Muranaga's Golf

46歳でゴルフを始めて10数年。シニアゴルファーが上達をめざして苦労する日々をつづります

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千葉へドライブ、ユニークな二つの美術館を訪ねる

千葉へドライブ、かねてより行ってみたいと考えていた美術館を二つ訪問した。一つめは DIC 川村記念美術館。DIC は昔の社名、大日本インキ化学の方が馴染み深い。その創業家の名前を記した美術館である。東関東自動車道の佐倉IC から 10分ほど。佐倉駅から無…

初めて知る「新版画」の世界

浮世絵は明治時代に廃れてしまったが、大正時代以降、浮世絵・錦絵と同じ技法で製作した版画を、「新版画」と呼ぶ。浮世絵と同様、絵師・彫師・摺師の分業により制作され、浮世絵の復興と近代化をめざした。「新版画」追求の中心となった一人が、版画家であ…

太田記念美術館「歌川広重 - 東海道五十三次と冨士三十六景」

先週はサントリー美術館、今週は太田記念美術館と、毎週、歌川広重を堪能している。「歌川広重 - 東海道五十三次と冨士三十六景」は、広重の東海道五十三次、富士三十六景の展覧会。摺りの違うものを並べてあったり、アダチ伝統木版画技術保存財団による浮世…

サントリー美術館「広重ビビッド」を観て、浮世絵・錦絵の世界に目覚めつつある

2016年4月末から6月にかけてサントリー美術館で開催された展覧会、「広重ビビッド」。浮世絵が好きな人は must see の展覧会だったかもしれない。原安三郎の質の高いコレクションの中から、歌川広重の「六十余州名所図絵」「江戸百景」などを初摺で堪能でき…

横浜美術館「横山大観展 良き師・良き友」、帆船日本丸の総帆展帆・満船飾

横浜美術館で開催されている「横山大観展 良き師、良き友」を観る。美術館の隣りにある mark is の入り口とも連動している。横山大観を中心に、その師である岡倉天心が紹介され、さらには友人である小川芋銭(うせん)、冨田渓仙らの絵も展示されている。 今…

横浜美術館「プーシキン美術館展」と KIHACHI Italian のコラボレーション

横浜美術館の「プーシキン美術館展」に出かける。19世紀のロシアの富豪たちが集めたフランス絵画コレクションを、古典主義に始まり、ロココ、新古典主義、印象派、ポスト印象派、現代絵画までを順にたどっていく。プッサン、ブーシェ、アングル、ドラクロワ…

横浜そごう美術館「山口晃展」を観る

横浜そごう美術館で開催される「山口晃展」に出かける。若手アーティストの作品展示をパロった「山愚痴屋澱エンナーレ 2013」も同時開催。初日、しかも開店直後ということで、人もそんなに多くなく、ゆっくり山口晃ワールドを楽しむことができた。2時間があ…

フェルメール「真珠の耳飾りの少女」を観に東京都美術館へ

かなり混んでいるらしいが、「この機会を逃したら、一生見られないかもしれない。」そう考え、思い切って東京都美術館の「マウリッツハイス美術館展」に出かけた。16:00 にチケットを購入、30分ほど待って入場。肝腎の絵を間近で見るためにはさらに 1時間ほ…

国立新美術館、そして東京の新名所巡り

今年のゴールデンウィークは雨模様。国立新美術館で開催されている「大エルミタージュ美術館展」と「セザンヌ展」に出かける。前日、友人たちが行ったのを Facebook で知り、それに触発された。雨のせいかどちらもそんなに混雑しておらず、観たい絵がある時…

「山口晃展 東京旅ノ介」を見る

仕事納めで半ドンのため、銀座三越で開催されている山口晃展に行く。箱根駅伝を舞台にした三浦しをんの『風が強く吹いている』の単行本の表紙を見て以来、この画家のファンである(現代絵師・山口晃の描く大和絵)。昔と今が同じ空間内に同居する不思議な「…

佐藤雅彦ディレクション“これも自分と認めざるをえない”展

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ちょっと風変わりな展示会である。佐藤雅彦ディレクション“これも自分と認めざるをえない”展。センサー、生体認証(虹彩、指紋、顔)、認識(手書き文字、動作)などの技術により、ふだん自分では気づかない、自分の「属性」が切り出され、それが社会の中で…

三菱一号館美術館 「マネとモダン・パリ」展

丸の内ブリックスクエアの一角にある三菱一号館美術館で、「マネとモダン・パリ」展が開催されている。国立新美術館で開かれている「ポスト印象派」と同様、オルセー美術館所蔵の絵画が数多く展示されている。向こうが「後期(ポスト)印象派」だとすれば、…

オルセー美術館展2010「ポスト印象派」

会社創立記念日で半ドンということもあり、国立新美術館で開催されている「オルセー美術館展2010『ポスト印象派』」を観に行く。オルセー美術館からポスト印象派の115点の作品が展示されることもあり、平日の午後であるにもかかわらず結構混み合っていた。し…

現代絵師・山口晃の描く大和絵

三浦しをんの『風が強く吹いている』。単行本も文庫本も、画家 山口晃 がカバーや挿画を描いている。特に単行本のカバーの鳥瞰図は大和絵の技法を使っており、箱根駅伝のコースが一望できる。目をこらしてみると、小説の内容が緻密に描き込まれているのがわ…

星野道夫 学校向け写真展

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「星野道夫 学校向け写真展」が、子供の学校で開催されたので観に行く。約30点の代表的な作品を1週間、無料で貸し出す。先着順らしいが、申込む学校が多く「奇跡的に」当選したとのこと。さもありなん。星野道夫の美しい写真は、アラスカの大自然と、そこに…

横浜トリエンナーレ 2008、 赤レンガ倉庫、海上保安庁資料館

横浜トリエンナーレ2008の会場の一つ、横浜赤レンガ倉庫に出かける。3年前の前回は子供も楽しめる展示があったのだが、今回は難解な映像作品が多い。立ち止まってみるものの、そのまま「うーん」としばらくたたずむことになる。展示場の隣りに海上保安庁の資…

国立新美術館でフェルメールを見る

フェルメール「牛乳を注ぐ女」を観るために、国立新美術館に初めて足を運んだ。アムステルダム国立美術館の改装工事期間中に、本作をはじめ、その所蔵の絵が世界中に貸し出されているとのこと。この絵は日本では最初で最後の公開と言われている。今回展示さ…

通勤電車で読む美術書

大型の美術書もいいが、「迷宮美術館」シリーズ、「謎解きフェルメール」などハンディサイズの美術書は、通勤電車の中で読むことができる。絵や画家にまつわる謎や逸話そのものも興味深いが、何と言っても、美しい絵を眺めることで疲れた心が癒される。通勤…

美術書をまとめ買い

箱根の美術館めぐり の後、思い立って美術書を何冊かまとめ買う。「原寸美術館」シリーズは「目から鱗」のような驚きがある。また同じ出版社からフェルメールをはじめとする「西洋絵画の巨匠」シリーズが刊行されている。印刷技術の進歩もあり、大型の美術書…

箱根:美術館めぐり

今日は美術館めぐり。午前中、彫刻の森美術館を訪ねる。美術館の敷地に湧き出る温泉を使った「足湯」を楽しむ。 map:x139.0528y35.2440:map:h160昼食はポーラ美術館のレストラン・アレイにて。前回来たときに美味しかったコロッケがなくなっていて、ちょっと…

横浜トリエンナーレ2005

秋晴れ。横浜トリエンナーレ2005に出かける。さまざまな現代アートの世界。目を引いたのは大きなサッカーゲーム。一人が 1選手を操作する。見知らぬどうしで即席チーム編成、子供と一緒に楽しんだ。そしてふだんは入ることが出来ない山下埠頭からの眺めがす…

箱根

近年、箱根に行ったときによく立ち寄るのが神奈川県立生命の星・地球博物館。今回はポーラ美術館の印象派展が収穫。また、美術館にあるレストランのランチは、いつも結構楽しみにしている。

美術書・本

2007.2.12:美術書をまとめ買い 2007.2.21:通勤電車で読む美術書 2007.10.6:国立新美術館でフェルメールを見る 2009.7.24:現代絵師・山口晃の描く大和絵 2010.12.29:「山口晃展 東京旅ノ介」を見る 2013.4.20:横浜そごう美術館「山口晃展」を観る 2016.…

美術・芸術のある生活・展覧会・美術館・博物館

2005.8.7:箱根:生命の星・地球博物館、ポーラ美術館 2005.10.1:横浜トリエンナーレ2005 2007.2.4:箱根:美術館めぐり 2007.10.6:国立新美術館でフェルメールを見る 2008.7.20:国立歴史民俗博物館の充実した展示に驚く 2008.10.26:横浜トリエンナーレ …