Flickr などに上がっている写真を見ると、今回のイスラエルのハマスへの攻撃がもたらした結果は実に痛ましい。そういう中で The Economist (Januarty 3rd, 2009) の社説 Gaza: the rights and wrongs を読んでいると、戦争を正当化するには次の3つのテストに合格しなければならない、という一節があり、ちょっと驚かされた。
In general, a war must pass three tests to be justified. A country must first have exhausted all other means of defending itself. The attack should be proportionate to the objective. And it must stand a reasonable chance of achieving its goal. On all three of these tests Israel is on shakier ground than it cares to admit.
一つ、自国を守る他のすべての手段を尽くした後の最後の手段であること。二つ、達成すべき目標に対して「つりあった」（proportionate）攻撃であること。三つ、目標達成の見込みが十分な（すなわち、効果的な）攻撃であること。
The Economist の読者層にはこのような記述がさしたる抵抗感なく受け入れられるという感覚なのだろう。自分のナイーブさを思い知らされるような気がした。
