2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧
『ダ・ヴィンチ・コード』の翻訳で知られる著者が、翻訳学校での人気講座「誤訳をなくす文法特訓」の内容を本にまとめたのが、『越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文』である。誤読し易い英文、間違い易い構文が集められており、この本を読むと、今まで「…
体・肩が回りきった最終形まで振り抜く練習を続けている。バックスイングしたトップの位置での体の捩じれを感じ、そこから腰を回して(「腰を切って」)スイングする感触も少しづつ出てきた。「腰を切る」感覚を練習するためには、スイング練習の合間に、ク…
カズオ・イシグロ初の短編集『夜想曲集:音楽と夕暮れをめぐる五つの物語』では、副題の通り、音楽と夕暮れをテーマに、五つの奇妙な人間模様が描かれる。緻密な構成の長編を読んだ時とはまた違った味わいがある。原著 "Nocturnes: Five Stories of Music an…
巷では『新々英文解釈研究』など、往年の大学受験の参考書が復刻しているらしい。リタイアしたシニア世代に向けて、ノスタルジーを誘ってのものだろう。何を隠そう、僕もそのマーケティングにひっかかり、ちくま学芸文庫として復刊された高田瑞穂『新釈 現代…
クルーグマン夫妻による経済学の教科書の翻訳(『クルーグマン ミクロ経済学』、『クルーグマン マクロ経済学』)もまだ読み通していないくせに、原著では第2版("Economics 2nd Edition")が出たので購入した(第2版で新しくなったところ)。1,000ページ…
高度成長時代はパイが大きくなるので、黙っていても売上が上がる時代だったと言う。僕たちが就職した頃は、さながら「IT の高度成長」が始まった時期であったろう。多くの友人が電気系・情報系の学科を専攻し、電機メーカーが就職人気ランキングの上位に来る…
最近、東大の先生から聞いた話。僕たちが卒業する頃には人気学科であった電気・情報系を志望する東大生が減っているらしい。30年前の「進振り」では、情報科学や電気電子工学を志望するならば 80点くらいは取っている必要があったのだが、最近では志願者が少…
現在の14本のクラブのセッティングをメモしておく。先日のラウンドはこのセットであった。 ウッド、ユーティリティ 番手1W 3W 5W 7W U4 名前 SasquatchSUMO 5000(2008) TourStageViQ(2006) TourStageViQ(2006) TourStageViQ(2008) TourStageViQ(2006) ロフト…
先日のラウンドの結果をコーチに報告したところ「いよいよハーフ 50台に来ましたね。」そして「飛距離が欲しい」と伝えると、今までやってきたバックスイングでの体とクラブの回転の動きに加えて、フィニッシュにおいて最後まできちんと体をターンさせる練習…
スマート・グリッド(smart grid)の解説として以下の二つの記事を読んだ。どちらの記事も非常によくまとまっている: 日経エレクトロニクス 2009.6.1 「スマートグリッド --- 米国の次世代電力網が目指すもの ---」 The Economist June 6th 2009: "Building…
パズルと言えばニコリ。ニコリの季刊雑誌『パズル通信』の表紙の暗号を解くのが好きだ。たとえば2009年春号(Vol. 126)の表紙は左の図の通り(画像をクリックするとニコリのサイトに飛ぶ): これくらいだとわりあいすぐに解けるのだが、右の図にある2009年…
息子が通う学校の近くで新型インフルエンザの感染者が出たとのことで、息子の学校も様子を見るために一日だけ休校となった。いつかは来ると思っていたが、いよいよ身近にせまってきた。
日本のヘッドハンター(エグゼクティブ・サーチ)の草分けである縄文アソシエイツの古田英明氏の講演を聞く機会があった。彼が探しているのは周りの人を支える上位 5% のリーダー(日本生命機関紙のインタビュー記事:PDF ファイル)。自己犠牲も辞さず、能…
最近、既に確立されたビジネスや長年存在するビジネスの、デジタル化・インターネット化について相談を受ける機会が多くなった。インターネットを使った「ビジネス・エコシステム」をどう作りあげるかという大きな命題であり、既存のビジネスモデルにどっぷ…
泊まりがけのラウンド・レッスン(別名:ゴルフ合宿)の成果が反映されず、不完全燃焼に終わったラウンドから3週間。職場のコンペで成田空港の近くにある京カントリークラブ(YARDAGE)に行く。あいにくの曇り空。後半、小雨に見舞われる天候であったが、何…
村上春樹の小説は好きだが、必ずしも急いで読む方ではない。『ノルウェーの森』のように装丁の美しい本は例外として、だいたいは文庫になってから読むことが多い。今度の『1Q84』もそのつもりだった。先週の金曜日、どの本屋にも『1Q84』(BOOK 1 と BOOK 2…