Muranaga's Golf

46歳でゴルフを始めて10数年。シニアゴルファーが上達をめざして苦労する日々をつづります

同級生:「けものみち」の途中

教養学部の時に同じクラスで、学生時代にソフト会社を起業、現在も CTO をやっている同級生と会食。一緒に飲むのは 20数年ぶりである。当時の共通の知り合いが今どうしているかに始まり、お互いがどんなことをやっているのか、どんなことができるか、話は弾んだ。特にベンチャーとして彼らがどうやってサバイブしてきたか、さらには会社を成長させ、グローバルな開発体制をどう作りマネジメントしているかなど、興味深く拝聴した。

  • 当初は電機メーカーの研究所と競合することが多かった。メーカーではできないこと、あるいは独立系のソフト会社だからできることをいろいろ考えた。うまく行ったこともあれば数多くの失敗もした。
  • シリコンバレーでもソフト開発のアウトソーシングは当たり前になりつつある。Google だけが特殊。
  • 3年後の技術・世の中を予測しながら経営をしている。

未来はどうなるかわからないが、現時点では、起業したベンチャーを上場させ、成長させている点において、彼らは成功していると言ってよいだろう。それは決して「高速道路」を突っ走った結果ではなく、「けものみち」をひたすら切り拓いてきたものだ。創業経営者である彼と、大企業で管理職になっている自分。20数年間歩んできた道の違いを改めて感じる。しかし違いはあれ、それぞれが一所懸命目の前の道を歩いてきたのだとも思う。互いに異なる立場にあるが、こうやって再会して話をして原点を確認する。そしてこれからのことを語り合う。二人ともいまだ「けものみち」の途中なのである。