Muranaga's Golf

46歳でゴルフを始めて10数年。シニアゴルファーが上達をめざして苦労する日々をつづります

車のバッテリーが上がり、JAF を呼ぶ

3連休中に車のバッテリーを上げてしまった。家族が来るのを待つ間、エンジンを切って音楽を聴きながら本を読んでいたら、バッテリーが上がってしまい、あわてて JAF を呼ぶ羽目に。エアコンをつけたままであったこと、待ち合わせに予想外に時間がかかり、気がつかないうちに 30分ほどたっていたことなどが失敗の原因。JAF は 20分くらいで来てくれ、事なきを得た。

黄色の大きな JAF のトラックを見ていたら、10数年前のアメリカでのできごとが思い出された。アメリカに住み始めて1ヶ月足らずの頃、住んでいたアパートの地下駐車場で車の盗難騒ぎがあり、僕の車もイグニッションが壊されてしまった。その日は保険会社とか車の修理屋探しなどで苦手な英語の電話をかけまくり、相当疲弊した。最後に AAA(American Automobile Association、トリプルA) のトラック(towing truck)に来てもらい、その運転手の案内で何とか近くのガレージまで車を牽引してもらって修理するところまでこぎつけたのであった。

この時の AAA のおじさんは本当に親切で、車を買ったところへ連絡してもなかなか埒が明かなかったところを、自分の知り合いだというガレージまで案内してくれた。ただ、このおじさんの英語がほとんど何と言っているかわからなかった。彼に "....(何たらかんたら)....." とまくしたてられ、こっちが何度も "Pardon?" と聞き返すものだから、彼もさすがにうんざりして "Whatever." と言って黙ってしまった。この時ほど自分の英語が通じないことに落ち込んだことはない。車の盗難事件にあったというショック、無事修理できるだろうかという心配、その上まったくことばが通じないおじさんのトラックに同乗して見知らぬところに連れて行かれる、という二重三重の不安が重くのしかかった一日であった。

今回は日本だし、JAF のおじさんときっちり話が通じるし、書類の手続きもよく理解できる。日本に住んでいることの有難みを改めて噛みしめつつ、「そういや、冬のアメリカではバッテリーが上がることを kill battery とか dead battery とか言っていたなぁ。」とぼんやり思い出したりした。