上がり3ホールで 8オーバーと叩き、とても悔しい思いをした Bクラスの月例杯から 1週間。シングルプレーヤーを含む親しい友人たちと、バックティーからラウンドする。今週の練習で、今までにはない感触を掴んだ気がしていたこともあり、何とか「90切り」を果たしたい。そう思って、89(OUT:45、IN:44)を目標として臨んだ。
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前半 OUT は不調のドライバーを、好調の 5W と 100ヤード以内のアプローチショットで粘って 45。後半 IN はアプローチとパットが冴えて 4連続パーがあり、42。先週 8オーバーを叩いた上がり 3ホールは、その悔しさと反省を活かして、何と 1オーバーで締めることができた。
結果は OUT:45(16パット)、IN:42(13パット)の 87(29パット)。先週のリベンジを果たすとともに、ホームコースのバックティーから、初めての 80台を達成することができた。
距離のあるバックティーからということで、どうしても力んで叩きに行ってしまうのだろう。ドライバーショットは全くの不調で、テンプラすること何と 4回。全然、前に飛ばない。距離の残ったセカンドショットを、フェアウェイウッドで取り戻し、何とかボギーオンさせるというゴルフが続いた。
1番ホールで寄せワンのパーを取ってからはずっとボギーが続く。9番パー 5では、メンタルの弱さを露呈し、ショット・アプローチのミスをしてダボとしてしまうものの、目標通りの 45 で OUT を終える。
44 が目標となる IN は、11番・13番とアプローチミスからダボを先行するも、直後の 12番・14番でパーを取り返す展開が続く。残り 4ホールを 3オーバーで行けば「90切り」できる。先週も叩いたように、17番・18番は難しいので、15番・16番のどちらかでパーが欲しい。
15番の短いパー4 は寄せで 70cm に寄せられてパー。これで気合が入った。
16番は先週 1.5m ほどパーパットを打ち過ぎて 3パットのダボを叩いている。その反省を踏まえて、残り 5m のパーパットをジャストタッチで打ったところ、何とこれがカップイン!望外のパーが来た。
17番は右奥から下る難しいアプローチが残るが、ワンクッションさせて、ピンを 3m ほどオーバー、上りのスライスラインが残る。カップ一つ切れると読んで打ったパットが、何とこれもカップインしてパー!
トリプルを叩いても「90切り」できる状況で、最終 18番パー 5を迎えた。友人たちには「5I で確実にフェアウェイをとらえる手もあるんじゃない?」などと言われながらも、当たり前のように不調のドライバーを握る。ところがこれが何と大テンプラ!100ヤード先のフェアウェイにも届かずラフに沈み、「90切り」に黄信号が灯った。
だがここから今日好調な 5W が活躍する。第2打・第3打とも 5W で、残り 75ヤードの打ち上げ地点まで運ぶ。50度のウェッジで打った第4打は、わずかにグリーンを右に外してしまうものの、ここから 30cm に寄せて、何とかボギー。「あのドライバーの大ミスからよくボギーを取ったな」という最終ホールとなった。
16番・17番のミドルパットが入っていなかったら、「90切り」はかなり薄氷だったと思う。好調のパットに感謝するとともに、距離の長いバックティーからの 80台達成を支えてくれたのは、フェアウェイウッドであった。ドライバーをミスするも、5W で残り 100ヤード前後に運び、それを確実にボギーオンさせ続けたのが奏功した。
そうやって粘っているうちに、パットが入ると言うご褒美が来た。そんなラウンドであった。
Date | Course (rate) | Yard | Par | Score | Shot | ShortG / PT / GB | P | Situation | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2024.4.20 | 入間CC OUT→IN (71.8/95.7/129) | 6573 | 72 | 87 | 45 | 42 | 41 | 46 | 29 | 2 | 0 | 9.5t、晴れ |
- スコア:87、パット:29(1.61)
- ショット(60Y以上)41:、ショートゲーム(60Y未満):46、ペナルティ:0
- パーオン率:11.1%、ボギーオン率:61.1%
- バーディ率:0%、パー率:33.3%、ボギー率:50.0%
- ダブルボギー率:16.7%、トリプルボギー以上率:0%
- フェアウェイキープ率:57.1%
- OB 発生率:0回、ペナルティ率:0回、ガードバンカー率:2回
- パー3 計 +4 以下:+4
- パー4 パー 4H 以上:3H
- パー4 セカンドでグリーンを狙える 7H 以上:6H
- パー5 計 +2 以下:+3
- トリプルボギー 2H 以内:0H
- トリプルボギー直後 +1内:0/0
- グリーンオン率(60Y以上)50% 以上:5/18
結果的に 80台に到達できたからよかったようなものの、9番のダボは大反省である。
- ドライバー・5W を成功させ、残り 120ヤードからの第3打:
- 「乗せてパーを取りたい!」という欲からか、トップするミスでグリーン右に外してしまう
- 第4打のアプローチ:
- 大ミスのトップ。グリーンを横切って左のバンカーに入ってしまう
- ここも「寄せたい!」欲が働いた。身体でターンせず、手を使ったアプローチになってしまった
- 第5打のバンカーショット:
- 脱出はさせたものの、グリーン上に止まらず、再びグリーンを横断してしまう
- 第6打のアプローチを何とか OK 圏内に寄せてのダボ
本当にメンタルが弱い。欲とミスへの怖れが、大きなミスを生んでいる。
今回のドライバーの不調を自分なりに分析すると、バックスイングの捻転不足だと考えている。腕と身体を同期したバックスイングを意識するあまり、背中をターゲットに向ける動きが不足していた。捻転不足の状態から切り返すので、どうしても腕に力が入って叩きに行ってしまう。そのためにヘッドが上から入って、テンプラを連発したし、うまく当たってもフェード系の球筋になっていた。
スイングにおけるチェック・ポイントを、本番中にも思い出せるといいのだが…。
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シングルプレーヤーの友人は、けっして好調とは言えないものの、43、42 と着実に 85 というスコアを作っている。今回はたまたま 2打という差であったが、そこには「90台の世界」と「70台の世界」との大きな違いが存在する。
とは言え、ホール・バイ・ホールのマッチプレーだとしたら、今回はオール・スクエア、引き分けであった。今日だけは A クラスのゲームができたのではないかと思う。スコア・ディファレンシャルは 13.3。ハンディキャップは 15.6 に戻ってきた。
B クラスの月例杯で 3ヶ月連続でベスグロを出した僕のことを、口の悪い友人は「B クラス最強」とからかうが、僕としては「A クラス最弱」をめざしたい!バックティーから行われる Aクラスの月例杯の平均スコアは 90 前後と聞く。今日のようなプレーができれば「Aクラス入り」だけでなく「A クラス定着」が可能になる。
今日もほぼ 50組入っていたが、先週のようにショートホールで 4組待たされるような事態はなく、ハーフ 2時間半でまわることができた。月例杯の時はワンペナが存在せず、林の中や崖下のようなトラブルになっても、最後まで打ち続けなければならない。月例杯の日に 50組入れなければ、ハーフ 3時間超というような異常事態は避けられるのかもしれない。
一緒にまわった気の置けない友人たちと、いつもの蕎麦屋で祝勝会。昼休みの間に「90切り」したらビールを奢ってもらう約束をしていたので、それを果たしてもらう。15番ホールあたりから「90切り」に向けて、打数をカウントして激励してくれた友人たちに感謝!それはそれでプレッシャーにもなっていたかもしれない訳だが、結果よければすべてよし。「一緒にまわったメンバーがよかったと、ブログに書け」とも言われており、この通り、その約束も果たした。
最近の AI ビジネスの話もしながらも、ゴルフ談義に花が咲く。バックティーからの狙いどころを教わったり、ゴルフのルールを確認したり(2度打ち、1クラブレングスか 2クラブレングスか、マッチプレーでの注意点)、どうしたら本番と練習・素振りの差をなくせるのかを論じたり、数ある YouTube のスイング習得メソッドをカテゴリー分けして整理したり、重心管理や地面反力といったキーワードの意味するところを解説したり、倉本節の気持ちよさを共有したり、パッティングレールや 3D Swing Mentor の有効性を説いたり…。ゴルフ上達に向けて話は尽きない。
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