Muranaga's Golf

46歳でゴルフを始めて10数年。シニアゴルファーが上達をめざして苦労する日々をつづります

2024年のゴルフを振り返り、2025年の目標を立てる

2024年はゴルフの上達を実感した年だった。8回連続 80台で回ったこと、ホームコースである入間カントリーのバックティーから「90切り」できるようになったことが、上達を示すよい例である。その結果、なかなか突破できなかった「ハンディ15の壁」をついに越えることができ、月例競技での Aクラス入りを果たした。

そして初夏から秋にかけては平均ストロークも 80台となり、7月にはハンディキャップも 13.3 と自己ベストを更新した。9月には人生初のイーグル、しかもショットイン・イーグルを経験。ショットの精度が徐々に上がっている気がしていた。

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しかし 10月にバックティーから 86 という自己ベストを出して以降、突如不調に陥り、90 を切るどころか 100 を叩く始末。好調だった時のスイングがどうだったのか、わからなくなってしまった。

そこに全くの初心者の状態から 16年間お世話になったコーチが、ゴルフスクールをやめるという悲報が追い討ちをかけ、迷いの森から抜け出せないまま、年末を迎えてしまった。そして最後にハンディキャップを 15.2 としてしまい、2025年の月例競技は Bクラスに戻って出直しを期すことになった。

ある意味、ジェットコースターのような1年だったと言えるかもしれない。

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直近 5年のスタッツの変化を表で、またゴルフを始めて以来 16年間のスタッツの変化をグラフで示す:

成績:2020年 - 2024年

成績:2008年 - 2024年

成績:2008年 - 2024年

2024年のスタッツを振り返ると、KPI の結果は、前年に比べておしなべて改善しており、上達が数字としても表れている:

目標 → 実績 / 対目標 / 対前年:

  • A クラス入り:7月 - 12月
  • 年末ハンディキャップ:14.9 → 15.2 / +0.3 / -0.5
  • ベストハンディキャップ:14.9 → 13.3 / -1.6 / -1.6
  • 平均ストローク:91 → 91.7 / +0.7 / -2.6
    • ショット(60Y 以上):39 → 40.1 / +1.1 / -0.6
    • ショートゲーム(60Y 未満):50 → 50.3 / +0.3 / -1.5
    • ペナルティー:1.5 → 1.3 / -0.2 / -0.5
    • パット:32 → 32.7 / +0.7 / -0.3
  • パーオン率:16.7% → 14.4% / -2.3 / - 1.1
  • パーオン +ボギーオン率:72.2% → 67.2% / -5.0 / +4.7
  • フェアウェイキープ率 :57% → 51.7% / -5.3 / +0.4

何より平均ストロークが 2.6打よくなっているのが嬉しい。しかもホームコースのバックティーからのラウンドが、全 50 回の 1/3(17回)を占めている中での改善である。

2.6打の内訳だが、パットも含めたショートゲームで 1.5 打よくなっている。60ヤード以上のロングショットも 0.6打よくなり、ペナルティーも 0.5打減らすことができた。全体にわたって改善しているの評価してよいだろう。

ただロングショット数が減っているのに対して、パーオン率が低いままなのは、大いなる課題である。これはグリーンを狙うショットの確度が上がっておらず、ショートゲームでカバーしたことを示している。

一方、目標達成度で言うと未達ばかり。年初に立てた KPI の目標値は少しアグレッシブに過ぎたのかもしれない。

2025年の目標は、まずレギュラーティー(白)から 80台(84-86)を出せる実力をつけること、そして Aクラス復帰を果たして、バックティーからコンスタントに90切り(87-89)できるようになることである。

そのための KPI は次の通りに設定する。太字が目標(カッコ内:対前年):

  • 目標:A クラス復帰・定着
  • 年末ハンディキャップ:14.0(-0.9)
  • ベストハンディキャップ:13.0(-0.4)
  • 平均ストローク90(-1.8)
    • ショット(60Y 以上): 39.5(-0.6)
    • ショートゲーム(60Y 未満): 49.5(-0.8)
    • ペナルティー1.0(-0.3)
    • パット:32(-0.7)
  • パーオン率 16.7% +ボギーオン率 55.6%72.2%(+5.0%)
  • フェアウェイキープ率:57%(+5.3%)

平均ストローク、それを構成するショット(60ヤード以上)とショートゲーム数(60ヤード未満)、ペナルティー数については、『ロジカルゴルフ』の尾林弘太郎プロの「3分割スコア」表の LEVEL 8 の値を参考にしている。

3分割スコア( Ⓒ尾林弘太郎 2008.1.1)

この目標を達成するためには、どんな技術力をつけるべきか? 80台を出した時()と、そうでない時のラウンド()を振り返ると、自分のミスの傾向がある程度明らかになる。そのミスをどう減らしていくか。ミスショットをどうつなげてスコアメイクしていくか。

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そう考えると、次のような技術が必要になると考えられ、練習するテーマになる:

  • ショット:
    • ドライバーは 2打目が打てる場所へ運ぶ
      • 本当はもっと飛距離が欲しい!けど…
    • グリーンオン率:40%
      • フェアウェイウッドの精度:グリーンサイドに運ぶ
      • ショートアイアン 8I 以下は 50% はグリーンに乗せる
    • スイングの技術ポイント
      • 正しいアドレスからバックスイングの深い捻転
      • クラブの重心管理:常に身体の前にクラブがある意識
      • 下半身の動きを意識:上半身の脱力
      • フィニッシュがとれる力感・リズム
  • ショートゲーム:
    • 40 - 100ヤードを 10ヤード刻みで打って、必ず乗せる。できればワンパット圏内(5m - 10m)
    • 30ヤード以内をワンピン以内(3m 以内)に寄せる
    • バンカーからは必ず一発でグリーンに乗せる
  • パット:
    • ロングパットを 1m 前後に寄せる
    • 1m - 1.5m のミスをなくす(芯で打つ)
  • マネジメント:
    • 60% のショットをつないでいく
    • 常にニュートラルなメンタルで、ミスを連続させない
    • スコアにこだわらず、目の前の一打に集中するゲリラ・ゴルフ
    • 素ダボを減らす(ボギーオン、3パット撲滅)
    • 3ホール毎を 2オーバーでまわる

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パーオン率が低いということは、2打目以降のショットに改善の余地がある。まず必要なのは、本番における欲・怖れのない平穏なメンタルと脱力。6,000 ヤード前後のレギュラーティーからは、アイアンでのグリーンオン率を高める。6,500 ヤードあるバックティーからは、ウッドの精度・ミート率を高めて、グリーンサイドに運ぶ。

そこから先のショートゲームは、とにかくゲリラ・ゴルフである。泥臭くパーを狙う。ダボを減らす。そのために目の前の一打に集中する。

安定して 80台を出すために、ダブルボギーを打たないゴルフが求められる。井上透プロの提唱する「90切りのスコアメイクの5ヶ条」を心に刻もう。

  1. スタートホールでダボを打たない
  2. 9番と18番でダボを打たない
  3. パー3 でダボを打たない
  4. パーやバーディのあとにダボを打たない
  5. ダボのあとにダボを打たない

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日々の練習としては、素振りをはじめ、レールを使ったパット練習、1ヤードのアプローチを、毎日欠かさずに続けたい。ホントはここに筋トレも加えるべきなのだろうけど…。

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ゴルフの考え方、必要な技術や練習方法、練習器具については、倉本昌弘プロの本や、三觜喜一プロの本や動画、TASKGOLF(Jacobs 3D)、吉本巧プロの動画などを参考にしている。

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特に三觜喜一プロの教えは、今までのゴルフスクールのコーチに習ってきたことと相通じるものがある。

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Jacobs 3D 理論をベースに開発された、TASKGOLF の 3D Swing Mentor という素振り練習器具は、クラブが身体の前にある重心管理を身につけるためのもの。これを導入してからしばらくして、ショットの精度がよくなり、Aクラス入りを果たすきっかけになったと感じている。

今年は TASKGOLF の復元力のあるシャフト Kinetics Flow で、しなり戻りが使えるようなドライバーの打ち方を学びたい。

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そして 2025年は新たに、JLPGA ティーチングプロのレッスンを受けることにした。心機一転。さらに飛躍するきっかけにしたい。

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ゴルフ 通算成績

1年の振り返り

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