Web2.0 とは何かについては、Wikipediaに簡潔にまとめられているし、Tim O'Reilly のエッセイが参考になる。最近この翻訳がCNET Japanの特集に掲載された。また梅田望夫さんの blogでも、関連する URL が多く紹介されている(ここでは英語の勉強の副教材として)。
Tim O'Reilly の文章の最後に、Web2.0 時代を生きる会社のコア・コンピタンスの 7要素がまとめられている。
- Services, not packaged software, with cost-effective scalability
- Control over unique, hard-to-recreate data sources that get richer as more people use them
- Trusting users as co-developers
- Harnessing collective intelligence
- Leveraging the long tail through customer self service
- Software above the level of a single device
- Lightweight user interfaces, development models, AND business models
われわれが行っているネットサービスも、メタ情報のデータベースや日々のサービス運営、ユーザ参加型でデータを収集していくことなどに競争力を求めており、上記にあてはまるものが多い。サービスの API を公開して、独自の経済圏をこの上に構築していくことで、収益逓増の正のフィードバックに持っていけるかが今後の鍵と考えている。