Muranaga's Golf

46歳でゴルフを始めて10数年。シニアゴルファーが上達をめざして苦労する日々をつづります

ツアー開催コースで 3連続「100切り」(裾野CC)

気の置けない長年のゴルフのライバルたちとのラウンド。シニアツアーが開催される裾野カンツリー倶楽部はタフなコース。ここ 1年間ほどの間に 2度挑戦して 2度ともやられている。しかしいろいろ戦略を考えさせられるコースでもあり、三たびの挑戦。結果は IN: 48(18パット)、OUT: 49(19パット)、計 97(37パット)、両ハーフとも 50を切る「完全制覇」での「100切り」達成で、何とか粘ってリベンジを果たすことができた。今回はキャディーさんに的確にショットの距離とパッティングのラインをアドバイスしてもらったのもスコアに貢献した。セルフで回っていたらどうなっていたことか。

そしてこのところ、森永高滝、武蔵丘、裾野と、ツアー(女子・シニア)開催のコースに挑戦して、3連続で「100切り」できたのがとても嬉しい。100 を切るどころか 110 さえ叩いてしまうという、この半年間の「長いトンネル」をようやく抜けた気がする。ショットの安定度が少し増したのと、アイアンの飛距離が伸びたこと。9I を使ったランニング・アプローチの距離感が合ってきたこと。技術的にはこういったことが貢献していると思うし、また精神的にも、大叩きした後も気持ちを切り替えて粘ることが、少しづつできるようになっている気がする。


DateCourse (rate)YardParScoreShotShortG / PT / GBPenaltySituation
2015.5.3裾野CC IN→OUT (69.1)62567297484942553730晴れ、風、9.0ft

  1. スコア:97、パット:37
  2. ショット:42、ショートゲーム:55、ペナルティ:0
  3. パーオン率:27%(4 ホール)、ボギーオン率:33%(6 ホール)
  4. バーディ率:0%、パー率:22%(4 ホール)、ボギー率:38%(7 ホール)
  5. ダブルボギー率:22%、トリプルボギー以上率:16%
  6. フェアウェイキープ率:28%、OB 発生率:0%、ペナルティ率:0%、バンカー率:11%

ショートゲーム数は 55 でまずまず。ショートゲーム 4つ叩いたのは、No.16、No.2、No.6。ペナルティが 0 というのは珍しい。初めて裾野CC で池ポチャしなかったことになる。パーオン 4ホールも上出来。

OUT の上がり 3ホールですべてボギーにしないと、50 を切れないというところまで追い込まれたが、これを全部ボギーで上がれたのは粘った証し。ただいずれも 1m - 1.5m のパーパットを外してのボギーであり、少々悔しさが残る。

今回、ドライバーは右に出てそのままドローがかからず帰ってこないショットが多く、安定しなかった(ただインサイドアウトに振る練習テーマを実践できていた可能性はある)。一方、アイアンについては、グリーンを狙う肝腎なところで何度か大きなミスがあったものの、ほぼ安定してグリーン方向に飛んでいた。左足下がりからでも大きなミスなく打てるようになりつつあるし、ディボット跡からも 8I で打てたりした。

ただ最近飛距離が伸びたのか、あるいは裾野のような標高の高いところだと飛ぶのか、距離感が合わずグリーンをオーバーしたり、奥からの下りのパットが残ったりする場面が多かった。感覚的にはいつもより 1番手下げてもよかったのかもしれない。5I: 160Y、6I: 150Y、7I: 140Y、8I: 130Y、9I: 120Y、という感じだ。芯を食う当たりだと 8I でも 140Y 飛んだりする。ホールごとにフォローになったりアゲインストになったりする風の影響も大きかったと思う。

ウェッジを使う 30-70Y からのアプローチも、オーバー気味。ボールを止める技術がないのだから、手前からランを計算して 10Y くらい前に落とすつもりでスイングすべきだろう。たとえば 50Y のピン位置であれば 40Y にキャリーする。最近は「ダフラせてもよい」くらいの気持ちでボールの数cm 手前から滑らせるように打っているのが奏功して、トップを防いでいる。左脚体重、そしてアプローチでも腰の回転を忘れないこと。ライが悪い時は迷わず 9I の転がしに切り替えている。

連休中の行き帰りの東名高速について。連休中の日曜日でもあり、渋滞をどうやって避けてたどり着くかが課題であった。ゴルフ場には 7時には着きたい。朝 4時過ぎに家を出て、4時半に友人をピックアップ。新子安から首都高・保土ヶ谷バイパス経由で東名に。5時過ぎ、横浜町田IC から海老名まで少し混み始めていたものの、6時には足柄SA、ゴルフ場に 6時半に到着することができた(スタートの 1時間45分前)。6時を過ぎていたら東名の渋滞に巻き込まれていたことだろう。帰りも 15時にゴルフ場を出発、東名の綾瀬バス停の辺りから少し混み始めていたものの渋滞はゼロのまま、16時に東名川崎IC へ。16時半に友人を送っていき、17時には帰宅することができた。

3連続「100切り」の祝杯は、つばめグリルのドイツビールで。

以下はラウンドメモ:

  • 前回の武蔵丘が高麗グリーンで、かなりきちんと打つ必要があった。その距離感を払拭すべく、練習グリーンで何度もボールを転がした。
  • IN No.10: 516Y L
    • 1W は何とかフェアウェイ、しかし 5W が右に。7I でフェアウェイに戻し、残り 180Y を 7W で。左のガードバンカーに捕まり、出すだけ。結局 6オン 1パットのダボ。
    • 朝一ホールは何かとバタバタする。まぁ、こんなものか。
  • No.11: 337Y M
    • 1W は右にスライスして右の斜面の途中で止まってしまった。PW でフェアウェイに戻す。しかし球はディボット跡にはまり込んでいる。アンラッキー!
    • 残り 130Y、8I を選択。フェアウェイバンカーから打つつもり、絶対にダフラせないつもりで打つとうまい具合に飛んでグリーンエッジまで 3Y 付近のところに。ここから AW で乗せて 4オン 2パットのダボ。
    • 連続ダボ。なかなかボギーが取れない。
  • No.12: 152Y S
    • 今日のティーは 131Y。8I で 1オン 2パットのパー。
    • 8I で 135Y ほど飛んだことになる。風?標高?
  • No.13: 402Y M
    • 距離のあるミドルホール。1W がよく、残り 190Y の打ち上げ地点へ。5W をいったん握るも、打ち上げでグリーンはバンカーに囲まれているので、無理せず 7I に変更、残り 60Y 地点へ刻む。
    • AW がグリーンをオーバー、残り 16Y ほどを 9I で転がし、1.2m のところへつける。1パットのボギー。
    • AW はもっと手前に落とすべきだった。9I の転がしはよい武器になる。
  • No.14: 377Y M
    • フェアウェイ左半分が池で、2打目の選択が鍵となるホール。
    • 1W は右ラフに。ピンまで残り 160Y。池・クリークを絶対に越したいので、大きめの 9W を選択。低めの弾道でグリーン手前からグリーン上を転がって、30Y ほどオーバーしてしまった。AW でボギーオン、2パットのボギー。
    • 2打目は 5I でもよかったのかもしれないが、池を越えられるか自信が持てなかった。
  • No.15: 330Y M
    • 1W は右ラフに。残り 125Y を 8I でグリーン奥にパーオン。11m ほどの下りを 2パットで沈めてのパー。
    • このパーで前半の2つのダボを取り返し、ボギーペースに戻したことになる。
  • No.16: 351Y M
    • 1W は右ラフに。残り 170Y を 7W で打つがトップして、60Y 地点に。AW がやはりオーバー気味にボギーオン。
    • 残り 14m ほどの下りのロングパット。最初のパットを打ち切れず、8m ほど残してしまう。3パットのダボ。ファーストパットを打てなかったのが悔しい。
  • No.17: 149Y S
    • 池越えのショートホール。今日のティーからだと 158Y。5I がうまくヒットせず、左へ 100Y ほど転がる。幸運なことにウォーターハザードの杭に当たって止まり、ペナルティは避けられた。
    • 残り 50Y の AW はまたもオーバー気味。残り 14m を 2パットで沈めてのボギー。それにしても助かった。ツキがある。
  • No.18: 528Y L
    • 第3打が池越えとなる名物ホール。毎回、ここで池に入れてしまう。
    • 左斜面ぎりぎりを狙った 1W は気負い過ぎて引っかけてしまい、林の中に。7I でフェアウェイに戻すのみ。ここから 5W で残り 150Y の地点まで。
    • さぁ池越え、と気負い過ぎた 6I は大ダフリで 25Y ほど前へ。残り 125Y、気を取り直して 8I で何とかグリーンを捉えるものの 3パットしてしまい、トリプルボギー。
    • 苦手なホール攻略ということで気負い過ぎた。1W の引っかけ、6I のダフり、3パットを反省。
  • ランチの後は苦手とする OUT への挑戦。どれだけ粘れるか。
  • OUT No.1: 358Y M
    • 1W は右斜面のラフへ。残り 170Y ほどのつま先上がりのライを 5W で思い切って打つが、やはり左に。
    • 残り 50Y を AW で、またもオーバー目にグリーンオン。2パットのボギー。
  • No.2: 496Y L
    • 苦手とする S字 のロングホール。
    • 1W は右ラフへ。気負い過ぎた第2打 5W はシャンク気味に前にころがったのみ。7I でフェアウェイに戻した後、さらにアイアン、アプローチに 3打を要して 6オン。2パットのトリ。
    • うーん、苦手意識があると、逆に気負い過ぎてしまうのかな。No.18 ホール同様、ショットが乱れた。
  • No.3: 370Y M
    • ずっと右に出ていたドライバー。今回は少し叩き気味に打ったところ、左 OB 方面へ。ところが何と木に当たってフェアウェイ真ん中に戻ってきた。ラッキー!
    • 残り 145Y、フォローを 7I でパーオン。2パットのパー。OB だったはずがパー。何という幸運!
  • No.4: 151Y S
    • 141Y アゲインスト。7I で左奥、ピンまで 13m くらいのところにオン。パー。
    • いつもより番手を下げているが、それでもオーバー目。今日はアイアンの飛距離が出ている。
    • 連続パーで、2番のトリを取り返した。
  • No.5: 359Y M
    • 右ドッグレッグのミドルホール。1W はミスショットで左へ。7I でフェアウェイに。残り 130Y フォローを 8I で打つがショートしてしまい。4オン 2パットのダボ。
    • いわゆる「素ダボ」。2打目、3打目にもっと集中!
  • No.6: 322Y M
    • ここも苦手意識のあるホール。左のカート道方向が狙い目だが、190Y の谷を越さないと OB になる。一方、右のフェアウェイに刻むためには、160Y 以内に収める必要がある。
    • ティーイングショットは 5I でフェアウェイをキープ。残り 145Y アゲンスト、打ち下ろし。気合いの入る 6I はダフってしまい、残り 90Y の地点へ。目の前に木がありスタイミー。7I のハーフショットで転がすが、思ったより左に球が出てしまい、ガードバンカーに捕まる。
    • 柔らかい砂。ここを一発脱出できず、目玉になり、これも出せず。3打目でようやくグリーンオン。6オン 2パットのダブルパーを叩いてしまった。
  • No.7: 355Y M
    • 残り 3ホール、すべてボギーで上がれば、OUT で 50 を切れる。前のホールの失敗は忘れて、残り 3ホールに集中したい。
    • 1W は久しぶりによい当たり。220Y 近く飛び、左のフェアウェイバンカーの直前まで行く。130Y フォロー。バンカーに取り囲まれているので、大きめの 8I で確実に前のバンカーを越す戦略。
    • 残念ながらグリーンをヒットするも、そのままグリーンを転がったようで、グリーン奥 30Y の地点にボールはあった。ライもよくない。パーオンを逃したものの「乗せればボギーオン、これでいいんだ」と心の中でつぶやきつつ、9I で慎重にころがしたところ、思いがけずピンまで 1.2m のところまで寄った。
    • しかしこれを残念ながら 1パットで沈められずのボギー。惜しかった。
  • No.8: 168Y S
    • 160Y アゲンスト。いつもなら 9W だが、5I でしっかり打つ。ボールは右目に出て右のガードバンカーを越したラフへ。ピン横で距離感はぴったりであった。
    • 13Y ほどをパターで 1m まで寄せたが、そのパットをまたも外してしまい、ボギー。少し引っかけてしまった。
    • 2回あったパーチャンスを 2回とも逃してしまった。
  • No.9: 535Y L
    • ダウンヒルのロングホール。ここもグリーン前に池が待ち構えている。No.7、No.8 とショートパットを外してのボギーで、最後ここでボギーを取るしかなくなった。
    • 1W は右にスライスして右ラフへ。5W の第2打は当たりはよくなかったが、残り 140Y の地点まで転がってくれた。
    • ピンまで 140Y、フォローの風。7I だと大きいが、8I で池ポチャも避けたい。迷った末に 7I を選択、グリーン前に落ちた球はそのまま二段グリーンを駆け上って、ピン奥 16-17m のところへ。3パット必至である。しかし 8I を選んでいたら池を越せていたかどうか…。
    • 上の段から大きくスライスするライン。距離感がうまく合ってピンまで 1.2m のところへ。最後のショートパット、左カップいっぱいのスライスラインと読んだが、カップ左に蹴られての 3パット、ボギー。
  • 上がり 3ホールはいずれも短いパーパットを外してのボギーで悔しい。しかし曲がりなりにも OUT: 49 として、トータル 97 の「完全制覇」100 切りを達成した。

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