだけのパットは無情にもわずかにスライスして外れる。ボギー。
  • 3番 Par 4:
    • ドライバーはまずまずの当たりだったが、左のフェアウェイバンカーに捕まる。
    • 残り 120ヤード、9I でうまくパーオンすることができ、2パットのパー。
  • 4番 Par 5:
    • 長い上り坂が続くホール。ドライバーをミス。5W で残り 115ヤードの地点まで運ぶ。
    • 上りを入れて 127ヤード、9I のショットが左に大きく引っかかる。左足上がりでもあり、8I のコンロトールショットを選択すべきだった。
    • 56度の寄せが 30cm に寄り、パー。
  • 5番 Par 3:
    • 154ヤード、打ち下ろしを入れると 137ヤード。8I のフルショットは大きく左に引っかかる。
    • 56度の寄せが 1.2m に寄る。慎重にラインを読んで、ワンパットのパー。
  • 6番 Par 4:
    • ドライバーはドローがかかって、フェアウェイ真ん中へ。
    • 残り150ヤードのアゲンスト。7I をミスして砲台グリーンの下の花道へ。
    • ここがボールのコレクション・エリアとなっており、ディボット跡がたくさんあるかなり悪いライ。
    • 56度は無理と判断、50度のワンクッションで 1.8m に寄せる。これがカップを覗き込む形で外れてボギー。
  • 7番 Par 3:
    • ピンまで 120ヤード。左の池を嫌った PW のショットは右に出て、ピンまで 12m のところにオンする。
    • 下りのパットが真っ直ぐそのままピンを通過、上り 2m を残す。
    • 返しのパットが弱く、わずかに右に切れる。ワンオン 3パットのボギー。
    • この連続ボギーで後半 3オーバーとなり、後がなくなった!
  • 8番 Par 5:
    • ドライバーは左ラフ。5W で残り 116ヤードまでのフェアウェイまで運ぶ。
    • ピンの奥は OB、PW のコントロールショットで 100ヤード前後を打ち、6m のところへパーオン。
    • 下りのラインでピンを 1m ほどオーバーする。慎重に沈めてパー。
  • 9番 Par 4:
    • ドライバーを左にミス。残り 172ヤード、打ち上げを入れてピンまで 185ヤードもあるラフに残り、ほぼ万事休すかと思われた。
    • 3U がうまくミート、手前のサブグリーンの砲台に当たって横にキックしてメイングリーンの花道に止まる。
    • 残り 25ヤードを 56度のウェッジで寄せたものの、最後の 80cm のパットが残る。
    • 痺れつつも何とか集中、真ん中から沈めてパー。
    • 人生初の 70台達成!

こうして見ると、ミスをしながらも、幸運もあって 70台にたどり着いたのだと、改めて思う。

ゴルフ ラウンド記

感性を磨く:スロースイング・ドリル

注射で右膝に溜まった水を抜いて、ヒアルロン酸を注入。今まで動きが制約されていたのに、水を抜くとフルに動かすことができる。ゴルフは自粛かなぁ、と思いつつも、既に予約してあったゴルフスクールの練習に出かけた。

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スイングで気をつけるべきポイントはいくつかあるが、今日は切り返しのタイミングが早過ぎて、出球が左になっている。とにかく切り返しは急いではならない。

このようにミスショットから、どういうエラーが起こっていたかをきちんと振り返る。それが自分のスイングを感じる第一歩である。今年の練習テーマは、ゴルフの感性を磨くことにある。

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適切な切り返しのリズム・テンポは、自分の感覚で掴んでいくしかない。その感性を磨く練習の一つが、スロースイングである。

フルスイングの形で、ゆっくり最初から最後まで振る。ウッドで 50ヤードも飛ばさない。行きと帰りのスピードがだいたい同じになる感覚。この時、球の行方などは気にしない(ただし左に行ってしまうのは NG)。きちんとフィニッシュを決める。

そしてゆっくりと行っていたフルスイングのスピードを、だんだんと高めていく。するとあるスピードではきちんとフルスイングできなくなる。それが自分にとっての切り返しの速さの限界点。その限界点のスピードを、その時のリズム・テンポを、自分なりにスロースイングの練習を通じて感じ取る。

特にラウンドの前日は、この切り返しのタイミングにだけに特化して調整してもいいくらいである。

月例競技でライバルがベスグロを出した(入間CC)

マンションの理事会と日程が重なったことに加えて、膝に水が溜まってしまったため、新年最初の月例競技(Bクラス)に参加できなかった。しかしその隙(?)に、いつも一緒に回るライバルがベスグロを出したらしい。

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ここに書いてあるように、9番パー5 504ヤードで 2オンしたそうだ。本人曰く「新しいドライバーがよかった」らしい。そういえば先月一緒に回った時も 14番パー4 301ヤードでワンオンしていた。やはり飛距離は武器だなぁ。

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ライバルのいいプレーは刺激になる。こちらも早く膝を治して復帰したいものである。Aクラス入りを目指すなら、Bクラスの月例杯ではベスグロを取るのは、一つの目標になる。4月からは Aクラスと Bクラスの境目がハンデ 15.9 から 14.9 に変更されると聞いており、ベスグロを取るのはさらに難しくなるだろう。

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スイングにおいて気をつけるべきポイント、感じていること

ゴルフの感性を磨く。その一歩として、ナイスショットとミスショットの違いを感じたい。そのためには自分のスイングのチェックすべきポイントを押さえておきたい。

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以前スイングで気をつけるべきポイントは次の四つだと書いた:

  1. アドレス
  2. バックスイング
  3. 切り返し
  4. 体を回す

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今も気をつけるべき、4つのポイントは変わらない。

  1. アドレスで前傾
  2. バックスイングで深く捻転
  3. 切り返しで叩かない
  4. 振り切る

これにスイング全体の力感を加えて、5つのことに気をつけている。脚・下半身を使うことが大切である。

  1. アドレスで前傾
  2. バックスイングで腕と体を同調させて深く捻転
    • 始動時点から、腕と体を同調。常に体の前に手とクラブがあるバックスイングを行う
    • クラブが地面と平行になった時、リーディングエッジが地面を向く(前傾姿勢と同じ角度)
    • 上半身・腕だけでなく下半身・脚も使う(右股関節・右尻を後ろに引く)
  3. 切り返しで「間」を作る
    • 切り返しで急がない。急ぐと上半身から打ちに行ってしまう。
    • 上半身から行くとスイングが詰まる。
  4. 足・脚を使って腰を切る。振り切る
  5. 9I の力感でスイングする
    • 長いクラブほど力が入る。飛ばそうと考えない
    • フィニッシュを決める

ちょっと多過ぎるかもしれないが、上記の 5つがチェックポイントである。ミスショットをした時は、上記のうち何かしらでエラーを起こしている。逆に調子のよい時は、上記のすべてが無意識にできていると思われる。

僕の場合、最も気をつけるべきはバックスイングである。ここにエラーがあると、それ以降はすべて何らかの調整が入り、ミスショットにつながる。

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一方、最近スイングについて感じていることがある。それは、自分の中で、アイアンやウェッジは「縦振り」のイメージになりつつあるということだ。三觜プロが「ゴルフは直線運動」と言っていたこと、「地面に向かって力を出す」と言っていたことが、ようやく理解できるようになってきた。きちんと前傾をキープして、肩のタテ回転を使って、インパクトゾーンを直線的に長く使うイメージである。「肩はタテ回転、ベルトはヨコ回転」というイメージに少し近づいているのではないだろうか?

ただしウッド系の長いクラブになると、ソールを滑らせるイメージがあるので、「縦振り」というよりは「横から払う」感覚が残っている。

一方アイアンも「縦振り」の感覚が強くなり過ぎる時は、要注意である。クラブがアウトに上がってしまっている。

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